シーズン終わってしまいましたがプロ野球の話をします(笑)
今年の夏、ソフトバンクホークスファンの父から「野球観に行こう~。チケット買っといて~。」との催促お誘いがありまして、野球観戦をしてきました。
何にしてもチケット購入といえばいつもは「チケットぴ〇」とか「イー〇ラス」を利用するところなんですが、ホークス戦ってチケットの購入方法としてAIチケット(アイチケット)というサービスがあるんですよね。
AI=人工知能が過去のデータからチケット価格を決めているそうで、面白そうだったので今回利用してみることにしました。
今日はそんなAIチケットでの購入方法と、実際に利用してみた感想について書いていきたいと思います。
AIチケット(アイチケット)って?
AIチケットはプロ野球・ソフトバンクホークス戦のチケットを購入できるYahoo!JAPANのチケットサービスです。
過去の販売実績データに加えて、リーグ内の順位や対戦成績、試合日時、席種、席位置、チケットの売れ行きなど多様なデータから、試合ごとの需要をAI (機械学習) により予測し、需要に応じて価格が変動するチケットです。
2019年から始まった、できたてほやほやのサービスだそうですよ!
一般のプレイガイドでは「この席種で〇円」と一定価格で販売されますが、AIチケットでは1席単位で人工知能が需要を予測し、価格を決めています。
単純に考えればよく売れる試合は高くなるし、消化試合など需要が少ない試合のチケットは安くなることで売れ残りを防ごうということだそうです。
価値と価格をその都度合わせてくれるチケットサービス、といったところでしょうか。
また一般プレイガイドは紙チケットですが、AIチケットは電子チケット(eTicket)のみという特徴があります。
対象試合・座席
AIチケットで購入できる試合はヤフオクドームで開催される公式戦(交流戦含む)となります。
クライマックスや日本シリーズ、オープン戦などの販売はありませんのでご注意ください。
ざっくり「4~9月にヤフオクドームで行われる試合」と覚えておきましょう(雑!)
また座席には限りがありまして、2019年の時点で内外野席あわせて15000席が販売対象とのこと。
ただ「2020年度は一部特別席を除く全席をAIチケットで販売する予定」とのことなので、利用者数・利用チャンスはこれからどんどん増えていきそうです。
発売日
チケットの一般発売日時は他プレイガイドと同じく、開催月(チケットを取りたい月)の2か月前の第4日曜日、午前10時からです。
5月の試合であれば3月の第4日曜日、
7月であれば5月の第4日曜日の10時からとなります。
AIチケットでのホークス戦チケットの買い方
AIチケットを利用するうえで必要なものは2点です。
- Yahoo!JAPANのID・パスワード
- クレジットカード(visa・JCB・MasterCard)
また購入の際は、チケット1枚あたり220円の手数料がかかります。
発売日になったらYahoo!チケットへアクセスし、「ソフトバンク」や「ホークス」などホークス関係のキーワードを入れて検索します。
シーズン中はおすすめチケットとしてトップページに表示されている場合も。
検索結果に出たホークス戦をタップまたはクリック。
早くアクセスして希望の座席を取れるよう、10時までにこのページを開いておきましょう。
(これ以降のページを開いて10時になったらリロード、としても良いかもしれない)
時間になったらページを開いて申込みボタンをタップorクリック、
表示されたカレンダーまたはリスト表示から希望の日時をタップします。
「申込み」ボタンをクリックして…
希望の試合を選びます。
試合を選んだらチケットの価格帯を選ぶページが出るので、最低価格と最高価格を設定しましょう。
安い分には無料でもいいので(笑)、最低ラインはそのままで良いでしょう。
最高価格は、自分だったら1万円くらいまでにしますね。
コカ・コーラシートを取りたいなら指定なし(デフォルト)で。
とはいえ人気試合のチケット取りはスピード勝負ですから、通常はなにもいじらず即「次へ進む」をタップして座席選択画面に進んだ方が良いです。
価格はあとから確認できますから!
