最終更新日:2019年7月9日
どうも、よしまです。
今日は久しぶりに「口囲皮膚炎疑惑」について書いていこうと思います。
※口囲皮膚炎疑惑の経緯については以下の記事をご参照ください。
私は長い間、口の周りにできる大量の小さなブツブツに悩まされていました。
ニキビというには小さく多すぎる。
湿疹というには痛くもかゆくもない。
原因がわからない。
そんなブツブツのせいで、自分の顔を鏡で見るのも嫌でした。
それがこの度、ついに原因が明らかとなったのです。
?
口周りのブツブツができた原因はこれだった!
結論から言いますと、今回のブツブツは口囲皮膚炎ではありませんでした。
最初に簡単に今までの経緯をご説明します。
ブツブツは肌の異常なので、まずは病院で診てもらいますよね。
ブツブツが出てきてすぐには病院へ行けなかったのですが(行きたくなかったんですが)、症状から上記エントリのように口囲皮膚炎を疑っていました。
ちょうどホルモンバランスも崩れるような生活をしていたので(^^;
それからしばらくして皮膚科で診てもらったところ、
「乾燥によるニキビですね。あと酒さもちょっとあります。」
とのお答えをいただきました。
「酒さ」とは慢性的な炎症で、根本的な原因はわかっていないそうです。
なるほど。酒さは分かった。
で、他には「ニキビ」?
冒頭にも書きましたがそれにしてはあまりに多すぎる気がするのです。
スキンケアはしっかり行っていたのに、なぜ?
ニキビが大量発生するほど乾燥しているとは思えないのだけど…と、また悶々とする日々が続きました。
保湿しても繰り返すブツブツ
とはいえ自分ではどうすることも出来ません。
塗り薬をもらってしばらく様子を見ることに。
トータルで20日間ほど薬を塗り、あとは化粧水とクリーム等の保湿剤に切り替えて良いとのことだったのでその通りにケアをしていました。
お薬はさすがですね。
綺麗にブツブツが消えてくれました!
「この調子なら~」と20日後、通常のケアを再開。
乾燥が原因ということなので高保湿タイプの化粧水を使ってみたりしました。
それから2~3日後のこと。
あれだけ綺麗になくなっていたブツブツが、なんと再びでき始めたのです。
口周りにブツブツができた要因
ブツブツが再発してからは
薬を塗る→治る→またブツブツ
という負の連鎖を繰り返していました。
おかしい。
酒さは薬で抑えていたとして、もうひとつの理由「乾燥」は主な原因ではないのではないか?
そう疑いはじめ色々な可能性を探して改善していったところ、最終的に以下の2点が原因であることが分かりました。
- 植物オイルやワセリンでの保湿
- 布団の擦れ
以下、詳しく書いていきます。
原因1:植物オイル
化学成分が入っていない肌に優しいスキンケアとして、ホホバやオリーブなどの植物オイルが販売されているかと思います。
また刺激がないということで、ワセリンやサンホワイトなどの化粧用油も口コミで高評価を得ていたり。
実際、私も口コミを見てマッサージ用にオリーブオイル、保湿用にシアバターやワセリンを使っていました。
どうやらそれが合わなかったみたいで。
おそらく、100%オイルだと自分の肌にとっては油分が過剰になってしまい、毛穴に詰まってしまいニキビが大量発生してしまったのだと思います。
もちろん一概には言えません。
むしろ合わない人の方が少ないんじゃないでしょうか。
オリーブもシアも高い保湿力があります。
合う方には素晴らしい製品となるでしょう。
実際に使っている方が大勢いますしね。
自分には合わなかった。
それだけのことなんです(泣)
どうしてすぐに症状が出なかったのか
ここで気になるのが、なぜすぐにオイルが原因だと気付かなかったのか?です。
化粧品かぶれとかって赤くなったり痒くなったりするイメージがありませんか?
少なくとも私はそう思っていました。
(皮膚科の先生もそう言っていたので)
しかし今回、合わなかったオイルはすぐに症状が出なかった。
これは炎症というより、先ほども書いたように過剰な油による毛穴づまりだったためと考えられます。
炎症が出ない=赤くならない。
軽度だったせいもあるかもしれませんが、塗って数日しないとブツブツが出てこないんです。
そのため、原因に気づくのが遅くなってしまったのです。
オイルが原因だと気付いたきっかけは、たまたま商品モニターでもらったクリームを使い始めたことにありました。
関連記事:【モニター】無臭!べたつかない!無添加馬油クリームを使ってみました。
不思議なことに、この馬油クリームを使っている間はブツブツがあまり出なかったんです。
普段のスキンケアは化粧水とオイル(クリーム)のみ。
クリームに変えた間は化粧水を変えていなかったので、問題はオイルにあるのではないかと推測しました。
試しにモニターが終わってからもオイルを控えてみると、大当たり!
