初めて行くアーティストのライブって、どんな感じかわからなくて緊張しますよね。
空気を読めずに白い目で見られたらどうしよう?
笑われたらどうしよう?
とか。
今では年1~2回ほど好きなアーティストのライブに行く私も、最初はどんな感じで盛り上がったらいいのかわからず、楽しみな反面不安でした。
この記事ではそんな不安を取り除くべく、ノリ方と、初めての人が悩みがちな「手拍子をするか否か」の判断基準を書いていきます。
ライブでのノリ方ってどうしたらいいの?
クラシックコンサートなど座って楽しむ公演は別として、最初はノリ方がわかりません。
手拍子とかがあればわかりやすいですが、バラードとかは棒立ちもアレだし…
かといってノリノリにリズム取るのも違和感がありますよね(笑)
私が初めて行ったときも静かな曲で手持ち無沙汰で、とりあえず店員立ち(手を前に組む)をしていましたが、なんとなく堅苦しい気がしていました(^^;)
結論→なんでもいい。
それからライブに行きまくって十数年。
結論から言ってしまうと、どんなノリ方でも大丈夫です。
別に店員立ちでも、手を身体の横に置いて棒立ちでも。
ホールは前の席の背もたれに手を置いている人もいます。
ミディアムテンポの曲は横にゆらゆら揺れたり、ひざを曲げてリズムを取ったり。
バンド系の「指差し」や後述する手拍子はタイミングを計った方が良いですが、お客さんはライブ中に周りの人なんて見ていません。
実際、ご自身はお客さんのことを見ていますか?
それどころじゃないですよね。
演奏を聴いて演者の姿を目に焼きつけるのに必死なんだこっちは!(笑)
なので、身体が動くままにノリましょう!
どうしても不安だったら周りの人の真似をしても良いですね(^^)
手拍子をするかどうか迷ったら
次に、ノリ方でも特に悩むのが「手拍子していいのかどうか」について。
基本は「アップテンポの曲は手拍子、静かな曲はしない」。
盛り上がり方は自由と言えど、手拍子は音が出ますから、極端な話しっとりずっしりとしたバラードでやったらヒンシュクを買ってしまうことは想像できると思います(^^;)
ただ、アップテンポでもなくしっとりでもなく…という曲もあり、手拍子する基準(境目?)があいまいで迷ってしまうんですよね。
演者が促してくれたらする
1番わかりやすいのは、演者が手拍子を促してくれるときです。
手拍子のテンポもわかりますし、本人がやっているから絶対正しい!という安心感があります。
ファンの人を見てみる
ただ演者本人が手拍子をする曲は、わかりやすくノリが良いものだけであることも。
そんなときは客席、特にファンの人たちに倣いましょう。
Tシャツやタオルなどグッズで身を固めている方はガチファンなので(偏見)、チラッと見て手拍子していたら自分もする、皆聴き入っていたら静かにしておくのが無難です。
楽しい曲は手拍子
ワーッと盛り上がる曲でもバラードでもない。
また同じようなテンポでも手拍子する曲としない曲がある。
そんなときは、音と歌詞から判断します。
あくまで個人的な感覚ですが、身体でリズムを取りたくなるような音や、ポジティブ・元気な歌詞は手拍子。
私の好きなスキマスイッチを例に出しますが、メロドラマはアレンジによって手拍子したりします。
ライブで聴くことは少ないんですが( ̄▽ ̄;)
切ない・バラード・しっかり聴きたい曲は手拍子しない
逆に切ない歌詞や優しい音、じっくり聴くタイプの曲は、バラードでなくても手拍子はしません。
たとえばしっとりしていないしバンドサウンドだけど切ない歌詞の、Revival。
最初の方で手拍子をするお客さんもいますが、8割ほどがしていないのでだんだんと静かになっていきます。
とはいえ棒立ちも物足りないので、私はゆらゆらと身体をゆっくり左右に揺らすことが多いです。
SL9はライブで聴くと特に激しいんですが、手拍子はしない…というより圧倒されて「水を差してはいけない!」という感じでできません。
こういう曲は完全に棒立ち。でも構わないかなと思います。
静かにしているぶん、終わったら大きな拍手で感情を伝えましょう。
慣れたら声を出してみよう
アーティストにもよりますが、もし余裕があれば、盛り上がる曲の終わりに声を出してみてはいかがでしょうか。
拍手をしながら「フゥ~!!」とか「イエーイ!!」とか、「ブラボー」の気持ちを込めると、その曲がさらに楽しく、幸せな気持ちになりますよ(^^)
まとめ:自由でOK!
というわけで、ノリ方は人それぞれ。
- 静かな曲で手拍子はしない
- 席をはみ出て騒ぐ等の迷惑行為はしない
この2点に気をつければ基本的には大丈夫です。
極端な話、「盛り上がる曲もしっかり聴きたい!」という方は手拍子もせずにじーっとステージを見つめているのもアリでしょう。
(演者側に「楽しくないのかな?」と思われてしまう心配もありますが(^^;))
ぜひ思うまま、感じるままに全身でライブを楽しんでください!