最終更新日:2019年1月11日
今年もあと1ヶ月ちょっととなって、今年はたくさんイベントに行ったな~と振り返ってみたりしてます。
特に今までよりお芝居を見る回数が増えて、新たな刺激を受けました。
そのお芝居を見るときに気になったことがありましたので、自分自身も心がけたいマナーとして書き留めておこうと思います。
最低限守りたい・守ってほしい6つのことです。
舞台を観に行く人が心がけたい6つのマナー
1.携帯の電源はオフに。
舞台に限らず映画・コンサート・イベント等でも携帯についてはアナウンスされる事ですね。
上演中に着信音が鳴ると単純にうるさいです。
そして劇場内にいる人の集中力を途切れさせます。
舞台上で静かなやりとりをしている最中、「ピリリリリリ」と客席に鳴り響いたことがあります。
その瞬間、物語の中に入って観ていた集中力がプツンと途切れました。
鳴らした人は周りから白い目で見られますので気をつけましょう。
日常から離れて観に行っているのに引き戻さないでください(-_-メ)
一番小さい音でも静かな劇場内では響きます。
マナーモードでもいいんじゃないかと思われるかもしれませんが、バイブレーションでも周りの席の人には聞こえます。
アラームを切って、各アプリの通知も全部切って、電波オフにして、と全部鳴らないようにしてかばんに入れておくのなら良いですが、どうせ公演中は携帯を触ることはないですから、ワンタッチで電源を切ってしまいましょう。
2.飲食はロビーで。
上演中の飲食はNG。
ガサガサと音が立ちますし、ゴソゴソと動いている姿が視界に入ると気が散ります。
時間が長い公演は休憩があるので、その間に食べたり飲んだりしましょう。
また一部劇場を除き、休憩中でも劇場内での飲食は禁止されています。
隣の人との距離が近いので、においや客席を汚してしまうと周りに迷惑がかかるのだと思われます。
実際はスタッフの方の目を盗んでお茶を飲んでいる人もいるし注意されることもあまりありません。
しかし万が一こぼした時のことを考えると面倒なので、ロビーに出て飲んだほうが安全かと思います。
座りっぱなしは腰にも悪いしね。
どうしても喉が渇く・お腹が空くという人は途中退出するか、上演前に飴(においのきつくないもの)を口の中に入れておきましょう。
ガムはクチャクチャ音と動作があるのでNG。
においと言えば、観に行く前にお酒やニンニクは食べないでもらえると助かります。
あれは本気でくさい!(笑)
3.帽子は取りましょう。
観劇どうこうに関わらず、屋内で帽子を脱ぐことは礼儀です。
それに帽子を被っていると、後ろの席に座っている人の視界を遮ってしまいます。
脱いでバッグの中かお膝の上に置いておきましょう。
ちなみに被っていたらスタッフの方が注意に来られることもありますが、言われる前に自分から取っておけると大人ですね(^^)
視界を遮るという点では、アップヘアや大きな髪飾りも控えましょう。
これはコンサートや映画でも気をつけたいところです。
最近見ませんが、一時期、頭のてっぺんに大きなお団子を作るヘアアレンジが流行っていましたよね。
その頃かな?コンサートでお団子と大きなリボンの髪飾りというダブルコンボのお嬢さんがいらっしゃいまして。
まぁ見事にステージの半分が覆われてしまい、後ろからお団子むしってやろうかと思いました(真顔)
髪を下ろせとまでは言いませんが、トップより低い位置でのヘアアレンジにしましょう。
ちなみにポニーテールはてっぺんでなければ視界を遮ることはありませんが(検証済み)、背もたれでつぶされて崩れてしまうのでサイドに持ってくるアレンジがオススメです。
4.背中は背もたれに。
舞台をより近くで見たいのはわかりますが、体が前のめりにならないよう気をつけましょう。
こちらも後ろの人の視界を遮らないためです。
言ってしまうと、これをされたことで今日の記事を書こうと思い立ちました(-_-メ)
劇場はある程度の段差があるので通常は舞台全体が見えます。
二階・三階の席は見下ろさなければいけないので傾斜がやや強くなっていたりします(劇場によりますが)
ちょっと試してほしいんですが、段差の上に自分、下に誰か座ってもらってみてください。
それで前に座っている人の姿勢が普通のときと、前のめりになっているときを比べていただけると分かるかと思います。
そう、前方の景色が一部見えなくなっちゃうんです。
劇場の座席も一緒。
前の席の人が体を前に倒すと舞台の一部が見えなくなります。
例えば主人公がヒロインに告白する、自分の気持ちをさらけ出す、等の重要なシーン。
演者の立ち位置がその遮られた部分だったら。
自分がそれをされたら。
嫌ですよね?
