この記事では、私が長らく悩んでいた頭皮の痛みについての原因と対策をメモしています。
あくまで個人の体験談ではありますが、
頭皮、特に後頭部や前髪の付け根がヒリヒリして痛い!
でも湿疹や赤み(炎症)はないし、なにが原因なの!?
とお悩みの方の参考になりましたら幸いです。
頭皮がヒリヒリして痛い!
発端は半年ほど前でした。
ふとブラッシングをしたときに頭皮が痛いことに気づきまして。
すぐに「頭皮 ヒリヒリ 痛い」みたいに検索したところ、「頭皮神経痛」を疑われるページが多くヒットしたわけですが、自分の症状は絶対違うやつなんですよね。
見た目にもなんの変化もないので、皮膚科で診てもらってもなぁ…って感じで半年が経った今、ひとつの原因にたどり着きました。
最初に言っちゃいます。
原因は
スマホ
です。
主な症状
まず、私の症状は
- 後頭部の頭皮が痛い、ヒリヒリする
- できものや赤み、傷などはない
- たまに痛くなくなる(入浴中・入浴後)
- 痛むところの抜け毛が気になる
こんな感じでした。
痛みに気づいたときは夏だったので「紫外線か、暑さで弱ってるのかな~」と放置していたんですが、夏が過ぎてもおさまらず、むしろ前髪の付け根まで痛むようになってしまいまして。
後頭部でのハーフアップや前髪をピンで留めてしまったら最後。
解いたときには掻きむしりたくなるような痛みが出ていました(T_T)
頭皮トラブルといえば、原因はいろいろあります。
- 紫外線、
- 栄養不足、
- シャンプーやトリートメントかぶれ、
- 髪を引っ張りすぎる、
- 頭皮が硬くなっている(血行不良)
などなど…
しかし、私にはどれも心当たりがありませんでした。
シャンプーとトリートメントはもちろん、ワックスやスプレーなどのスタイリング剤もずっと同じものですし、髪も後頭部の位置ではほとんど結びません。
頭皮もシャンプーの度にマッサージをしているのでやわやわです(笑)
そもそも「紫外線かな?」と思いながら、この夏(の日中)はほとんど外出していなかった!
「詰んだ…一生痛いままなのか…」
と、ちょっぴり覚悟しました(^^;)
原因はスマホ!?
そうして悩んでいる間にも年末がやってきます。
掃除や年末年始の買い出しに追われ、あっというまに大晦日・お正月ですよ。
でもね、そこでまた気づくんです。
「あれ、頭皮が痛くない。」
押しても動かしてもほとんどヒリヒリしません。
不規則な生活も運動不足もそのまま。
特別なことはしていないのになぜ…
と思っていたときです。
iPhoneの「週間レポート」の通知が表示されて、ひとつの原因が浮かび上がりました。
それがタイトルや序盤に書いた、スマホ。
忙しくてスマホを見る時間が減ったから、頭皮の痛みがなくなったのでは!?
疲れ目は身体に影響する
スマホと頭皮って関係あるの?と思われるかもしれません。
でもスマホって、手で持って、目と近い距離で見て使いますよね?
長時間使っていると目が疲れますよね?
これが良くないんです。
身体はすべてつながっています。
血管、神経、筋肉…
もちろん目にも神経や筋肉がありますから、スマホの使い過ぎで目が疲れる(=血行不良になる)と、目とより近くにつながっている頭(頭皮)や首・肩も血行不良になって凝ってしまいます。
そして頭皮が凝って状態が悪くなった結果ヒリヒリするようになった。
年末年始はスマホを使わない=目が疲れない=頭皮が凝らない!
というわけです。
具体的にいうと、普段のスマホ使用時間は1日4~5時間ですが、年末年始は1~2時間と
半分以下に減っていました。
そりゃ目の疲れも違いますよね(^^;)
入浴中や入浴後に痛みがおさまっていたのは、おそらく体が温まって血行が良くなったおかげでしょう。
抜け毛が増えたのは、血行不良により栄養などが行き届かなくなって毛根が弱ってしまったからと考えられます。
もしもずっと痛いままだったら…後頭部が…(((( ゚Д゚))))
血行不良による症状は個人差や程度で変わると思います。
自分の場合は痛みだった、というだけなんでしょうね。
忙しさが落ち着いた今はスマホを酷使する生活に戻ってしまったので時々痛くなりますが(^^;)
ちょうどこの記事を書いている前日に1日がかりの外出をしまして、スマホをあまり使わなかったので今日の頭皮は全然ヒリヒリしていません。
頭皮がヒリヒリ痛いときの改善策・予防法
頭皮のヒリヒリを改善する1番の方法は、スマホの使用時間を減らすことです。
これが大前提であることを忘れないでください。これに勝る方法はありません!
