最終更新日:2019年11月5日
コンバースなどのキャンバススニーカーって、どんなファッションでも合わせやすくて便利ですよね。
でもしばらく履かず、久しぶりに靴箱から出してみると、ソール(ゴム)の部分が黄ばんでいた!なんてことはありませんか?
私のお気に入りコンバース(上記画像)もいつの間にか右の靴だけが真っ黄色になっていまして、洗剤で洗っても落ちないんです。
両方ならいっそヴィンテージっぽく履けるのでしょうが、片方だけだと不自然でちょっと履きづらいなぁ…なんて。
今日の記事は、そんなコンバース(キャンバススニーカー)のソールの黄ばみを取る方法を試した結果を書いていきたいと思います。
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キャンバススニーカーのソールが黄ばんでしまった!
とその前に。
コンバースのゴム部分が黄ばむ原因は、主に2つあります。
- 汚れ
- 劣化
原因1:汚れ
まずは、単純に泥やホコリなどの汚れが溜まっているため。
汚れでゴム部分が覆われ、くすんだり変色して見えることがあります。
この場合は靴や衣類用洗剤で落ちることがほとんどでしょう。
ただしよほど洗っていなかったり油などの頑固な汚れであれば、メラミンスポンジなどを使わないと落ちないこともあるかと思います。
原因2:劣化
もうひとつは、ゴム素材が劣化したため。
この記事を読まれている方の多くはこちらが原因ではないでしょうか。
どんな物でも日光や空気に触れると酸化し、見えないくらい少しずつ朽ちてしまいます。
たとえば、プラスチック製の洗濯バサミを日当たりの良いベランダに置いておいたらそのうち色が薄くなりボロボロになった、ということはありませんか?
ゴムも一緒で、弾力があるのでボロボロにはならないにせよ、変色してしまうんです。
私のコンバースも劣化が原因だと考えています。
ただ変色は片方だけなので、ゴムの質が微妙に違うのかもしれません。
こればかりは運ですね。
コンバースの黄ばみを取るべく試行錯誤してみる。
コンバースの黄ばみを取る方法を調べてみると、様々な方法が見つかりました。
その中から、汚れを落とす原理が同じ方法は1種類だけを選び、
- メラミンスポンジ
- 重曹
- 消しゴム
- 酸素系漂白剤
- 塩素系漂白剤
この5つの方法で黄ばみに挑みました。
以下より、その結果を書き留めていきます。
メラミンスポンジ
メラミンスポンジとは、「激落ちくん」などの白くて四角いスポンジのことです。
表面を細かく研磨することで、コップの茶渋や水垢などの頑固な汚れを落としてくれる優れもの。
一家に一袋はあるのではないでしょうか。
我が家のメラミンスポンジはつまようじが刺さっています。なんで?w
まぁ邪魔なので抜いて(笑)、スポンジでスニーカーのゴム部分を擦ってみました。
布地は擦らないように気をつけましょう。白んでしまいます。
数分擦ってみての結果は、こちら。
右が黄ばんだ方、左が元の色です。
カメラ明度の関係であまり差がないように見えますが、実際の色はもっとハッキリ黄色くなっています。
うーん…変わってないなぁ。
メラミンスポンジは表面の汚れを取るものなので、ゴムの奥の方まで変色しているのかもしれません。
汚れは取れてツヤツヤにはなりました(笑)
重曹
続いて「汚れ落としといえばこれでしょ!」と思って出してきたのは重曹。
茶渋からカーペットのニオイから、メラミン同様なんでも使えるお掃除アイテムです。
これを水に溶いてペースト状にし、布につけてスニーカーを拭いてみます。
ティースプーン山盛り1杯の重曹に、それがドロッとするくらいの水を混ぜました。
古着など、使い捨てられる布を使ってゴシゴシ。
結果はこちら。
残念ながらこちらも変化なしです。
汚れを取る系はダメか~。
とはいえ、先ほども書きましたが重曹自体はとても便利なお掃除アイテムです。
どうか責めないでやってください(誰目線)
関連記事 ⇒ 掃除に消臭、食べものにも…重曹の活用法が幅広くて面白い!
消しゴム
使ったことがない人はいない、文房具の消しゴム。
これで汚れを吸着し、綺麗にすることができるらしいです。
とはいえ汚れを取る系は効かないことがわかったので、期待せず一応やるだけですね…。
ゴシゴシゴシ…
うん、やっぱり変わらない!
