よしまのメモ帳

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【東京旅行記③】銀座「スワンベーカリー」のお手軽で優しいパンを食べました♪

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当記事で東京グルメ(?)についての記事はラストとなります。

以前書いたポメスプローストが旅行初日最後のご飯でした。
3泊4日だったのですが、2~3日目の食事はイベントのフードコートとコンビニ弁当ばかり食べていたので割愛します(笑)

最終日の4日目、以前食べた「アメリカン」のサンドイッチを買おうと東銀座へ向かいました。
歌舞伎座の手前の道を下がればいいんだよね、よしよし。と東京駅からグーグルマップを見ながらてくてく歩いて行きました。

そして無事アメリカンの前に着くと、ドアの前に看板が。


「本日のサンドイッチは売り切れました」


ガーン!!(゜Д゜;|||)


いえ、時間が遅かった私が悪いのです…
しかしあの美味しい食パンをもう一度食べたかった…


まぁそんなことを嘆いてもサンドイッチはないので、1分で気を取り直して東京駅に戻ろうと東京駅方面に適当に歩いていたところ、ひとつパン屋さんの前を通りました。

目に入ったのはガラスから見えるパンの数々。
階段を2、3段上がったところにある看板の「焼きたて」の文字に惹かれて入ってみることにしました。

銀座「スワンベーカリー」のパンを食べました!

スワンはブログ記事にする予定が無かったのでお店の写真を撮っていませんでした。何卒ご了承くださいませm(__)m
なんならパンに目が行きすぎて店名すら覚えていなかった自分。袋を見て知りました( ̄▽ ̄;)

さて、お店の中に入ると窓際にズラーッとパンが並んでいるほか、真ん中にもテーブルがあって美味しそうなパンがいくつも置かれていました。

窓と反対側、奥に少し行くとレジが。
その左側にはカウンターのようなイートインスペースもあります。

時間は午後4時を過ぎていたのでお客さんは2~3人ほどでしたので、イートインだったらゆっくりとした時間を過ごすことが出来たことでしょう。(新幹線の時間があったため叶わず。)

今回私は新幹線で食べるものと、ついでにパン好きの母へのお土産として良さそうなものとして、以下の3つを購入し持ち帰りました。

  • ショコラ
  • 塩パン
  • ハッピークリームパン

人気トップ5だったかな?その内の3つみたいです。

チョコチップたっぷり「ショコラ」

まずは新幹線の中で夕飯代わりにショコラをいただきます(^^)
こちらは焼き立てでした!

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あーつぶれてる(T_T)

本来は直径15㎝くらいのドーム型で、まるいふわっとしたパンなんですよ!

チョコチップが入っているパンなんですが、とにかくその量が凄い。

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どどーん。

光りの関係でツヤっぽくなっていて若干気持ち悪いですね(笑)

パン生地は外側が弱めの「サクッ」とした食感(分かりづらい)で、中は先ほども書きましたがふわっとした味つけパンのようになっています。

「チョコチップを混ぜて焼きました」というものは白いパン生地で作られることが少なくとも地元では多いのですが、これはほどよく焼き色がつくパンなので珍しく思いました。

チョコチップがぎっしり入っているおかげで口の中がチョコで満たされます。幸せ。
これはかなり好きなパンですね。

バターたっぷりしっとり「塩パン」

続いて、帰宅してから塩パンをいただきました。

ブームから定番化している塩パン。
シンプルな味だからこそいろんなお店のものを食べてみたいのです。

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こちらも焼きたてだったのですが、新幹線に4時間半乗ってたらすっかり冷めてしまいました(当たり前)

見た目は普通の塩パンですね。

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パンの裏はバターでツヤツヤとしていて美味しそう。
個人的にバターを多く使っているものが好きなので嬉しいです♪

食べてみますと、見た目どおり普通の味がします。
普通に美味しい。

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底のツヤツヤ感ほどバターの味や香りはしませんでしたが、それがしつこくなくて◎。