「はじめる」をタップして、
青い部分の「この辺で観たいな~」というエリアをタップして拡大します。
拡大されて細かい座席が出たら、青くなっている席の中から希望の場所をタップして選択。
選択した席が黄緑色に変わり、ページ下部に枚数・金額・席種が表示されます。
内容に間違いなければ「次へ進む」をタップして進みます。
私は経験ないですが、選択した席を他の人が先に確保してしまってエラーになることがあるかもしれません。
その場合は戻るかアクセスしなおして別の座席を選択しましょう。
ちゃんと進めたら、あとは案内に従って確認や支払い方法の登録などを済ませ、購入を確定させます。
支払い方法はクレジットカードのみ
申し込みが完了したら
- 申込み内容確認メール
- チケットのpdfファイル(eTicket)が添付されたメール
この2通が届きます。
自動メールとはいえ、念のため不備がないかきちんと確認しておきましょう!
注意:制限時間内に購入を!
注意点として、「チケット〇あ」とかもそうなんですが、仮確保したチケットには制限時間があります。
10分以内に申し込み完了させないとエラーになってイチからやり直しになってしまうので気をつけてくださいね。
まぁサーバーのタイムアウトなどで10分経たずにやり直しになることもあるので、席を確保したらサクサクと手続きすることをおすすめします。
発券・利用方法
AIチケットは「eTicket」という電子チケットなので、配送されてきたりコンビニで発券する必要はありません。
メールに添付されていたpdfファイルを事前に印刷して持っていくか、スマホでファイルを開いて、当日ゲートでバーコードを読み取って入場します。
▽印刷したチケット
モザイクの部分にバーコードや座席が印字されています。
通常はスマホ画面を表示させる方がスムーズでしょうね。
複数人が分かれて入場するときは印刷して渡しておくと良いかも?
当日は初めての電子チケットで「やり方わからん、どうしよう!?」と不安を抱えて入場口まで行きましたが、読み取り機にバーコードをかざすだけでしたし、そばにお姉さんがいて案内してくれるので安心でしたよ(^^)
AIチケットを使った感想
私がAIチケットを利用するうえで気になったことは3つありました。
- チケット価格がどれくらい違うのか
- メリット
- デメリット
以下より具体的に感想を書いていきます。
チケットの価格はどれくらい変わる?
過去の様々なデータや席種から人工知能が自動でチケット価格を決める、というのがAIチケットなわけで。
それがどれくらいの差になるのか?というのが気になるところです。
実際に買ってみた印象としては、「そんなにバカ高くはならない」という感じでした。
と同時に「AIちゃんはまだまだ進化過程なんだな」とも思いました。
先ほど手順を説明したときの画像は再現ですが、実際に購入したときのチケット価格は以下のとおりです。
夏休み中の日曜日、ソフトバンクホークスと上位チームの試合でした。
メジャーなプレイガイドでの販売価格はたしか6500円。
3枚中2枚は6331円・6500円でほぼ定価ですが、1枚は1000円近く安く買えています。
イベントデーでもあったので需要がないことはないと思うんですが…。
さらに後日、この記事の再現用に別試合をチェックしたところ、もっと安い席を見つけました。
こちらも定価6000円前後の席です。
9月20日と終盤なので、年によっては消化試合になりそうではありますね。
イコール、比較的チケット買う人が少ないので価格が下がっていたんでしょう。
この日に観戦したいと思う人は、かなりお得に買えることになりますよね。
ただお得に買える反面、1席ずつ価格を決めるので、前後や横並びの席を購入しても価格が全然違うことがあります。
先ほど書いた私の購入したチケット3枚は連番の席でした。
でも1000円の差が出ていますよね。
あくまで想像ですが、価格決定はデータがすべてなので、たまたま売れ残った席が「需要がない席」と捉えられて安く設定されることもあるのかな~と考えています。
このあたりは「人工知能ちゃんがんばれ!」と思いますね(^^;)
AIチケットのメリット
AIチケットを使って実感したメリットは以下の4つです。
- 座席が選べる
- つながりやすい
- 試合によって安く買える
- チケットレス
座席を選べる
大手プレイガイドは座席が選べないサイトが多くあります。
ぴ〇は2日目以降選べたかも?
