どうも、最近の部屋着はもっぱらライブTシャツのよしまです。
私は今、めちゃくちゃ迷っています。
ライブのチケットを買うべきか否か、を!
というのも、大好きなアーティストが無観客ライブを行うことになったんです。
告知が出た瞬間「久しぶりのライブだ!歌が、演奏が聴ける!」と喜びました。
概要を見て「コンセプト楽しそう!いいね!」とさらにテンションが上がっていきます。
でも最後にチケット価格を見たとき。
「高いな」と思ってしまったんです。
自分でもなぜそう感じたのかよくわかりませんでした。
「推しが見られるのに高いってなんや?」と。
なんなら普段の半額ほどで観られるというのに。
罪悪感というか、ファンとして後ろめたさのようなものも出てきたりして…。
そんなとき、SNSのとある投稿が目に入ってきて、チケット購入を迷っていた理由がわかりました。
そんな気づきをぼちぼち書き留めておこうと思います。
大前提として、限られた中で何かしようと尽力されていることは重々承知しており、アーティストやスタッフの皆々様に感謝と尊敬をしています。
それとは切り離して、ライブの価値について考えるところを書いていきます。
あわよくばチケットを買うか否か決められたら…(笑)
よって、けして「チケ代高え!」と愚痴る記事ではないので、どうか石などは投げないでやってくださいm(__)m
「あ、私は今まで音楽を聴くためだけにチケットを買っていたんじゃないんだ」
投稿を要約すると「公演前後の時間も合わせてイベントの価値だから配信はライブの代わりには…」という内容でした。
投稿の意図としては「だから今後もオンラインでいいや、とは思わないでね公式!」というものなので当記事のテーマとは違うんですが、この「主目的以外も価値」という感覚が自分の中で腑に落ちたんです。
「あ、私は今まで音楽を聴くためだけにチケットを買っていたんじゃないんだ」って。
よく「ライブは会場の空気を楽しんでる」と言いますし「わかる〜」とも思っていたんですが、今回よりハッキリした気がします。
SNSは言語化できない気持ちをうまく呟いてる人が多くてありがたいですねぇ。
ライブの「価値」って。
そもそも「どこからどこまでがイベントやライブの価値(=チケット代の対価)なの?」という話ですが、これは公演本編のみだとして話を進めます。
自分の体感としてはチケットを切って入場したところからなんですが、前説等は代金に含まれないよね、と。
そして公演本編の価値の内訳として、「音楽を聴く」の割合は意外に少ないんだなぁ、というのがこの度の気づきでした。
じゃあ1番多いものは?というと、
「生で、目の前で、歌や演奏を聴く」
これなんですよね。
価値全体の70%くらいを占めています。
生、目の前というのが大事。
良い曲はCDだろうがダウンロードだろうが良いものです。
でもホールやライブハウスの大きなスピーカーから流れる迫力のある音、シン…とした瞬間の息づかい、演者の熱量など、やっぱり目の前で聴いて見て感じられるもので。
そのためにお金を払って、新幹線に乗って会場まで足を運ぶんですよね。
あぁ…ライブ行きたい…。
そして残りの30%は、ざっくりいうと会場の雰囲気かなと。
拍手して、コーレスして、盛り上がりまくっている空間を、演者とお客さんと共有できる楽しさ。
これも現場でないと得られない価値でしょう。
ストレスから120%解放される時間です。
人混みは苦手な私でも、気持ち的には隣の知らない人とハイタッチしたくなります(したくなるだけ)
あ〜ライブ行きたい(うるさい)
配信はこれらの価値を得られないため、ライブとしては高いと感じたんです。多分。
準備費用も考えれば妥当もしくは破格なんでしょうけどね。
そんなことを書くと
「ライブのくくりに囚われすぎでは?」
「推しが頑張ってくれているのに買うべきだろう!」
と思われるかもしれません。
しかし、まぁなんというか、考え方の違いってだけです。
私のスタンスは、あくまで「提供されるものの対価として課金する」というもの。
「支える」「貢ぐ」という感覚はほぼありません。
配信は「家でゆっくり観られる」という利点があり、生配信なら「生じゃん!」となります。
「こっちの方が楽だわ~」と思う方もいるでしょうから、これまたそれぞれの考え方だと思います。
自分の求める価値とは合わなかった、それだけのことです。
ただ久しぶりのパフォーマンス、オリジナルのセットリストという価値もあるんですよね。だから悩んでいるんだ…!
天秤にかけて、ぐわんぐわんしています(T_T)
もしこの記事を読んでくださった方、あなたなら、どうしますか?