本を読みたい周期に入ったので、最近よく図書館に行きます。
興味のある本を片っぱしから購入する財力は残念ながらありません。
読むのはハウツー本やライトノベル。
もともと活字が苦手なので、追々ハードカバーの小説も読みたいと思っています。
一番新しく読んだハードカバーといえば1年前に読んだ「夏の塩」が最後だもんな~。
ってBLかーい!
読んだのはハードカバーだったんですが、もう販売されてないみたいです。
「妖怪ウォッチのメダルを探しているんですけど・・・」
いつものように散歩帰りに図書館へ立ち寄る。
今日はモタさんの本が読みたい気分、などと本棚を眺めていたある日のこと。
突然「すいません」と声をかけられた。
横を見ると、立っていたのは40代くらいの男性。
ラフな格好の、いたって普通そうな人である。
「あのー、妖怪ウォッチのメダルを探しているんですけど、この辺で売っているところってないですかねぇ?」
は、はぁ。
なぜ私に聞いた。
メダルとか詳しいのは小中学生か親御さん世代だぞ。
見るからに独身女の私になぜ聞いた。
しかも図書館で。
「姪と甥がほしがっていて探してるんだけど、○○(デパート)も□□(大手玩具店)もなくってー…」
そうですか。
「僕、福岡から越してきたばかりでお店とかよくわからなくて」
デパート一通りなかったのなら私もわかりません・・・。
「タ○ンワークのおもちゃ屋さん、片っぱしから電話かけてみては?」と一応返す。
「そうですねー・・・。あ、僕の甥と姪が4人もいるんですよ!それでね、妖怪ウォッチのメダルほしがってて、あっちこっち探しまわってるんですよ。」
あ、話が広がりだした。
まずいな、ほたるのひかり(閉館十分前の合図)が流れている。
帰っていいですか。
「それで、越してきたばかりで友達とかいなくて・・・もしよかったら、友達になってくれませんか?」
急展開。
昨今のアニメくらい展開が早い。
話はぜんぜん盛り上がっていないぞ。
共通の趣味とかないぞ。
友達になりたい要素ひとつもないぞ!
目的はそれだったのか。
まぁ薄々わかってはいたよ。
もう少しアプローチの仕方を練ろう。
「彼氏に怒られる」と断ったら諦めて帰ってくれたので、私も足早に図書館をあとにしました。
怒ってくれる彼氏ほしいな~。
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一目惚れ→速攻アタック!が通るのは漫画の世界だけ
実はこんな感じで年に1回くらい知らない人から声をかけられます。
バイト中、コンビニを出てすぐ、スーパーの帰り道、などなど。
漫画で時々ありますよね。
一目惚れしてその場でアタックされて、最初は怖かったけどそのうち気になって両想いになる・・・みたいな。
しかしこのような機会を与えられて、現実で同じことをされると怖いということがわかりました。
最初怖かったら次はない。
そのうち気になってくる日は来ない。
急展開は二次元の中でだけ成立するものでした。
黒髪の地味女。
引っかけやすい人間に見えるんだろうな~。
都合よく使えそう、とかあやしい壷を買ってくれそう、とか。
しかしそう見える人ほど引っかからないものです。(当社調べ)
不審者扱いされる可能性もあるのでご注意ください。
アタックは計画的に。