この記事をクリックしてくださったのは、おそらくこんなタイトルのメールが届いた方だと思います。
お客様の Google 広告アカウントは利用停止状態になりました(費用が発生していないため)
そして現在ブログ等にアドセンス広告を貼っている方だと思います。
私の元にも先日届きまして、めちゃくちゃ焦りました。
メール本文を要約すると
「15か月以上費用が発生していないから自動的にアカウント利用停止されたよ!再開したい場合はログインして手続きしてね!」
こんな感じでした。
「アカウント停止!?収入源がー!!」と深夜4時に頭グルグルフル回転。
寝るところだったのに目が覚めたわ!
でもご安心ください。
これはアドセンスではなく「Googleアドワーズ」のアカウントが利用停止になったということだったんです。
「Google広告アカウント」はアドセンスではなくアドワーズのことだった。
Googleアドワーズ(Google広告)とは、グーグルの広告出稿サービスのこと。
自分のサイト等をGoogleの検索結果ページ上部や提携しているサイトに広告を掲載してもらい、クリックされたら入札単価と掛け合わせた費用を払う
という、クリック課金制で比較的安価で広告を出せるサービスです。
広告主向けなので、個人にとっては言ってしまえばどうでもいい話ではありますね。
キーワードプランナーを使っている人に届く
では「どうでもいいアドワーズのアカウントをなぜ個人が持っているの?」という話なんですが、メールを受け取った方は「キーワードプランナー」を利用している、または利用したことがありませんか?
SEO対策で
- 関連ワード
- 検索ボリューム
などを調べるために使っている方は多いと思います。
私も以前お世話になっていました。
このキーワードプランナーを使うにはアドワーズのアカウントが必要で、登録すると必然的に広告出稿サービスにも登録したことになるんですね。
でも広告は出しませんから、広告代金も発生しない。
アドワーズでは管理者が利用停止を申し込んだ場合と、15か月広告代金(費用)が発生していない場合はアカウントが利用停止されることになっています。
よって、キーワードプランナーだけ使っていた人のアカウントが停止された、ということなんです。
よく見ればIDが違うし、「費用」という表現も違和感がありますね。
もう、紛らわしいわ!(逆ギレ)
送信者名も「Google Ads」となっており「アドセンス」と読めてしまうため、勘違いしてしてしまいました。
アドワーズは再開した方が良いの?
再開したい人はしてもいいと思いますが、利用停止のままでも問題はないでしょう。
というのも、元々の目的であるキーワードプランナーはアカウントが利用停止されても使えるんです(実践済み)
使わないもののために操作をするのは面倒なので、私は放置しておくことにしました(笑)
再開の仕方
アドワーズの管理ページを開く
↓
スパナマークをクリック
↓
設定から「各種設定」をクリック
↓
「アカウントのステータス」をクリック
↓
「アカウントをアクティブ化」をクリック
これでアカウントが再開されます。
ただし3か月間広告の掲載がなければ再び利用停止されてしまいますのでご注意を。
冷静に対処を!
いや~、肝が冷えました。
でもおかげでブログのネタができました(笑)
「お客様のGoogle広告アカウントは利用停止状態になりました」というメールが届いたら慌てず落ち着いてメールを読み、必要であれば対処をしましょう。