最終更新日:2020年4月4日
健康オタクの母が「ガッテン!」というテレビ番組の録画を見ておりまして。
何でも「その場スキップ」をすると血管が若返るらしいのです。
とても興味深い内容だったので、ブログに書き留めておこうと思います。
美容と健康に「その場スキップ」が良いらしい
方法はとっても簡単。
その場でスキップをするだけです。
…と、これだけ書くとこの記事を読み始めた方に怒られそうなのですが、
本当にこれだけなんです(笑)
その場で片足をしっかり上げて軽くジャンプ。
次に上げる足を変えてまたジャンプ。
これを20回1セットとして、朝昼晩と1日3回行うだけなんです。
?
若返りのカギは「毛細血管」
何故スキップするだけで若返るのか?
ポイントは「毛細血管」にあります。
毛細血管とは小動脈が細かく枝分かれして網目状になった血管のことです。
皮膚の下や内臓の周りなど、体のいたる所にうじゃうじゃと張り巡らされています。
なんと血管の99%を占めているんですって!
この毛細血管は酸素や栄養を体のすみずみまで送り届けてくれる大切な器官なのですが、加齢により劣化したり減少しまいます。
60~70歳代の人の毛細血管は20代の人にくらべてなんと約4割も減っているのだとか。
4割って、人によっては半分くらい減っている人もいそうですよね。
血管が半分減るって…聞くだけで身体大丈夫かな?と思ってしまいますが(@_@;)
血管が少なくなれば当然、酸素や栄養が行き届かないところが出てきます。
たとえば顔。
コラーゲンやビタミンなどの栄養が行き届かないと、お肌の新陳代謝が悪くなり、シミやシワを増やす原因となってしまいます。
内臓にも毛細血管は繋がっていますから、肺や肝臓などに栄養が行きづらくなってしまうと肝機能・呼吸機能の低下など悪影響が出かねません。
毛細血管の劣化=体の老化に繋がるわけです。
逆にいうとこの毛細血管の減少を食い止めることができれば、また増やすことができれば、若返ることが出来るんですよね。
幸いにも毛細血管は強いヤツみたいで、一度劣化しても枝分かれしている根っこの血管、行きつくところ心臓がしっかりあれば(当たり前ですがw)、再生する性質を持っているそうです。
なので心臓からビュッビュッとしっかり血液を送ってあげれば劣化して途切れた血管もニュッニュッと伸びて復活してくれるとのこと。
そのために大切なのが「血流を良くすること」で、手っ取り早く血行を良くする方法が今回の「その場スキップ」というわけです。
スキップをすることでふくらはぎを使いますよね?
ふくらはぎには血液を心臓に戻すポンプ機能があり、この機能を高めることでよりしっかりと血液を巡らせることが出来るんです。
現代人はデスクワークが多く血液が下の方に溜まりがち。
その場スキップを行うことで血流の良い状態を保つことができ、むくみ解消などの効果も期待できます。
その場スキップの効果
番組では検査で血流の悪かった4人の男女にその場スキップを1週間だったかな?何日か続けてもらっていました。
その結果、なんと平均で51%も血流量がアップしていたのです。
中には「寝るまで身体が温かい状態が続き、熟睡できた」という人もいらっしゃいました。
自分も試してみたところ、1セットやっただけでも体がポカポカに!
夏場ということもあってめちゃくちゃ暑い!w
これは冬場にやると温まれそうだと感じました。
そして意外なことに、疲れ目が軽くなるという副産物もありました。
目の周りには毛細血管がそれはもうびっしり張り巡らされているので、そこの血流がよくなったことで目の筋肉の緊張がほぐれたのだと考えています。
これは予想していなかったので嬉しい効果でした(*´艸`)
ウォーキングや入浴でも血流はアップしますが、アップ率が一番高いスキップがオススメです。
スキップが出来ない人はかかとの上げ下げを20~30回で1セットとして1日3回行っても良いとのこと。
これなら外出先でもしれっとできそう?
要はふくらはぎを使えばいいので、スキップ以外にも縄跳びやジョギング等でも効果は得られるのではないかと思います。
最後に
血管といえば「脳のために気をつけなきゃな~」くらいにしか思っていませんでしたが、体全体の健康と、さらに美容まで影響が出るものなのだとあらためて感じさせられた放送でした。
その場スキップは室内でテレビを見ながらでも簡単に行える方法です。
冷え性やむくみなど、血流が悪いなぁと感じる方は是非お試しあれ!