親戚の子が学校でダンゴムシを飼うことになり、住処に置く葉っぱを探しているらしいという話を聞きました。
「ダンゴムシ」
懐かしい響きです。
私も小学生の頃、道の端で見つけては突っついて丸めていました(ひどい
そして同時に思い出されるのが「ベンジョムシ」。
ダンゴムシとよく似ているため「やった!ダンゴムシ発見!」と喜んだのも束の間、よく見たらベンジョムシだった…なんてこともよくあります。
どうしてああも似ているのか。
やつは一体何者なのか。
そして見分け方は。
今日はその辺を調べていきたいと思います。
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ベンジョムシってどんな虫?
地域によっては「カマドウマ」のことを便所虫と呼ぶそうですが、当記事でのベンジョムシはダンゴムシとよく似た甲殻類のこととします。
ヤツの正式名称は「ワラジムシ」。
陸に生息する甲殻類だそうです。
「虫」とついているのに甲殻類、エビやカニの仲間だなんて面白いな~。
(ダンゴムシも甲殻類です)
乾燥に弱く、湿気の多いジメジメしているところにいます。
汲み取り式トイレが主流だった時代には名前の通り便所の壁や便器の蓋の裏によくいたそうです。(ウィキペディアより)
そういえばベンジョムシを見つけるのは決まって植木鉢の下でしたね。
人への害はナシ
ベンジョムシ、ダンゴムシとも人に攻撃することはないそうです。
虫嫌いの人にとっては「気分を悪くする」という害がありそうですが。
たくさんの足でモゾモゾ動いている様子は、大人になった今ではちょっと気持ち悪いかも…^^;
人への害はありませんが、植物を育てていると新芽を食べられることがあるらしいので注意が必要です。
被害に遭った場合は駆除剤を撒くなどの対処をしましょう。
ダンゴムシとの見分け方
一番わかりやすいのは突いてみることですね。
突いて丸まらないのがベンジョムシ、丸まるのがダンゴムシです。
他にも正確ではありませんが、ある程度大きさがある場合は色の薄い方がベンジョムシである可能性が高かった気がします。
おわりに
「便所」と付くことで汚いイメージがあり毛嫌いしたものですが、生息場所はダンゴムシとそう変わらないんですよね。
そう考えると同じように可愛がってあげてもいいかな、なんて思います。