最終更新日:2020年2月24日
可愛いトートバッグを買ったけど、よく見るとファスナーやボタンなどの留め具がついていなかった!
こんな経験はないでしょうか。
留め具のないバッグって口がパカーッと開いていて中身が見えやすく、人にうっかり見られたりスリなどの盗難に遭うのではないかと不安ですよね。
私もつい先日、イベントに持っていこうと思っていたグッズのトートにファスナーがついていないことに気づきまして。
イベント前の忙しいときに一人あたふたしていました(笑)
でもせっかく買ったんだから、使わないなんてもったいない!
ということで、ファスナー等がついていないバッグの中身が見えないようにする方法と、実践してみた感想をメモしていきたいと思います。
トートバッグの中身を見えないようにするには?
中身を隠す方法は大きく分けて2種類。
- 口を閉じる
- 中身を隠す
このどちらか、または両方をクリアすればトートバッグ問題は解決できます。
各方法のメリット・デメリット
ファスナーをつける
ないならつければいいじゃない!
ということで、まずはファスナーを付けるという選択肢。
見えにくさ、防犯(開けづらさ)ともに一番なのは、やはり口を全部閉じることができるファスナーではないでしょうか。
さらに荷物を上いっぱいまで詰めても閉められるので他の方法よりものをたくさん入れることができます。
ファスナーは手芸店などで売っていますので、トートと同色の布をつなぎにして縫いつけましょう。
ファスナーのデメリットとしては、とにかくつけるのが面倒くさい!(笑)
難易度も1番高いのではないでしょうか。
普段からお裁縫をしている人には一番おすすめですが、そうでなければ綺麗に仕上げるのは難しいかもしれません。
また裏返しても使えるリバーシブルタイプでは使えませんのでご注意ください。
自分が裁縫素人、さらにリバーシブルトートだったのでこの方法はダメでした(T_T)
ボタンをつける
続いてボタンをつける方法。
既製品でもマグネット式のボタン(マグネットホック)がついたトートバッグって多いですよね(^^)
こちらは差し込み式や縫いつけ型、どうにもできなければ接着剤を使うという手もありますので、ファスナーより取り付けやすいというメリットがあります。
取りつけやすさでいうとマジックテープ(バリバリと剥がすやつ)でも良いんですが、音とか見た目が気になるかなぁと。
取りつける手間は一緒ですからマグネットホックのほうがオススメです。
参考リンク:通販マグネットホック選び方の注意と取付け方 | hapimade手芸教室|ハンドメイド・手作りのお手伝い
マグネットホックのデメリットは、中身が見えやすいという点。
留めるところが1点しかないので、特に大きいトートだとふとしたときに中身が見えますし、スッと手を入れやすかったりします。
あと中身をいっぱいまで入れるとボタンが留まらないまたは外れます。お腹が出過ぎてズボンのボタンがはじけ飛ぶ!みたいな。
身体もトートも物を詰め過ぎてはいけませんね!(何の話)
またこちらもリバーシブルには使えません。
持ち手に輪っかをつける
こちらはネットで見つけた方法です。
トートバッグの2本の持ち手を束ねるように輪っかを二つつける、というもの。
満員電車など人が多い場所では持ち手の付け根(?)に輪っかを下ろすことでトートの口が閉まり、中身が見えづらくなります。
「輪っか」と聞いて何コーナーに売っているのか考えてしまいましたが、キーリングやカードリングが大きさ的にもちょうど良さそうです。
取りつけも簡単ですし、口を閉じたいときにもサッと使えるので簡単さはかなり上位にくるのではないかと思います。
ただしバッグのデザインによっては合わない、また合う素材の輪っかを見つける必要があります。
革とか、しっかりした素材のトートには銀ピカのリングは浮きそう…とか。
そしてサッと動かしやすいということは、周りからもサッと動かしやすいということなので、防犯の効果は薄いと思います。
インナーバッグを入れる
続いてトートの中にさらに小さなバッグを入れる方法。
インナーバッグとかバッグインバッグなどと言われており、専用の商品も多数販売されています。
ファスナー付きのインナーバッグであれば口をしっかり閉じられるので、防犯性としてはファスナーの次に高いかと。
トートバッグのサイズにもよりますが、そこそこ大きいインナーバッグを選べば抜き盗られる可能性も低いでしょう(抜き盗ろうとすると口に引っかかって気づく)
仕切りやポケットがついているものも多く、トートバッグの不便な点である「中身がグチャグチャになって取り出しづらい」という問題が解消されるのも良いところですね。
またインナーバッグに荷物を全部詰めておけば、他のバッグを使うときに携帯や財布、化粧品などをバラバラと入れ替えなくてもこれひとつをポンッと移し替えるだけで済んでしまいます。
さらにリバーシブルもOK!
