最終更新日:2019年5月7日
どうも、超乾燥肌のよしまです。
今日は、セラミド美容液を1ヶ月間使い続けてみた感想をメモしていきたいと思います。
ネットや本などで乾燥肌を改善するための方法を探していると、よく
「セラミド入りの美容液やクリームを塗るべし!」
という情報を見ます。
でも今までいろいろな美容成分を試してイマイチ効果を感じられなかった私としては、「本当に?」と思ってしまいまして。
毎日使うにはコストもかかりそうで、手を出していなかったんです。
それが先日、お手頃なセラミド美容液を見つけまして。
良い機会なのでしばらく使ってみることにしました。
乾燥肌にはセラミドが必要らしいので美容液を1ヶ月塗り続けてみた。
まず、セラミドとはなんぞや?というお話から。
端的にいうと「肌のバリア機能を作るために必要な成分」です。
健康な肌は、肌の奥で細胞がたくさんの層(角層)を作っています。
その細胞同士をつなぎとめ、水分を蓄えられるようにしたりバリアを張れるようにしているのがセラミドなのです。
乾燥肌は、このセラミドが不足している状態と言われています。
原因は加齢や生活習慣の乱れ、間違ったスキンケア(洗いすぎ・熱いお湯での洗顔)など。
元々の体質もあるでしょう。
セラミドが少ないと細胞の間に隙ができますから、水分が蒸発しやすくなって乾燥肌になるほか、外部からの刺激(ホコリや乾燥)を受けやすくなって肌荒れしやすい肌になってしまう、というわけです。
塗るならヒト型セラミドが良いらしい
原理がわかったところでセラミド補給!と行きたいところですが、セラミドにはいくつか種類があり、選び方を考えないといけないそうです。
面倒くさいですね(ぶっちゃけ)
手軽に購入できるものとしては、ざっくり分けて
- ヒト型(天然)セラミド
- 疑似(合成)セラミド
この2種類があります。
どちらも名前のとおりですが、ヒト型セラミドは人の肌に存在するものに近い性質のもの。
人の肌と馴染みやすく敏感肌でも使いやすいメリットがある反面、コストがかかります。
一方で疑似セラミドは石油原料などから化学合成して作られたものです。
安く買えるというメリットがありますが、本来肌に存在しないものなので人によっては刺激となる可能性があります。
石油と聞くと「肌に悪そう…」と思いますが、刺激がないワセリンも石油原料をめちゃくちゃ精製したものですからそんなに神経質になる必要はありません。
ただ浸透力などはやはりヒト型の方が良いらしいので、お財布が許すのであればヒト型セラミド入りの美容液やクリームをオススメします。
1ヶ月試してみた結果
それでは以下より、実際に1ヶ月塗り続けた経過と結果を書いていきます。
今回使用した美容液は手作り化粧品のショップ「BS-C」のセラミド美容液。
ヒト型セラミドなのにお手頃価格で、評判も良いお品です。
保湿成分としてヒアルロン酸が入っているので「ヒアルロン酸の保湿効果も足されるのでは?」と思われるかもしれませんが、手持ちの化粧水がヒアルロン酸入りなのでそれほど影響はないと考えます。
ヒアルロン酸で綺麗な肌になるなら、私の肌は化粧水だけでプルプルになっているはず(-_-)
化粧水は手持ちの「素肌しずく ぷるっとしずく化粧水」を使用しました。
ニキビができやすいのと素肌しずく1本でスキンケアできると言われているため、クリームや乳液は使っていません。
セラミド補給は毎日朝晩2回、
洗顔後、化粧水の前に塗布しました。
今回は化粧水がジェル状で浸透しにくいため洗顔直後に塗布しましたが、サラッとしたものであれば化粧水のあとにした方が良いと思います。
尚、感想はあくまで個人の感覚によるものです。
絶対の答えではないことを何卒お含みおきください。
0日目
まず、美容液使用前の肌がこちら。(マクロレンズ撮影)
目尻の下、頬あたり。
シワはないけどキメが目立つのが悩みです。
セラミド美容液は1度に8~10滴ほど使っていきました。
10日後
10日塗り続けたところが、こちら。
うーん、イマイチ違いがわかりません。
微妙にふっくらしてきた気がしないでもない…?
