よしまのメモ帳

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もしかして、口囲皮膚炎?~経過報告その2~

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こんにちは。

今日は前々から悩まされていた”口囲皮膚炎疑惑”の経過報告をしたいと思います。

前回の報告はこちら。

口囲皮膚炎についてはこちらに。

顔に出来る小さな大量のブツブツのことなのですが、診断されたわけではないので今まで「疑惑」にしていました。

私は病院嫌いなのでこれだけ長引かせましたが、症状が出たら早めに皮膚科へ行きましょうね!

ようやく皮膚科へ

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前回の経過報告から約10日。

顔のブツブツがひどい周期がやってきたので皮膚科に行ってきました。
ゴールデンウィーク前に行くことができてよかったです。

診断結果

先生に診てもらったところ、結果から言えば口囲皮膚炎ではないようです。
乾燥による湿疹・炎症だと言われました。

具体的な病名は言われませんでしたが、当てはまる名前がないのか、確証がないのか、もともと言わない先生なのかは分かりません。

以前も、口周りではないですが顔に湿疹が出たことがありました。
その時も乾燥による湿疹と診断されたので「今回の湿疹は以前と同じものですか?」と聞いたところ、「前は乾燥と酒さだったので…そうですね。」とお返事をいただきました。
(以前の受診で酒さと言われていないことはこの際置いておく)
若干曖昧だったのが気になりますが、当然ながら先生の方が詳しいので受け入れました。

調べてみると、酒さと口囲皮膚炎は症状が似ているそうです。
酒さ様皮膚炎と名前がかぶっているところがありますが、それぞれの発症原因は

酒さ様皮膚炎・・・ステロイドの長期使用
酒さ・・・原因不明

とまったく違うようです。

治療

当分は塗り薬で様子を見ることになりました。

酒さは慢性の炎症性疾患です。
原因不明というあたり、予想していたよりやっかいな疾患にかかったのかもしれません…

いや!大丈夫!
先生も”乾燥”という点を強調していたから!

以下、今回処方されたお薬をご紹介します。

亜鉛華単軟膏・リンデロン-VG軟膏

2種類を混合した薬です。

亜鉛華単軟膏は酸化亜鉛が含まれている薬で、炎症を和らげ皮膚を保護してくれます。
私の場合はありませんが、変な液(浸出液)が出るような場合はそれを吸収して乾燥させてくれる役割もあるそうです。

リンデロン-VG軟膏には、炎症を鎮める”ベタメタゾン”というステロイドと、細菌の発生を抑える抗生物質の”ゲンタマイシン”が配合されています。
ステロイド(ベタメタゾン)は短期的に炎症を鎮めますが、免疫力が弱まるため細菌感染を起こしやすくなります。
それを防ぐのがゲンタマイシンというわけです。

プロトピック

出ましたプロトピック。
前回の経過報告で「塗っても効果がない」と書いたアレです。
そのことを皮膚科の先生に聞いてみると「この薬は炎症を鎮める力が弱いので効かなかったのではないか」とのことでした。

プロトピックは主にアトピー性皮膚炎に使われるもので、皮膚の赤みや腫れを抑える働きがあります。
ステロイドでよく言われる”リバウンド”の心配がほとんどなく、炎症がおさまったあとは作用せず保湿剤の役割をするのだとか。
とはいえ薬ですし免疫抑制剤ではあるので、期間を過ぎたら普通の保湿クリームに切り替えています。

しばらくは様子見。

塗り薬は混合したものを5日間、プロトピックを2週間塗るように言われました。
その期間を過ぎ、通常のスキンケアに変えてしばらく経つまでは様子を見ることになります。


口囲皮膚炎でないと言われたので、ひとまず口囲皮膚炎の話はここでおしまい。

同じ症状で悩まれている方のお役に立てましたら幸いです。

今回の乾燥による(らしい)皮膚炎については、治らなかったり進展があったときにまた書こうと思います。