よしまのメモ帳

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もうブログの書き方で悩まない!「100倍クリックされる超Webライティング実践テク60」を読んでみた感想。

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最終更新日:2019年7月29日

ブログのタイトルってどうやってつけたらいいの?

記事の書き方ってどうすればいいの?

そんな悩みを解消するヒントになる本を今日はご紹介します。

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その名も「100倍クリックされる 超Webライティング実践テク60」!

こちら2017年3月に発売されたWebライティングのテクニック本です。

「100倍クリックされる超Webライティング実践テク60」 感想

私は3年ほどブログを書いていますが、未だに「これでいいのかな?」と悩むことがしばしばあります。

特にタイトルは毎度頭を悩ませており、ネットの情報を漁りつつ本も探していたときにこちらのタイトルを見つけまして。
「60個もテクニックが載っているなら何かヒントが得られるだろう」と思い購入しました。

日記ブログであれば適当でも構いませんが、「読まれるため」となると難しいですよね。

全体の概要、感想

書籍のジャンルとしては「ウェブライティング」になるのでしょうか。
ブログに限らずウェブで文章を書く人に向けたライティング本となっています。

人をひきつけるWebの文章には法則がある!Webメディアを1万PVから650万PVに育てた著者が教えるWebライティングの極意。巻末付録・これさえ使えば読者のクリック率が100倍上がるキーワード&コンセプトリスト50。

Amazon100倍クリックされる 超Webライティング実践テク60 内容 より

全8章+αで構成されており、各章の項目数は少なく、1項目も見出し1ページ、本文1~3ページの全2~4ページと短く読みやすい構成になっています。
活字嫌いでも疲れることなくサクサク読み進めることができました。

この本は月間1万PVのWebメディアを650万PVにまで成長させたメディアコンサルタントの東香奈子さんが書かれているとのこと。
実績のある方が書かれると説得力も違いますし、例文を織り交ぜながら書かれていて分かりやすい内容になっています。

内容に関してはぶっちゃけ人気ブログのアクセスアップ記事とか、ネットで見られるものが7~8割くらいあります。
相当数ブログを読み漁っていた自分にとっては知っているテクニックも多くありました。
なので徹底的に節約したい人は、ネットをいろいろ探してテクニックを得るといいと思います。

ただ、多くのブログで書かれているテクニックがこれ1冊にまとまっているので、この本の方が勉強の効率は良いと思います。
ブログをいろいろめぐる時間と手間を買った感じですね。時は金なり。

以下より各章の簡単な説明と感想を書いていきます。

1~2章 心構え、考え方

1勝、2章は文章を書く前に考えることについて書かれています。

読まれる記事を書くための心構えといいますか。

何を、誰に、どう伝えるか。
そのヒントが書かれています。

本文は2章合わせて12Pくらいと短めですが、ここの「読者について考える」ということは 読まれるブログを書く上でベースになりますのでしっかり頭に入れておくと良い項目かと思います。

自分のブログは全然考えていませんが(笑)

いや、全然ということはないですけど…
書きたいことを好きなタイミングで書いているので「読んで役立ててくれたら嬉しいな」くらいの感覚ですね。
ちゃんと考えないとなぁと思いながら月日は経ち…

中でも「時間帯で読者層が変わる」というのは、考えればわかることですが今まで全然考えていなくて心に刺さりました。
いつかアクセスアップのコツとして読んだ「決まった時間に更新する」というものを重要視していてすっかり忘れていたんです。

たしかに主婦向けの料理記事を夜に投稿しても、お母さんは忙しくて見られません。
働く人向けに新作デバイスの記事を書いても仕事中ですよね。

検索に載るときに更新時間は関係ありませんし、記事内容によって更新時間を変えるのもアリかもしれないと思いました。

3~4章 タイトル付け

3~4章はクリックされやすいタイトルを付けるコツ。
ページ数は増えますが見出し1つに1~2ページなので変わらず読みやすいです。

個人的にタイトルに困っていたので期待していた章なのですが、ネットとかでよく見るテクニックが多いと感じました。
ざっくり言うと「具体的な数字を入れる」「煽る」「適切な文字数にする」とか。(具体的な方法は本に書かれています)