どうしてもデジタル機器を使わなければいけないときは、液晶画面から距離が取れるPCを使うか、腕をめいっぱい伸ばして使うようにしましょう。
ピント調節のための筋肉を縮めないことが、疲れ目解消には大切です。
それに加えて
- 血行を良くする
- 目のまわりの疲れをとる
この2点に気をつけることで予防・改善することができます。
身体を温める
身体を温めると血行が良くなり、コリや目の疲れも取れます。
特に寒い時期は、身体が冷える上に縮こまるので、体の動きが小さくなり凝りやすくなりますから、しっかり温めてあげましょう。
たとえば入浴はシャワーで済ませないで、湯船にしっかり浸かること。
40度のお湯に10~15分浸かるだけでOKです。
長風呂が苦手な方、忙しい方も、これならできるのではないでしょうか(^^)
また運動も健康的に体を温められます。
運動不足を感じている方は特に、軽いウォーキングでいいので週3日以上行ってみていただきたいです。
ちなみに痛み関係なく「寒いから今すぐ温まりたい!」というときは
- スクワット
- 腕立て伏せ
- その場で全力ダッシュ
が効果抜群ですw
マッサージをする
肩コリは揉んでもらうと和らぎますよね。
頭皮とそこにつながる目、肩、首もマッサージしてコリをほぐしましょう。
というか根本原因である目(疲れ目)をほぐしましょう!
- 眉の付け根~眉尻まで
- 鼻の付け根(眼鏡のノーズパッドが当たるところ)
- こめかみ
- 目の下を骨に沿って、内側から外側へ
このあたりを親指や人差し指の第2関節で優しく押します。
頭皮は全部の指の腹をあてて、揉みほぐします。
頭頂部に向けて引き上げたり、「かつら~www」と言って前後左右に頭皮をずらしてみたり。昔やりましたよね?w
表面を擦るんじゃなくて、頭皮を動かすことが大切です。
首は骨の横を円を描くようにクルクルとマッサージしたり、頭との境目(ちょっと出っ張っているところの下)を親指でグリグリしたり。
首を前後左右にゆっくり回してストレッチをするのもオススメです(^^)
肩はひどく揉むと逆効果なので、優しく撫でる程度にしましょう。
肩を回したり動かすと効果的です!
蒸しタオル+目薬
蒸しタオルは疲れ目に良いとされており、個人的にも1番効くと思っています。
目薬を差してから行うと一時的な近視が改善されたという話もあり。
目薬+蒸しタオルで視力回復?実際に試したら目がスッキリしました!
疲れ目を超えて眼精疲労になっている方は、蒸しタオルと冷やしたタオルを3分ずつ交互にあてるとスッキリしますよ♪
目に良いものを食べる
バランスの良い食事をとることは健康のために良いことですが、特に目に関しては
- 網膜や細胞の健康を保つビタミンA・B群・C
- ブルーライトなどの光から目を守るルテイン
これらを積極的に摂りましょう。
また紅鮭やキングサーモンに含まれるアスタキサンチンも、近年の研究で目のピント調節機能に対して有効な作用が認められています。
ただ、これらの栄養を定期的に摂るのって食事量的にもお財布的にも大変ですよね。
現実的には食べものとサプリを併用していくのが良いかなと思います。
1~2粒に不足分を補う量の栄養が詰まっていたり、疲れ目に特化したものはルテインも入っていますのでチェックしてみてください。
放っておくと薄毛の危険も…!
地味な痛みが続くと大きなストレスになります。
ずっと続く頭皮のヒリヒリとした痛み。
もしかして、スマホを使いすぎていないでしょうか?
疲れ目になっていないでしょうか?
血行不良は髪の毛が育たなかったり、本文で書いたように抜け毛の原因になってしまう恐れもあります。
思い当たる方は今すぐ目を休めて、疲れを取ってあげてください。
一個人の例ではありますが、ひとりでもお悩みの方の参考になりますように!