最終更新日:2017年12月31日
クリスマスが終わったらあっという間に大晦日とお正月がやって来ますね。
今日はお正月にぴったりな栗きんとんの作り方を、備忘録の意味も含めて書いておこうと思います。
栗金団(くりきんとん)は、日本の料理のひとつ。主におせち料理に用いられる。「金団」は金の団子もしくは金の布団という意味で、転じて金塊や金の小判などに例えられ商売繁盛・金運・財運をもたらす福食として、正月のおせち料理の定番となったものである。
Wikipediaより
ほう。金運を上げる料理としておせちに入れられているんですね。
我が家はおせちを作ることはありませんが、栗きんとんは大好きなのでコレだけ毎年作っています。
出来たものを買えばパッケージ外すだけで食べられるので楽なんですけどね(^^;
祖母の作る少しかたいものに慣れてしまったため、祖母が作らなくなった今は私が引き継いで作っています。
栗きんとんの作り方
材料
さつまいも ・・・500g(皮込みで)
栗の甘露煮 ・・・好きなだけ(我が家は200gを1瓶)
くちなしの実・・・1個
水 ・・・1/2カップ
砂糖 ・・・大さじ2杯
上記の分量で大体15㎝四方のタッパー1つ分くらい作れます。
それぞれが食べる量にもよりますが3~5人分くらいでしょうか。
クチナシの実は近所のスーパーで売ってましたが、なければネットでも買うことができます。
作り方
1.下ごしらえ
さつまいもを2㎝幅の輪切りにし、皮を剥きます。
皮を剥くときは厚めに、2~3㎜くらいで。
さつまいもは切るとアクのせいで断面が変色してきます。
なるべく早く皮を剥き、水にさらすようにしましょう。
(変色しても食べられます。きんとんの見た目にもあまり影響はありません。)
クチナシの実は軽くつぶしてお茶パックに入れておきます。
お茶パックに入れてから叩いてもいいんですが、袋が破ける可能性があるので気を付けてください(笑)
栗の甘露煮は食べやすい大きさに切っておきましょう。
1個そのままでもいいし、4等分でもいいし、お好みで。
私は量と食べごたえを考えて半分にしています。参考までに。
2.炊く
さつまいもを切ったら鍋にさつまいもとそれがかぶるくらいの水、お茶パックに入れたクチナシの実を入れてコンロの火をつけます。
沸騰したら、そのまま吹きこぼれないよう注意しながらさつまいもが柔らかくなるまで待ちます。
15分くらいかな?竹串がスッと通ったらOKです。
3.つぶす
さつまいもが炊けたら火を止めてクチナシの実を取り除き、鍋のお湯を3分の1くらい残して捨てます。
あ、捨てると言ってもシンクに流さずコップか何かに取っておいてくださいね!
あとで固さを調節するときに使います。
そして砂糖と甘露煮の汁(入れすぎると甘くなります)を入れ、鍋の中でさつまいもをつぶします。
裏ごしとか面倒なんでしませんw
すりこぎやマッシャーを使ってごりごりと、形が無くなるまでつぶしましょう。
潰したら味見をして、砂糖を足したり甘露煮の汁を足したり、好みの甘さに調節してください。
4.煮る
最後に栗を入れて少し煮ます。
煮ると言ってもほんの少しでOKです。
きんとんの固さは水分の飛び具合で調節しましょう。
火にかける時間が短ければ柔らかく、長ければ固くなります。
固くなり過ぎたときは先ほど取っておいたお湯を入れて混ぜると再び柔らかくなります。
良い具合になったら火を止めて冷まし、タッパーや重箱に詰めればできあがり!
完成
※写真はイメージです。今年作ったら差し替えますm(__)m
手作りすると甘さが調節できるので、甘いものが苦手な父も食べてくれるのもメリットなんですよね。
裏ごししてないので繊維がバリバリ入っていますが、お通じはよくなるはずです(笑)