なんとなく白くなったかな?と思う部分もありましたが、時間がかかるのと消しゴムがいくらあっても足りなくなりそうだったので途中でやめました。
でも汚れが取れてツヤツヤにはなります(笑)
酸素系漂白剤
残すは漂白剤しかありません。大丈夫かな(~_~;)
まずはワイドハイターなどの酸素系漂白剤を使ってみます。
布に染み込ませてゴム部分を拭いてみましたが変化がなかったため、「つけ置き」ならぬ「貼り置き」してみました。
15分ほど放置し、軽く拭いた結果はこちら。
なんで白くならないの…(T_T)
まったく、1㎜も効いていません。
心が折れそうです。
塩素系漂白剤
最後は塩素系漂白剤です。
これはブリーチですが、ハイターとかもメジャーな塩素系漂白剤ですね。
これで取れなければ履くのを諦めるか、白い方を黄ばませる方法を考えなければなりません。頼むぞ…!
お洗濯をされる方はご承知かと思いますが、塩素系漂白剤を使うときはゴム手袋をはめて、皮膚に液体がにつかないようにしましょう。
ついてしまった場合はすぐに水でしっかり洗い流してください。
また臭いので換気しながら使うことをオススメします。
5倍くらいに薄め、布につけてゴシゴシ。
漂白剤で黄ばむ可能性もあるそうなので、最初は目立たないところでテストしてくださいね。
洗面所がプールのニオイでいっぱいです(笑)
結果はこちら。
上が元々黄ばんでいない方、下が漂白剤で拭いた方です。
写真ではわかりづらいですが、ほとんどと言っていいくらい黄ばみは取れていません。
これもダメか…
と諦めかけて、ふと先ほど酸素系漂白剤でやった「貼り置き」を思い出し、濃度を上げて再チャレンジしてみました。
布だと扱いづらいのでティッシュを濡らして、ペタリ。
注意点として、布地には絶対に漂白剤をつけないでください。
特に濃い色だとそこだけ色が抜けて不自然になってしまいます。
漂白剤がついたゴム手袋で触るのもNG!
(私はこれで布地を変色させてしまいました…)
そしてこのまま15分ほど放置すると、
こ、これは…!!
おぉぉ…
ちょっと白くなっている…!?
こちら現物とほぼ同じ見え方となっています。
黄ばんでいない方の汚さが申し訳ないのですが(笑)
黄ばんでいた方が、元の白い色に近づいている気がしませんか?
漂白剤による変色もなかったので、このまま他の個所にも貼り置きしていきます。
何度も言いますが布地にあててはいけません。
黄ばみ以上にショックな結果になってしまいます。
次は20分放置してみました。
漂白剤は長いほど効き目があると言われていますが、ゴムが傷むので30分以上は置かないようにしましょう。
時間が経ったらティッシュを剥がして水洗いするか、濡らした布でしっかりと漂白剤を拭き取ります。
漂白剤が残るとこれまた黄ばみの原因となりますのでご注意を!
さぁ、最後の勝負です。
結果はこちら。
白い!!
実物は、よく見ると違うかな?という感じです。
あと貼り置きできなかったソールと布地の境目ギリギリは黄ばんだままで。
でもパッと見るかぎり、ほとんど差がなくなりました。
むしろ汚れも落としまくって、黄ばんでいた方が綺麗なんじゃないかと思えてきます(笑)
これは、黄ばみに勝ったと言えるのではないでしょうか!
結論:塩素系漂白剤が最強
いろいろなソール部分の黄ばみを取る方法を試してみましたが、無事に元の白色に戻すことができて、ブログに書くことができて安心しました(笑)
とはいえ、塩素系漂白剤は少なからずゴム部分が傷みます。
まずはメラミンスポンジや消しゴムで試してから、黄ばみが取れない場合の最終手段として塩素系漂白剤を使いましょう。
使うときは濃度高めで貼りつけて20分、です。お忘れなく!
2019年5月23日 追記
塩素系漂白剤で綺麗になったコンバースのソールでしたが、履いているうちに再び黄ばんできてしまいました。
普段スニーカーを洗う感覚で定期的に漂白する必要があります。
もう片方は相変わらず白い綺麗~なソールなので、環境云々というよりは素材の当たりが悪かったんでしょうね(^^;)
十分に履いたのであれば、いっそ新しいコンバースを買ったほうが良さそうです。