タイトルが浮かばないときに辞書のように使うと便利そうです。

その中で新しい発見だったのが、類語辞典。
同じ言葉を使わないために違う言い回しをする、その言い回しを見つけるために類語辞典を使うというものなのですが、ネットの辞書サイトをあまり使ったことがないので「類語辞典」を知って「なんて便利なんだ!」と思いました。
多分これからめっちゃ使います(笑)

過去記事タイトルを変えてみた

せっかくなので、本のテクニックに習って過去記事のタイトルを変えてみたいと思います。

例1:

胃腸風邪になったらこれだけはするな!

気をつけよう!胃腸風邪になったらしてはいけない4つのこと

例2:

繰り返す口周りのブツブツ。ついに原因が判明!

繰り返す口周りのブツブツは2つの意外な原因だった!?

即席ですが、「具体的な数字を入れる」というのを実践してみました。
いかがでしょうか。少しはクリックしたいタイトルになりましたかね?前の方がいい?(笑)

自分では「検索でよく出てくるWebメディアサイトっぽいタイトルだな~」と思うので、もう少しオリジナリティを混ぜてレベルアップしたいところです。

5~6章 本文の書き方

5章、6章はブログ記事、ウェブメディア本文の書き方です。

5章でテンプレなどを使った書き方の基本を、6章では記事をレベルアップさせるひと工夫が紹介されています。

ブログ初心者の方や、スランプなどで記事の書き方に迷っている(過去の自分)にはとても役立つ内容です。

もう何年もブログを書いている自分も、序文(前書き)と締めの文は勉強になりました。
タイトル付けと同じくらい苦手な項目なんですが「こんなにシンプルでいいの!?」と良い意味で拍子抜けというか。

でもこの章で書かれているテクニックの1つ「断定した口調で書く」というのはどうも苦手で、出来るようになるのはまだまだ先かな、なんて思ってしまったり。
物販やレビュー記事はそういう押し(?)が必要になってくるので頑張りたいですが…
だって自分がお客さんだったらイヤですよ、自信なさそうに勧められても買う気しませんよね(笑)

7章 ネタの探し方

書くことがなくなってしまったときにチェックしたい7章。

ある程度ジャンルが決まっているブログでは派生していっていろいろネタが浮かんでくるんでしょうね。
当ブログは雑記なので、とにかく人やモノ、情報など外部に触れることが大事なのだと改めて感じさせられました。外に出よう!

この章は短いですし、具体的なネタの探し方は少ないのでサーッと読み進めていきました。
ここについては別の本を探した方がいいかな。

8章 文章以外のテクニック

最後8章。ここでは文章以外で読まれるようにするテクニックが5つ書かれています。

主に「いかにタイトルを人の目に触れさせるようにするか」という内容でした。
どんなに良い記事を書いても、タイトルを見てもらう機会がなければ読んでもらえません。
ページ数は少ないですが、しっかりチェックしておくべき章かと思います。

こんな人にオススメ

  • ブログの書き方に悩んでいるウェブ文章初心者~中級者
  • 理屈とかいいから分かりやすいテクニック本が欲しい人
  • 辞書的に使えるテクニック本を探している人

 

まとめ

以上、「100倍クリックされる超Webライティング実践テク60」を読んだ感想を書いてきました。

実はこの「まとめ」の書き方、この本を読んでから変わっているんですよ。
前は「まとめるためにいろいろ書かなきゃ!」というプレッシャーからなかなか文章が浮かばず時間がかかっていましたが、最近は比較的サクサクっと書けているのでとても気が楽になりました。

巻末にはさらに内容を凝縮させたキーワードリストもあり、PCの横に置いておいて時々パラパラと捲りたくなる本でした。

ブログの書き方に悩む人はぜひ一度読んでみてください!