最終更新日:2019年8月20日
髪の毛や頭皮には気を遣っているのに、
毎日シャンプーしているのに、
つむじが痒い!
そんな方は、シャンプーの仕方に問題があるかもしれません。
私もここ半年ほどつむじのかゆみに悩まされていたのですが、シャンプーの仕方を変えて二晩ほどであっさりとかゆみがなくなりました。
とても簡単・単純なことなので、ここにメモしておこうと思います。
洗う順番を変えたらつむじのかゆみがなくなった。
まず「つむじ かゆい」で検索すると抜け毛・薄毛対策のページが多く表示されて「私、ハゲるの!?」と心配になる方もいるかと思います。
でもかゆみと薄毛に直接の関係はありませんのでご安心ください。
(かゆくて掻きすぎた結果、頭皮が傷んで毛が抜けやすくなる可能性はあります。)
つむじがかゆくなる原因は主に
- アトピーや脂漏性皮膚炎などの炎症
- 頭皮の乾燥
と言われています。
今回シャンプーの仕方で改善するのは後者「頭皮の乾燥」。
炎症が起きている場合、かゆみが酷い場合は今回の方法より先に皮膚科で診てもらってください。
痛みや腫れ、赤みなどが出ていなければ、とりあえず今回の対処法を行う価値はあるかと思います。
で、それならなぜ乾燥するの?という話なのですが…
「汚れが溜まっているから痒いんだ!」
と思ってシャンプー剤の量を増やしてはいませんか?
実はこれが、つむじがかゆくなる原因なんです!
もともと頭皮や髪の毛の汚れはお湯で8割方落とせます。
シャンプー剤はその手助けをするだけ。
なんなら毛先は頭皮を洗った残りの泡で流すだけで十分なんです。
シャンプーは洗浄力が強いため、使いすぎると頭皮への刺激となったり皮脂を取りすぎてしまい、乾燥の原因となってしまいます。
毛量が多いロングヘアでも、洗髪1回につき1〜1.5プッシュ。
ショートなら0.5プッシュで足りるもの。
それ以上使っている方は減らして様子を見てみましょう。
減らすと泡立ちが悪くなる場合は
- 最初に髪の毛をお湯でしっかり濡らす(洗う)
- シャンプー剤を2回、前頭部と後頭部に分けてつける
この2点を気をつけるとしっかり頭全体に泡が行き届きます。
摩擦が起きない程度でモコモコもしすぎない、ほどほどの泡加減が理想です。難しい!
つむじがかゆくならない洗い方
それでも改善しない方は、洗う順番を変えてみてください。
はい、ここでようやく本題です(前置き長っ!)
頭を濡らしたら適量のシャンプーを手のひらで水を加えながらしっかりと泡立てます。
そして、
- 後頭部
- サイド
- つむじ
- 前髪
この順番で洗ってみてください。
(3と4は入れ替えてもOK)
指の動かし方などは普段通りで問題ありません。
かゆみの原因は洗いすぎだった!
私の場合、シャンプー剤は適量なのにかゆみがおさまらなかったんです。
爪を立てたりゴシゴシしたり頭皮を傷めるようなこともしていませんでしたし、なにがいけないんだろう?と。
それからいろいろと試行錯誤した結果、シャンプー剤のつけすぎが原因だと判明しました。
さっきと一緒じゃん!と思われることでしょう(笑)
でも理論というか、心理は一緒なんです。
私は今まで「かゆいから綺麗にしなきゃ!」と思って、シャンプーを泡立てたら一番最初につむじを洗っていました。
当然、泡はつむじにたくさん付きますよね。
=皮脂を取りすぎて乾燥し、かゆくなる。
ということだったんです。
それまで「イーッ!!」となって爪でバリバリと掻きたくなるくらいかゆかったんですが、この順番で洗いはじめて2日でピタリとかゆみがなくなりました。
注意:例外もある
つむじのかゆみはこんな単純なことが原因だったなんて…
と少し拍子抜けです( ̄▽ ̄;)
しかし、もちろん例外もあります。
- ヘアワックス
- ヘアスプレー
- オイル
これらを頻繁に使っている方は、逆にしっかりシャンプーをしましょう。
整髪料やヘアケア製品は髪の毛先を中心に使うものが多いと思いますが、うっかり地肌について放っておくとどんどん蓄積して毛穴を詰まらせ、かゆみなど肌トラブルの原因になってしまいます。
十分すぎるくらいお湯で濡らす、2度洗いする、などしてしっかりと整髪料の汚れを取り去りましょう。
まとめ
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とは言いますが、髪を綺麗にするためのシャンプーもほどほどにしないとトラブルの元になってしまいます。
つむじがかゆくてお悩みの方は、試しに洗う順番を変えてみてはいかがでしょうか。
特に「髪のベタつきとは無縁!」という乾燥肌の方は、これから寒くなってますます乾燥しやすくなります。
くれぐれも洗いすぎにはご注意を。
2~3日に1度くらいはシャンプー剤を使わず、お湯で洗い流すだけの「湯シャンプー」にするのも良いかもしれませんね。