ただ、手触りに関しては少し良くなってきました。
表面だけのベタベタ感ではなく、もちっとするような。
浸透しているというのはこういうことなのかな~。
また今までは顔のパーツを動かすと肌がパリパリ・ゴワゴワとしていたのが、美容液を塗り始めてから気にならなくなりました。
いや、付けたてはパリパリするけど馴染むとしっとりする、と言ったほうが正しいですね。
2~3週間後
この時点で写真を撮ることをやめました(早っ)
だって見た目変わらないんだもん!
良くも悪くもなっていません(笑)
ただ、体感的には肌のしっとり感が続くようになりました。
夜塗って朝起きるまで乾燥が気にならず、とても快適です。
夜のスキンケアから朝の洗顔までの時間が短い日は、朝、目元・口元だけ拭いて化粧を始めていましたからね。
さすがに乾燥ニキビが出来てしまいましたが、それくらい乾燥が気にならなくなりました。
乾燥しなくなったおかげか、ほうれい線も出にくくなった気がします。
一度笑うと折り目のようにくっきりついてしまっていたので、これはかなり嬉しいです(笑)
1か月後
1ヶ月経つとしっとり感にも慣れ、変化がありません。
3週間あたりでブログ記事にしておけばよかったかな~なんて思っていました。
でも、気づいたんです。
乾燥による肌荒れが出ていないことに。
私は数年前にひどい肌荒れを起こし、以来保湿が足りないと右頬が痒くなってブツブツが出る肌になってしまいました。
関連記事:繰り返す口周りのブツブツ。原因はスキンケアと日頃の「癖」にありました。
だいたい2~4週間くらいのペースで、「ブツブツができそうだな」と思ったら薬を塗ることもありまして。
それが、実験期間は全く出ていなかったんです。
右頬ずっとツルツル!(笑)
見た目はあまり変わりませんでしたが、セラミドによってきちんと保湿されているんだなと実感しました。
セラミド美容液のデメリット
しかし使い心地がちょっとベタベタするんですよね。
悲しいかな、それだけが難点。
セラミドは濃度が高いと塗り心地がキシキシするらしいので、おそらく序盤に書いた「ヒアルロン酸」の作用でしょう。
BS-Cにかぎらずセラミド美容液の多くにはヒアルロン酸が入っているので、ベタベタな感触が苦手な人には向かないかもしれません。
「セラミドは使いたいけどどうしてもベタベタには耐えられない…!」
という方は、セラミドの原液とヒアルロン酸以外の保湿成分で手作り化粧水を作ってみてはいかがでしょうか。
とはいえこの時代、ヒアルロン酸なしで美容液を作るのは難しいかと…
グリセリンなどもベタベタは少なからずあるんですよね。
「しっとり」と「サラサラ」は共存できないのでしょうか(T_T)
結論:セラミド美容液は、あると安心。
以上、セラミド美容液を1ヶ月使ってみた結果と感想を書いてきました。
結論としては
- 見た目は変わらない。
- でも手触り、体感がしっとりするようになった。
個人的には、乾燥によるブツブツや炎症が起きなかったことが大きかったです。
これなら「『乾燥肌にはセラミド』は本当だった」と言って良いでしょう。
また今回は美容液ということで油分がほとんど使われておらず、乾燥+ニキビ肌でも保湿できたのは大きなメリットだと思いました。
ニキビと縁遠い肌をお持ちの方は、油分でしっかりと水分を閉じ込めてしてくれるセラミド入りクリームでも良いかもしれません。
ひとまず私のスキンケアジプシーは、セラミド美容液のおかげで一段落つきそうです。
新しい挑戦として、これからは生活習慣から肌質の改善に乗り出そうかな(笑)
ということで、乾燥肌にお悩みの方は、一度ご自身の肌質に合ったセラミド化粧品を試してみてはいかがでしょうか(^^)