大袈裟だけど、場合によっては公演自体を台無しにされた気分になります。
見入ってしまって、のめりこんじゃって、ついつい身を乗り出してしまいそうになるかもしれませんが、身体はシートに深く座り、背中を背もたれに預けましょう。
5.上演中のおしゃべりはNG。
うるさい。
これだけです、はい。
携帯同様集中力をそがれます。
最近では映画館の注意事項にも加えられていますよね。
静かな劇場内では小声でもわりと聞こえます。
というか話してて舞台観てるの?聞いてるの?という感じ。
その都度の感想は終わってからまとめて話すか、せめてメモに留めておいてください。
メモ取ってる人もいたらいたで「舞台聞いてんの?」と思いますけど(どっちだよ)
舞台は生ものなので、その瞬間を感じた方が有意義なのではないでしょうか。
またうるさいといえば「咳」も挙げられるのですが、生理現象なので責めるつもりはありません。
ただマスクとハンカチで音を抑えたり、咳止めを飲む、長く続くようなら一度退出するなど演者・観客への気遣いをお願いしたいです。
やはり気が散ってしまいますし、人が密集しているところでノーガードでゴホゴホされるのはちょっと…。
咳の他にも、観劇は座りっぱなしですので少なからず身体に負担がかかります。
事前に体調を整えておきましょう。
咳やくしゃみが不安なときは、口に当てることで音を抑えてくれる「口布団(吸音クッション)」がオススメです。
6.コンサートではありません。
自分は幸いにも遭遇した事がないのですが、アイドルの方が出演される場合にマナーとして挙げられる点です。
うちわやボード、ペンライト等、あからさまな応援グッズを使用すること・持っていくことは控えましょう。
グッズをジャラジャラつけたいわゆる「痛バッグ」等も不快に思う方もいます。
キャスト目当てだとしても、あくまで「ひとつの作品を観る1人」として観に行ってください。
(最近多い2.5次元の舞台はこれに限らないかも。行ったことがないのでわからんです。)
上演中に舞台に向かって声をかけることもNG。
話の流れが止まったり、役者さんの集中力を切らすことに繋がります。
あとやっぱり単純にうるさい。
これをやる人が本当にいるのかと思いますが、色々な方がマナー喚起される際に書かれているのを見るに、いたんだろうと思います…。
ライブじゃないんだからね。
さっきも書きましたが、観に行ったからには皆で作られている1つの作品を観ているということだからね。
歓声をあげたり叫ばないようにしましょう。
気持ちは公演終了後にめいっぱいの拍手で送っていただけたらと思います。
さいごに
以上、観劇する際に最低限気をつけたいマナーを挙げてみました。
これだけでも守っていただけたら、皆が楽しく観劇できると思います。
自分も欲求に負けて迷惑を掛けないように気をつけます。
他にも細かいマナーがあるのでしょうが、とりあえずここまで。
足らない点がありましたら遠慮なく言ってやってください。
ここまで書いてきましたが、マナーを守っている人が「マナーの悪い人を気にしないこと」も大切だと思います。
「うるさいなぁ」と思っている間にも話が進むため、それこそどんな表情や動きでどんな台詞を発していたのかなどが後から思い出せないんですよね。
迷惑行為は注意するとしても自分が集中すれば周りなんて気にならないので、周りで多少あっても気にせず舞台に集中することが楽しむコツです(^^)
あ、だからといって周りは好き勝手して良いわけではありませんよ!
気にされないからといって自分勝手にならないように!ここ重要!