普段いろんなバッグを使っている人にオススメの方法です。
インナーバッグが個人的には一番楽でベストなんですが、唯一デメリットを挙げるとすれば、コストが一番かかるんですよね。
他の方法はワンコインで済むんですが、ある程度大きさと厚みがあってファスナーが付いていて…となると1000円以上になってしまうという。
とか言ってたら数百円でありました( ̄□ ̄;)
欲しい(笑)
クリップで留める
トートバッグの真ん中を可愛いクリップで留めるだけ☆
という簡単さナンバーワンなこの方法。
ヘアクリップでも数百円とコストが少なく、リバーシブルOK。
付け替えも簡単にできます。
クリップはヘアクリップでもなんでも良いですが、大きくてなるべくバネの強いものを選びましょう。
ただしバッグの口をガバッと開けがちな人、雑に扱いがちな人には不向きかもしれません。
物を出し入れするうち何かの拍子でクリップがピンッ!と外れてしまうおそれがあります。
私もせかせかと出し入れするタチなので向かないかも…
またバッグのデザインに合わせたものを選ばないといけない、という点でもセンス皆無の私にはできない方法だと思いました(T_T)
タオルなどで隠す
最後はタオルやカーディガンなどを一番上にかけて中身を隠してしまう方法。
手持ちのもので中身見え対策ができるので、買い足したり荷物を増やす必要がありません。
トートバッグに使うならフェイスタオル以上の大きさがあると良いですね。
輪っかをつける方法と同様にサッと手を入れやすいので防犯面ではイマイチですが、手軽にできるので取り急ぎ隠したいときにオススメです。
インナーバッグを入れてみた。
以上、トートバッグの中身を隠す方法を挙げてきましたが、さてどの方法を使うか悩みます。
個人的にはインナーバッグを使いたい。
でもお金がないんだよなぁ…
そうだ!
何でもいいからバッグ入れたらいいんじゃない!?
と思いつきまして。
今回、手持ちのエコバッグをインナーバッグとして使ってみることにしました。
前置きしますと、これからご紹介する方法はトートバッグの布が二重になっているもの(リバーシブル)に向いている方法です。
やり方によってはリバーシブルでなくてもできます(後述します)が、何卒ご了承ください。
用意するもの
- トートバッグ
- 薄手のエコバッグ
- 安全ピン 2~4個
エコバッグの素材はなんでも構いませんが、なるべく柔らかい素材だと折りたたんだり形を変えやすいので便利かと。
エコバッグの他、巾着袋でもOKです。
今回はコットン製を使用。
使いすぎてクシャクシャですが許してくださいw
安全ピンの大きさはお好みで。
針の穴が気になる場合は小さいものをたくさん使うと良いでしょう。
やり方
トートバッグの内側に、安全ピンでエコバッグを付けるだけです。
書くほどもないくらい簡単なんですが(笑)
こんな感じでエコバッグの内側とトートバッグの内側の布をすくって、留めます。
△トートとエコバッグの間。
エコバッグだけでも良いんですが、きちんと留めておくと安心感があります。
これなら袋ごと盗もうと思っても取れませんねw
貴重品はエコバッグの中に。
イベント・ライブの公演中など長時間目を離さなくてはいけないときは袋の持ち手をかた結びにして開けづらくしておきましょう。
そうすれば、盗まれそうになっても足元でガサガサしますから、さすがに気づきます(笑)
ポイント・注意点
少なからず安全ピンの針で穴が開いてしまいます。
トートバッグの縫い目など、目立たないところで留めるようにしましょう。
またリバーシブルでない一枚布のトートバッグにインナーバッグを付ける場合、安全ピンを刺すと針が外に出て目立ってしまいます。
トートバッグの内側とエコバッグの外側にシールタイプやアイロン接着タイプの面ファスナー(マジックテープ)を付けるか、トートバッグと同色の糸で縫いとめることをおすすめします。
結果、なかなか良いです。
名付けて「インナーエコバッグ」。
これでイベントに行ってきましたが、なかなか良かったです。
上には見られても良いものを重ねたり、「タオルで隠す」との合わせ技でさらに貴重品を守ることができました。
手軽にできる中身見え対策はたくさんありますので、トートのファスナーがなくて悩んでいる人は合いそうなものを試してみてはいかがでしょうか。
ぜひお気に入りのトートバッグをヘビロテしてあげてください(^^)