よしまのメモ帳

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スマホ+○○○で遠くのものの写真をそこそこアップで撮る方法!

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スマホで写真を撮る

スマホがあれば手軽に写真が撮れますが、ズームの画質が荒いですよね。

カメラに特化した製品なら問題ないのでしょうが、私が使っているiPhoneは最大ズームにすると、輪郭がわかるもののほぼモザイク…みたいな(゜-゜)

個人的には特に今年、野球観戦をする機会が何度かあったため、そのもどかしさを痛感しました。

かといって、少ない機会のためにカメラと望遠レンズを買っても重たいしかさばるし、そもそもそんなお金があったらチケット代に回したいですし(笑)

でも選手の、せめて表情がわかるくらいの写真が撮りたい気持ちもありますし…

と考えていた中で、ひとつひらめいた方法がありましたので、この記事で共有したいと思います。

スマホとコレでズーム写真を撮る。

まずどんな風に撮れるかというと、こんな感じになります。

▽iPhone8、ズームなし
通常のスマホ写真

▽今回の方法
双眼鏡越しに撮った写真1

日本シリーズです。ええやろ~(負けたけど)

内野スタンドのほぼ最後列とかなり遠くから撮影しましたが、この方法ならユニフォームのシワまでわかります。

もう一つ例を。

▽iPhone8、最大ズーム撮影
通常のスマホでズームした写真

iPhoneは好きなんですけど、このズームの粗さだけはイマイチなんですよねぇ…(^^;)

▽でも今回の方法を使えば、
双眼鏡越しに撮った写真2

ピントが合っていないので説得力が足りない気もしますが、質感がわかるくらいには綺麗に撮ることができるんです。

もちろん動画もOK!

必要なもの

この方法で必要なものは、2つだけです。

スマホで遠くの写真を綺麗に撮るために必要なもの

  • スマートフォン
  • 双眼鏡(6~8倍)

はい、この時点でなにをするかご想像がつくと思います(笑)

双眼鏡は以前観劇用に購入した「OLYMPAS 8x21 DPC I」を使用しました。
軽くてコンパクト、5000円弱で購入できるのでおすすめです!

また「10倍~の方がよりアップで写せるんじゃない?」と思われるかもしれませんが、倍率を上げすぎるとブレます。
写真を撮る場合は8倍までにしておきましょう。

写真を撮らなくても双眼鏡は持っていく方が多いでしょうから、実質荷物は増えませんね(^^)

やり方

早い話が「双眼鏡にスマホのレンズをあててシャッターを押す」というだけなのですが(笑)

まずは双眼鏡のレンズの片方を目で覗き、被写体にピントを合わせます。

ピントを合わせたら目を離して、スマホのレンズを双眼鏡のレンズにあてましょう。

双眼鏡にスマホのカメラを重ねる

双眼鏡にスマホのカメラを重ねる2

このとき、双眼鏡をなるべく動かさないようにすると被写体を見失いにくいです。
顔の真ん前で双眼鏡とスマホを構える感じですね。
(慣れたら操作しやすい位置にもっていって)

適当にあてるとスマホの画面が真っ暗に映るかもしれませんが、これはスマホと双眼鏡のレンズがちゃんと合わさっていないためです。
スマホを上下左右に動かして、被写体が映るよう調整してください。

画面に映ったらスマホがズレないようにしっかりと手で固定して、あとは普段と同じようにスマホ側でピントを合わせてシャッターボタンを押せば、写真を撮ることができます。

▽説明のために、親指サイズのイラストを撮影してみました。
イラスト

雑な一発書きです。

これを、2mほど離れたところから撮ります。

裏技ズームで撮っている様子

肉眼では米粒です。
自分は近視なので見えもしません。

が、双眼鏡を使って撮れば…

裏技ズームで撮った写真

なにを書いているかがわかる大きさで撮れるんです!

さらに大きく撮りたいときは、スマホ側で画質が悪くならない程度にズームしましょう。

撮っている様子は少し奇妙かもしれませんが(笑)
軽い・かさばらない・低コストと三拍子そろった方法なのでぜひお試しあれ!

ポイント:スマホは横向きがおすすめ!

スマホ+双眼鏡のNG例

ポイントとして、スマホは縦向きではなく横向きで固定しましょう。

実際に試してわかったことなんですが、片手に双眼鏡、もう片方に縦向きスマホを持って構えると、3秒でズレて画面が真っ暗になります(^^;)

双眼鏡とスマホは一緒に両手で持って、しっかり固定しましょう!

注意点・デメリット

この方法を思いついて「私賢くない!?」と自画自賛したのですが(50番煎じくらいだわ)

注意点が3つあります。

写真が丸型になります

双眼鏡を覗くとわかるかと思いますが、視界が丸くなりますよね。
写真を撮るときも同じで、序盤に載せた写真のように角が切れて円形で撮影されます。
加工などをする予定がある場合はご注意ください。

とはいえドアップでないかぎりはトリミングして長方形にできるので、そこまで心配はいらないでしょう(^^)

こまめにピントを合わせましょう

今回の方法を使うと結構ピントが外れるというか、こまめにスマホ画面をタップしてピントを合わせる必要があります。

まぁ、これもスマホでもよくあることなのであまり気にしなくて良いかと。

マナーは守りましょう

これは普段撮影する際にも気をつけたい点です。

スポーツ観戦であれば座席を離れて撮影をしたり、スマホと双眼鏡を左右や頭上など極端に動かして撮ると、周りの方の視界を遮って迷惑となってしまいます。

顔の前、体の前など自分がいる座席の範囲内でスマホを構えましょう。

これでダメならおとなしくカメラを買うべし

というわけで、貧乏人の苦肉の策をご紹介しました(笑)

あくまで「スマホズームよりは綺麗に撮れる」というレベルではありますが、「記録として撮れたらいいかな」という方のお役には立てるかと思います。

野球観戦のほか、バードウォッチングや虫・動物を遠くから撮りたいときのひとつの手として参考になりましたら幸いです。

当然ながらカメラ+望遠レンズか良いコンデジの方が圧倒的に綺麗に撮れるので、「この程度じゃダメだ!」と思われる方は、おとなしくそちらをご購入ください(笑)

▽光学40倍ズームのコンデジらしいです。いいなぁ。