外・中ともやや固めの食感で、しっかり噛むことで軽いけど十分な満足感を得ることができます。
しっとりしていて食べやすくもありますね。
素朴な塩パンです。

ダブルクリームの「ハッピークリームパン」

同じく帰宅後、塩パンのデザートとしてクリームパンを食べました。

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上にクリームで可愛いハートマークが描かれています。
これだけで幸せになれそう(^^)

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ここからクリームが入れられている模様…

カスタードかと思ったら白いクリーム(ホイップではない)入りでした。←白いクリームが苦手。
でも母と半分こにしたので美味しくいただくことができました( ̄▽ ̄)

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底にはちゃんとカスタードクリームが入っていましたよ~。
ダブルクリームです。好きな人にはたまらないはず!

白いクリームは少し甘めですが脂っぽくありません。
カスタードクリームは少しザラッとしていて固めで、手作りだな~とあらためて感じる素朴なクリームです。

パンとクリームの割合も多くないので、クリームパンといってもあっさりペロッと食べられるんじゃないかと思います。
また食べたい(*´▽`*)

最後に

銀座の一角に見つけたスワンベーカリー。
記事を書くにあたってお店について調べたところ、障がいのある人もない人も共に働き、共に生きていく社会を目指して作られたお店だということを知りました。

日本の障がい者の数は人口の約6%、約724万人といわれています。働いている人の大半は全国に6,000箇所以上ある共同作業所や小規模授産施設におり、1カ月の給料が1万円以下という低さで自立するには、ほど遠い現状です。

福祉施設の幹部職員に経営のノウハウを伝授しなければ低賃金からの脱却は望めないことを痛感した小倉前理事長は「製品」や「作品」作りではなく、一般の消費者を対象としたマーケットで売れる「製品」創りをめざしたセミナーを1996年から全国各地で開催し、意識改革に取り組んできました。

この過程で月給10万円以上支払うことを実証し、お手本を示す必要から「焼きたてのおいしいパン」店構想に着眼しました。「アンデルセン」「リトルマーメイド」を全国展開しているタカキベーカリーの高木誠一社長という良き理解者、協力者を得て、同社が独自に開発した冷凍パン生地を使えば障がい者でもパンが焼けることが分かり、さっそく実践に移しました。

1998年6月スワンベーカリー銀座店が第1号店としてオープンし現在直営店4店、チェーン店は24店をこえ、各地に展開しています。
働いている障がい者の数は、全店で370名をこえ、知的、精神、身体に障がいのある方を雇用しその7割以上が、知的障がいの方たちです。

スワンベーカリーの命名者は故・小倉理事長で、みにくいアヒルの子と思っていたら実は「白鳥=スワン」だったというデンマークの童話作家アンデルセンの作品がヒントになっています。

スワンベーカリー内「スワンについて」より

このことは調べるまでまったく知らずにパンを買い、食べました。
全体的に素朴な味のパンで、食べているとその中に優しさを感じたんですね。

この優しさは何だろう?と思っていたのですが、このような理念があることを知ってスワンベーカリーで働いている人の一生懸命さや優しさが込められているからなのかな、と今となって思ったりしています。

東京駅から歩いて行けますし、お値段も今回ご紹介したものは1個200円以下で気軽に入って食べられるパン屋さんです。
ホテルが近ければ朝食として買っておいてもいいかな。

お近くの方はもちろん、旅行途中で「ふとパンが食べたくなった、でもコンビニもなぁ…」と思う人にもオススメできるお店でした。

銀座って高いお店ばかりというイメージがありましたが、アメリカンといい、少し身近に感じられるようなお店も結構あるのかもしれません。
今度行ったらまた散策してみたいです。銀ぶらってやつ?(笑)

店舗情報

 

住所  :東京都中央区銀座2-12-15
電話  :03-3543-1066
営業時間:7:30~19:00(土曜日のみ9:00~17:00)
定休日 :日曜・祝日

 

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