よしまのメモ帳

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ヘアアイロンをアイロン代わりに服のシワはのばせる?→薄手のものなら可能です。

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ヘアアイロンを衣類用アイロンの代わりにできたら便利だと思いませんか?

アイロンがけって作業もそうですが、始めるまでの準備が面倒くさいんですよね。

アイロン台を置いて、コードをコンセントにつないで、温まるまで待って…

特に出かける直前、服やハンカチのしわを見つけてしまったらそんな準備をしている暇はありません。

私もつい先日、友達とのランチへ行く直前にブラウスに深いシワを見つけてしまって、あたふたしながらアイロンをかけました(~_~;)
(「時間に余裕を持て」とは言わないで笑)

でもそんなことを思っていたある日、「ヘアアイロンで服のしわを伸ばした」という話を聞きまして。

これが本当だったら衣類のケアがかなり楽になるはず!

ということで、今回「ヘアアイロンで衣類が伸ばせるのか否か」を検証してみました。

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ヘアアイロンをアイロン代わりにして布のしわを伸ばしてみた。

たしかにヘアアイロン(ストレートアイロン)は髪を真っ直ぐにしてくれるアイテムです。

軽くて温まるのが早くて、これで服のシワが伸ばせたらとても便利になりそうではあります。

でも素材が違いますし、髪の毛はカーブになってハネたりうねったりしているわけで。
パキッと折り目がついた服のシワは伸ばせるのでしょうか?

用意するもの

  • 布(服・ハンカチ等)
  • ストレートアイロン
  • 霧吹き
  • クリップ付きハンガー(あれば)

アイロンはなるべくプレートが大きいものだと使いやすいです。
携帯用の小さいものもありますが、本当に部分的か小さいシワでないと。

今回は過去記事「人気のヘアアイロン「SALONIA(サロニア)ダブルイオンストレートアイロン」を使ってみた感想。180度でクセ毛もまっすぐ!」でご紹介しましたサロニアのものを使いました。
癖毛を伸ばすことには優秀な製品です。

やり方

いきなり洋服にかけるのは怖いので、今回ははぎれのシワをのばしてみました。
綿100%なので、服でいうとTシャツや襟付きシャツにあたります。

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何年と畳まれたままだったのでくっきりとシワが刻まれています。
取れるのかな…。

とりあえずハンガーのクリップで挟み、その辺に吊るします。

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そしてヘアアイロンをかける前に、シワを伸ばしやすくするべく霧吹きではぎれを湿らせます。

アイロンでいうスチーム機能ですね。

ビシャビシャとまではいかなくても、はっきり湿っていることがわかるくらい濡らすのがポイントです。

ただし素材によって、水がポタッと雫になって落ちるとシミになる場合もあります。
霧吹きを使う際は布から少し離して、全体をまんべんなく湿らせるようにしましょう。

▽近くで吹きつけるとこうなります(失敗例)
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乾いたら元に戻ったので一安心(^^;)

ついでに、湿らせたシワの部分を両手で挟んでパンパン!と叩くと尚良しです。
この時点で軽いシワはとれます。

ここまで出来たら、いよいよヘアアイロンの登場!

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スイッチを入れて、温度を設定します。

衣類用アイロンの温度は

弱・・・80~120度
中・・・140~160度
強・・・180~210度

とJIS規格で決まっていますので目安にしてみてください。

スカート等であれば普段は中温にしますが…

今回は様子見と、はぎれやハンカチは薄いので弱(120度)に設定しました。

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サロニアは温まるのが早くて助かります。
30秒もかかりません(笑)

ヘアアイロンが温まったら少し強めにはぎれを挟み、横か縦にスライドさせていきます。

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普段アイロンをかけるように、はぎれを少しひっぱりながらゆっくりと。

ジュ~っと言いながら煙が出ることもありますが霧吹きでかけた湯気なのでご心配なく。

▽結果はこんな感じになりました。

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おぉ、のびてる!

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はぎれの下半分にヘアアイロンをかけています。

あんなに濃かった真ん中の縦ジワも、左端の斜めに入ったシワも、目立たないくらいにのびました。すごい!

▽調子に乗って全面にヘアアイロンしてみる。
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綺麗~!!

序盤に載せたビフォーと比較したらその差は歴然!ってやつですね。

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ヘアアイロンを服に使った感想

使ってみての感想としては、軽くて使いやすかったです。

アイロン台がいらないのでどこでも使えますし、プレートが小さく、狭いところにも届いて簡単にシワを伸ばすことができます。

たとえばタッグの間についた、たたみジワ。
アイロンの先でやろうとすると細かくてイライラしちゃうんですがこれなら楽々です。

あとピンポイントで布を挟んで伸ばすので誤って変なシワを作ってしまう心配がないのも良いなと思いました。

よくあるんですよ。
一か所にアイロンをかけていたら他の部分にシワが出来ていた!なんてことが。

注意点

注意点としましては、衣類用のアイロンでかけられないものはヘアアイロンでも不向きです。

たとえば極端に薄いガーゼとか。
アイロンをかけるときは布を引っ張らなければいけないので、シワと一緒に生地も伸びて歪んでしまう恐れがあります。

またプレートで挟んで両面から熱をあてるので、あて布がいるものは逆に手間がかかってしまうんじゃないかと。

どうしても使いたい場合は

  • あて布を2枚用意する
  • 温度を下げる
  • ヘアアイロンを当てる時間を短くする

など工夫しましょう。

そしてコンパクトで細かいところに手が届く反面、やはり大きいものはやりづらいですね。

スラックスなど長いパンツやスカートはヘアアイロンで挟みきれないので、おとなしく衣類用アイロンを使うことをオススメします。

ヘアアイロンで衣類のシワはのばせる!

結論、ヘアアイロンはアイロン代わりになります

忙しいとき、アイロンの準備が面倒なときは、ヘアスタイリングのついでにササッと服のシワも伸ばしてみてはいかがでしょうか。

ただ、お財布に余裕があり物を置く場所もあるのならちゃんとしたハンディアイロンを買うことをオススメします。

やはりプロですので性能が良く、スチームも付いています。