普段イラストを描かない友人から「メモの端にサクッと描けるようなイラストの描き方教えて」と言われたので、自分なりの簡単なイラストの描き方をメモしていきます。
メモや手紙、授業ノートなど、文字だけじゃ寂しいな~というときにちょっとしたイラストが描けると便利ですよね。
でも「私は絵が苦手だから…」と諦める人って多くて、とてももったいない!
2~3頭身のちびキャラ落書きを描くくらいなら簡単なので、少しでもやる気があれば、ぜひ練習していただきたいと思います。
お絵描きは自宅での暇つぶしにもなりますし!
そんなことを言っている私の画力はこんな感じ。
アイコンとか
パロディとか(笑)
ちゃんとした画力はありませんが、まぁ描きたいものは表せるレベルです(´ー`)
ゼロからはじめるチビ落書き(超入門編)
ということで、ちびキャラ落書きで必要なものは以下のとおりです。
- 紙
- シャーペン(鉛筆)
- 消しゴム
- ペン
友人からのオーダーは「サクッと描きたい」でしたが、はじめに言いますと
下書きなしに描けると思うなァァァ!!!
という気持ちでして(情緒不安定)
才能ないヤツは10年くらい描いても下書きしまくるんで、普段描かない人は尚更、最初から「ペン一本で~」というのは諦めて下書きしてくださいね(^^)
0.ウォーミングアップ
文字を書く感覚とイラストを描く感覚は少々違うので、まずは線を引くことに慣れていきましょう。
縦横の直線を何本かダーッと引いたり、ペンの試し書きをする感じでグルグル~っとしてみたり。
今回の落書きは図形を使って書くので、○△□も適当に書いておいても良いですね。
長い線を書くためのウォーミングアップになります。
1.顔を描く
手が動くようになったら、ようやく描いていきましょう!
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先ほども書きましたが、下書きのベースは
- 丸
- 三角
- 楕円
この3つで作ります。
1.丸を描く
まず顔の輪郭、丸を描きます。(画像左)
正円よりちょっぴり潰れた丸のほうが可愛らしくなるのでおすすめです(^^)
逆にシュッとした人を描きたいときは、気持ち縦長の丸にしましょう。
2.十字線(アタリ)を引く
描いた丸の中に、縦に半分、横に半分、合わせて4分割する線を引きます。(画像まん中)
横線が目を描くときのガイドに、縦線は左右対称に描くためや顔の向きのガイドとなります。
分割する位置を変えることで、キャラの印象を変えたり、上向きや斜め前向きにすることができますよ(^^)
あんまりくっきりはっきり入れると目や鼻を描くときに見づらくなってしまうので、薄めに入れるのがポイントです。
3.顔パーツを描く
十字線を引いたら、それに沿って顔パーツを描いていきます。(画像右)
文字での説明が難しいので、画像でなんとなく伝わると良いんですが(^^;)
目は横線上、縦線と輪郭(丸)の中間…よりちょっぴり縦線寄りにクリクリっと描きます。
口は縦線をまん中にして、左右対称にカーブが浅いUを書く感じ。
丸の外側、横線の延長線上には耳を描いときましょう。
(髪の毛で隠れる場合は書かなくてもOK)
「顔だけ描けたら十分!」という方は、ここで髪の毛を描いて完成です。
※髪型については記事後半をご参照ください。
▽メモの端に描いてみた。
いろんな目。
「目」「口」と言っても描き方は様々。
お好みで組み合わせてみてくださいね(^^)
▽目の描き方一例
個人的に描くことが多い目は一番右の2種類かな。
簡単なのは左上段、左中段、まん中上段、ってところでしょうか。
眉毛もよくある山型からハの字、逆ハの字などなど。
口もニコちゃん(古い?w)、一文字、への字など。
半月や三角形、丸などにすると開いている口になって可愛いですね(^^)
2.体を描く
体も描きたい方は、三角形と楕円をプラスして描いていきましょう。
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印と三角形を描く
先ほど描いた顔2.5個分のところに線や印を描いて、全体の長さを決めます。
そして顔のアゴ部分と印のまん中、よりやや下あたりを底辺にして二等辺三角形を描きましょう(画像左上)
ここが胴体になります(^^)
このときのポイントは、三角形のてっぺんはアゴを突き破ること!(言い方!)
最初から細い台形を描いても良いですね。むしろ、できる方はそのほうが簡単です。
二等辺三角形の細さは好みで描いてもらってかまいませんが、あまり太いとちびキャラというより土偶になってしまうので…(今回ももう少し細くすればよかった)
両目の幅を基準にするくらいでいいかもしれません。
顔にかぶったところを消す
二等辺三角形のてっぺんが顔に突き刺さっているので(笑)、そこを消してあげます。
まぁ、ここは清書の段階で描かないようにすれば良いかと思います。
三角形を2つ生やす
胴体ができたので、脚を足します。
胴体の底辺と印の間に、下向きの二等辺三角形を2つ並べて描きましょう(画像右上)
脚の間を少し開けると、イラストを描いている感(?)があって個人的に好きです(´ー`)
ちなみに「足を足す」だと違和感があったので「脚」にしました(どうでもいい)
胴体の両脇に楕円を描く
脚が描けたら腕もつけてあげましょう。
胴体と顔の付け根から、めちゃくちゃ細い楕円を2つ描きます(画像左下)
長さは胴体の底辺あたりまで。
下へ行くにつれて楕円を膨らませられると、よりキャラクターっぽくなりますよ(^^)
楕円というより、鼻ちょうちんって言った方がよかったかな(笑)
かぶっているところを消す
楕円をまるっと描くと胴体にかぶると思うので、消していきます。
胴体を描いたときと同じくこの辺は清書のときに描かなければいいので、スルーして大丈夫です。
髪を描いて完成!
あとは髪の毛をザクザクっと描いたら、下書きのできあがり!
ペンで清書して完成させましょう(^^)
髪型いろいろ。
髪は頭よりひと回りふた回り外側をなぞるように書くと、良い感じになります(ざっくり)
この辺は感覚なので、申し訳ありませんが描いて消してを繰り返して探ってみてくださいm(__)m
髪型は頭の丸みをベースに、伸ばしたりくっつけたりしてアレンジできます。
おかっぱはシンプルですが、まっすぐな線を描かなきゃいけないので結構面倒くさいです(笑)
ちょっと描けると楽しいよ!
ひとまず基本的なちびキャラの描き方をメモしてきました。
メモや手紙、授業ノートの端にちょこっと描けると楽しいので、ぜひサクサクっと描けるようになるまで練習してみてください(^^)
まだまだ服を着せる・ポーズをつける・色を塗る…などなど他にもやることはありますが、長くなるのでまた別の記事でご紹介したいと思います。
これで伝わったのかな…?
友人が無事イラストを描けていることを願って、私もこれからネコを描きます(なんで?)