「おれも横向きになるにゃ!」
ホワイトボード用のマーカーが書けなくなりました。
新しいのを買うまで違うペンで代用できないかな~と検索していた時に知ったんですが、あれって横向きで置いておかないといけないんだそうですね。
周知の事実ですか?
私は初耳でした( ̄□ ̄;)
ホワイトボードマーカーは縦に置くと寿命が縮まる。
マーカーを縦置きにすると中の顔料インキが沈んだり、ペン先が目詰まりして綺麗に書けなくなるそうです。
ホワイトボード用マーカーのインクは
- アルコール等の溶剤
- 顔料(着色料)
- 樹脂
- 剥離剤
この4つで構成されています。
これらが均等に混ざっていると綺麗にインクが出て文字を書くことができるんですね。
それぞれの液体は比重が違い、一番重たいものが色をつけるための顔料。
ペン先を上にして置いておくとこの顔料が底に沈み、いざ使うときに色が出なくなってしまうというわけです。
逆にインクを出そうとペン先を下にして保管しておくと、顔料がペン先(出口)付近に溜まって目詰まりを起こし、インク自体が出にくくなってしまいます。
これやってしまっていたんですよね。
インクをペン先まで集めたらいっぱいインクが出て綺麗に書けるだろう、とペン先を下にして保管してたんです。
でも全然書けるようになりませんでした。
フタの開け閉めを頻繁にしていないのにすぐ書けなくなる、という人は縦に置いていませんか?
試しに次のマーカーは横向きで保管してみてほしいです。
マーカーのおしりの方が丸くなっているのはその為なんだそうです。
立てられないように、と。
そう考えるとホワイトボードの受け皿は理に適ってますね。
自宅のホワイトボードにはペンを差す穴もありますが、そこには差しちゃいけないということで。
受け皿がなくマグネットでくっつけておくマーカーが、お尻の重みでどうしても縦向きになると思います。
その場合はマーカーの反対側の端にマグネットを付けるか、マーカーをくっつけた横にマグネットをひとつ置いてそこに掛けておきましょう。
横置きにしてるのに書けない時はアルコールが揮発してなくなっている可能性があります。
除光液や無水エタノールにペン先を一晩くらい漬けてみてください。
少し書けるようになるかもしれません(^^)
ホワイトボード用のマーカーはタッパー等のプラスチックなど大抵のものにも書いて消せるので、ボードが無いお家でも一本あると便利ですよ~。