よしまのメモ帳

思いついたことを書き留める雑多ブログ。コメント欄は設けていますが基本的に反応しません。ご用の方はお問い合わせフォームよりご連絡お願いいたします。

爪を噛む、髪を抜く…ストレスはないのに自傷癖がある原因と治す方法を考える。

スポンサーリンク

f:id:yoshimamo:20181025193317j:plain

爪を噛む、

ささくれを剥く、

髪の毛を抜く、

自分の体を傷つける癖は自傷行為とか自傷癖と言われます。

そして原因はストレスや緊張が主だと。

でも、ストレスを感じていないのにこのような行為をしてしまう人も少なくないのではないでしょうか?

痛いし見た目的にも良くないし、できることなら止めたいですよね。

今日はそんな自傷癖の原因と治す方法を考えていきたいと思います。

ストレスがなくても自傷癖がつく原因

かくいう私も自傷癖が治らない1人です。

自然に治ったものも含めると、かなりの癖があります。

  • 爪を噛む
  • 爪を剥く
  • 髪の毛を抜く
  • ささくれを摘む
  • 唇の皮を剥く
  • かさぶたを剥ぐ
  • ニキビをつぶす

剥く系のなんと多いこと!(笑)

ささくれや唇は下手すると血が出てしまって痛いんですよね。
でもなかなかやめられなくて…。

ストレスや手持無沙汰から一時的に酷くなることもあります。

ただよくよく振り返ってみたところ、これらの行為には2つの心理があることに気がつきました。

  1. 完璧主義である
  2. 快感を得ている

以下、詳しく説明していきます。

1.完璧主義である

自分の性格で

  • 100%のクオリティにしないと気が済まない
  • 綺麗に掃除しないとイライラする、気持ちが悪い

という完璧主義な部分はありませんか?

このような性格は、身のまわりや身なりだけならともかく、自分の身体にも反映されると自傷癖となってしまう可能性があります。

ふいにできてしまったささくれや唇の皮剥け、かさぶた等はデコボコしていたり、色が違ったりして。

髪の毛だったらアホ毛の手触りが嫌で抜いてしまうとか。

不備というか満足いかない点があると我慢できなくて、整えようとして摘んだり剥いだりしてしまうんですね。

余計悪化するとわかっているのに、そのときの衝動を抑えきれず傷つけてしまう。
そして予想どおり悪化して、さらに弄ってしまう…という悪循環に陥ってしまうわけです。

完璧主義をやめる

この場合の解決策として、心当たりのある方は完璧主義をやめてみましょう。

完全にやめるとストレスになってしまうので、生活に支障が出ないくらいほどほどに手を抜いてみるんです。

  • 100%頑張っていたものを、80%くらいで良しとする
  • 少々の寝グセなら気にしないようにする

などなど。

特に身体に関しては適当でいきましょう。
爪が伸びっぱなしでもささくれていても、別に死ぬわけじゃありません。

傷つける前に整える

また、癖が出る要因を作らないことも大切です。

ささくれが気になるならハンドクリーム、唇ならリップクリームでしっかりケアを。

髪の縮れ毛が気になるならトリートメントを使うなどしましょう。

髪の毛のケアに関しては当ブログでも書いているので、参考になれば幸いです。
【髪の毛の手入れが面倒な人へ】普段のシャンプー+3分でそこそこ綺麗な髪になる方法

2.自傷から快感を得ている

もうひとつの原因は、傷つけることで快感を得ているパターンです。

たとえば

「かさぶたを剥がすとなんだかスッキリした」

という経験はありませんか?

ガサガサがなくなるというのもありますが、ペロン、と捲れる瞬間が気持ちいいんですよね。

ニキビとかも同じ類かと思います。
つぶすと芯が出てきて、達成感というか「出てきた出てきた♪」という謎の嬉しさがあったり。

その感覚が気に入ってクセになり、繰り返してしまうんです。

中には痛いこと自体が快感という方もいるかもしれません。ドMですね!(暴言)

自傷=不快と覚えさせる

ドMの方を除くこちらの改善方法としては、見出しのとおり「傷つける=不快」と脳に覚えこませることが有効かと思います。

たとえば爪噛みやささくれには、苦み成分が入ったマニキュアを塗るとか。

上記のマニキュアはギネスに認定されるほど苦い成分が入っているそうです。
逆に舐めてみたい気もしますが…(笑)

あとから悪化したことを後悔するのとは少し違って、癖が出ると同時に自分に不快な思いをさせることで本能的に「これ(癖)はやらないほうがいい!」と思わせるんです。
「パブロフの犬」の逆バージョンですね。

協力してくれる人がいる場合は、癖が出るたびにホイッスルを吹いてもらったり、つねってもらっても良いでしょう。
瞬間的に「うわっ」と感じることをしてもらうのがポイントです。

物理的に触れなくする

とはいっても意志だけで快感に打ち勝つことは大変ですよね。

なので、強制的に触れない状況を作ってしまうのもひとつの手です。

  • 帽子をかぶる
  • 絆創膏を貼る
  • 手袋を着ける
  • マスクをする

ものにもよりますが習慣は3ヶ月でつくられると言われます。

まずは3ヶ月を目安に触れないようにし、自傷する習慣を断ちましょう。

 

まとめ

以上、ストレスはないのに自傷癖がある原因と治す方法について考えてきました。

まとめると

  • 完璧主義をやめてみる
  • 自傷癖=不快と覚えこませる
  • 触れないようにする

もちろん無意識下でストレスや心のSOSを出している場合もあります。
大前提として、自分の心と身体の声をしっかり聞いてください。

ただ「こういう原因もあるよ~」ということで少しでも参考になれば幸いです。