見事ブツブツが再発しにくくなったんです!
なぜ口周りに集中したのか?
もう一つの疑問。
オイルは顔全体に塗っていたのにどうして口周りにしかブツブツができなかったのでしょう?
これについては、オイルを手にとって最初につける場所が口周りだったからだと思います。
口元はもともと乾燥が気になっていた部分なので、しっかり保湿させようと一番最初につけていたんです。
オイルがたくさん付いている手で口元を押さえたら、当然オイルはたくさん付きますよね。
それで他の箇所以上にしっかりと毛穴に蓋をしてしまい、ブツブツが多く出るようになった、というわけです。
原因2:布団の擦れ
オイルをやめてから口周りのブツブツはだいぶ減りました。
でもまだ40%くらい残っていたんです。
これは他に原因があるぞ?
ということで、またしばらく悩む日々となりました。
きっかけは新聞
そんなある日、母が新聞を見ながら声をかけてきたのです。
「そのブツブツ、タオルケットのせいじゃないん?」
そばに行って新聞を覗いてみると、そこには「接触性皮膚炎」についての文章が載っていました。
口元を隠す癖と寝る体勢
接触性皮膚炎とは、肌にものが接触することで現れる炎症や湿疹のことです。
服で擦れたり、おむつかぶれだったり、外的刺激によって引き起こされる炎症のことを指します。
と、この説明を読んで、とても心当たりがありました。
私は口元にコンプレックスがあり、無防備になる就寝時に見られたくなくて(誰も見ないんですが)タオルケットや布団で口元を覆って寝る癖がありまして。
母は、これが原因ではないかと言ったんです。
持っていたタオルケットは綿100%ですがザラザラとしていて、言われてみれば、擦れると刺激になるような肌触りでした。
毎日続けることで肌が耐えきれなくなり、ブツブツができてしまったんでしょう。
布に擦れるのがダメならば、ともうひとつ思いついたのは「寝る体勢」です。
横向きやうつ伏せで寝るのが好きなので、枕カバーに擦れてさらに症状を酷くさせていた可能性があります。
対策
タオルケットに関しては、とりあえず表面がふわふわとしたやわらかいものに変えました。
癖はそのうち直します(笑)
くわえて、マスクもして寝るようにしました。
マスクなら動かないので刺激も少ないのではないかと考えまして。
ついでによだれがこぼれても安心です(笑)
ただ、これから暑くなるので蒸れないか心配ではありますね(^^;)
体勢については仰向けか、横向きのときはマスクをしてから枕の端っこに頭を置くことで、顔が直接枕に当たらないようにしています。
口周りのブツブツを作らないコツ
いろいろな偶然が重なったおかげでぶつぶつの原因がわかり、対策も取ることができました。
今では月経前など肌の調子が悪いとき以外ほとんど出ていません。
もう、真っ向から鏡に向かえます!w
まさか複数の原因があったとは(@_@;)
あと前半に「乾燥が原因ではないのでは」と書きましたが、多少は乾燥の影響もあると思っています。
というのも、1日スキンケアをサボるとぶつぶつーっとできてしまうんですよね。
化粧水とクリームを塗ったらあっという間に消えてしまいましたので、原因は乾燥でしょう。
特に口周りやフェイスラインは皮膚が薄く敏感です。
汗をかきにくくて乾燥しやすい、いわゆる大人ニキビができやすい場所でもあります。
他の部分以上に保湿ケアはしっかりとする必要があるのかもしれません。
でも、だからといって乳液やクリームをベタベタ塗りたくるのは逆効果!
乾燥はおさまったとしても、油分が毛穴に詰まってニキビができやすくなってしまいます。
クリームは薄~く塗るか、化粧水からなるべく油分が少ないもの、オイルフリーのものを選びましょう。
保湿力が高い美容液を仕上げに使うのも手ですね。
有名な化粧品メーカー「オルビス」のスキンケア用品は化粧水・保湿剤とも100%オイルカットされています。
保湿に重点を置いたニキビケアシリーズも出ていますので、油分NGな人はチェックしてみてはいかがでしょうか(^^)
さいごに
これらの原因はあくまで一個人のものに過ぎません。
しかし原因が分からず悩んでいる方に「こういう理由もあるよ~」くらいの軽さで可能性を提案できていれば幸いです。
- 刺激をあたえない
- 油分を塗りすぎない
これらに気をつけて、繰り返す口周りのブツブツから卒業しましょう!
これにて口囲皮膚炎疑惑の記事は完結。
最後までお読みいただきありがとうございました!