でも大抵は初日でほとんど売り切れるので、実質選べませんが(^^;)
AIチケットは自分で好きな席を選択できるところが魅力的です。
一般プレイガイドだといくらお金を出しても席はランダムですが(そもそも一定額しか払えない)、もし「少し高くても好きな席で観たい」と思うならAI一択でしょう。
つながりやすい
チケットを買うときの天敵「アクセスが集中しています」の表示ですが、AIチケットは10時10分にアクセスしてもサーバーダウンすることなく購入できました。
販売開始直後だと表示スピードが遅くなったりするかもしれません。
それでも「大手ほどのアクセスがない」「野球以外のチケット発売が少ない」という点で、少しスムーズなのかと思います。
試合によっては安く買える
先ほども書きましたが、需要が少ない試合のチケットはかなり安く購入できます。
野球観戦にちょっぴり興味がある人や、日にちは問わない、ビジターチームにこだわりがない人は価格が低い日を狙ってお得に観戦しましょう。
半額とまではいきませんが、外野席なら日によっては映画1回分くらいで行けるかもしれませんよ(ニヤリ)
チケットレス
紙チケットを持ち歩かなくていい、スマホがあれば入場できる、というのはこのご時世便利なことだと思います。
球場内のお店や売り子さんのビールはPayPayなどキャッシュレス支払いができるので、本当にスマホひとつで野球観戦できる、というのは身軽で良いですよね。
私は近視用メガネと双眼鏡が必須なので叶いませんが、バッグを持たない父は喜びそうだなと思います。
くれぐれもスリには気をつけて!
AIチケットのデメリット
AIチケットの不満な点はあまりないんですが、しいて挙げるなら
- クレカしか使えない
- 定価以上になる可能性がある
- 価格が少し不公平
といったところでしょうか。
支払いはクレジットカードのみ
個人的には気にならない点なんですが、支払い方法がクレジットカードのみなので、未成年の方やクレジットカードの審査に落ちまくっている人は利用できません。
(審査落ちまくっている人が野球観戦するか?とも思いますが笑)
今のところは未成年であれば親名義で買えば良いでしょう。
もし将来的に本人確認が行われるようになったらどうするべきか悩みますね。
人気の試合は定価より高くなる
今回は定価と同等、または安くなった例をご紹介しましたが、逆に需要が高い試合だと定価以上になる可能性があります。
たとえば土日や、優勝が決まりそうな試合などでしょうか(あくまで推測です)
とはいえ夏休みの休日でもほぼ定価だったので、高くてプラス数百円、1000円くらいで収まるのではないかと考えます。
それくらいのアップなら、高めの手数料と考えてAIチケットで好きな座席を買っても損ではないかな。
価格が若干不公平
先ほど感想を書いたように、3連番のチケットでも1000円近くの差がありました。
私の場合は家族で取っていてお財布が一緒なので問題ありませんでしたが、同じような席で差額があるとトラブルになるかもしれません。
楽しい野球観戦で関係にヒビは入れたくない!(T_T)
解決策として、購入者はチケットの総額÷人数で1人当たりの代金を出して他の人に請求するようにしましょう。
上手に使えばお得にホークス戦を見られる!
総評として、AIチケットは良いサービスでした。
客側は日を選べば格安でソフトバンクホークスの試合が見られる。
運営側はチケットの売れ残りを減らして収益を増やせる。
双方へのメリットが大きいですよね。
用途にもよりますがオススメです!
発売初日から座席が選べるのもかなり嬉しいところ。
人気の試合でサーバーダウンが起こらないか心配ですが、利用した際には当記事に追記したいと思います。
まだまだ始まったばかりのサービスですが、ソフトバンクの試合を観に行くときは一度AIチケットを見てみてください。
お得にチケットをゲットできるかもしれませんよ( ̄▽ ̄)v
チケットが取れたら、泊りがけの方はホテルも早めに予約しておきましょう。
ヤフオクドーム周辺は野球ファン、天神・博多などは観光客も多くいます。
のんびりしていると「泊まる場所がない!」なんてことに…!(実体験)