1月も下旬となりました。
年末年始に食べすぎ飲みすぎたものを消費すべく運動をしている、またはしようと思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
一般的に、ダイエットには有酸素運動が効果的だと言われています。
中でも手軽に行えるものが自転車とウォーキング。
そしてよく聞くのが、この二つはどっちが痩せるの?という疑問です。
私も長い間悩んでいろいろなサイクルを試していました。自転車だけに(寒っ)
ですがこのたび実体験から結論が出ましたので、今回書き留めていきたいと思います。
- 自転車とウォーキング、ダイエットに効果的なのはどっち?
- 効率的に痩せられるのはどっち?
と思っている方の参考になりましたら幸いです。
自転車とウォーキングはどっちが痩せるのか問題に終止符を打つ。
結論を言ってしまいますと、ダイエットにはウォーキングをオススメします。
まず痩せるためには「いかに消費カロリーを増やすか」が重要となりますから、単純に考えて消費カロリーが多い方を行えば良い、ということになりますよね。
そこで1時間あたりの自転車とウォーキングの消費カロリーを調べてみると、
- 自転車(時速10~15㎞)・・・210kcal
- ウォーキング(時速4㎞)・・・158kcal
体重や時速などにより個人差はありますが、約50kcal多く消費されることがわかりました。
1日1時間で50kcal、1週間続けると350kcal。
これは大きな差だ、自転車に乗ろう!と思われるかもしれません。
でも、現実はそううまくはいかないのです。
ウォーキングから自転車に変えた結果
私はもともとウォーキングメイン、時々自転車を使って運動をしていました。
割合としては4:1くらいですね。
しかし諸事情により運動する時間が夜になり、暗いとウォーキングは危ないということで、自転車をメインに使うようになりました。
1日1時間、週5くらいでしょうか。
自転車なら気兼ねなく出かけられるということで、なんならウォーキングをしていた頃より日数は増えました。
消費カロリーは多いし、遠くまで行けるし、楽しく痩せられるな♪
なんて思いながら続けて1ヶ月ほど経った頃。
ふと自分の姿を見て思ったんです。
「なんか太ってない?」
特にお腹が。張っている(笑)
おそるおそる体重計に乗ってみると、ウォーキングをしていたときより1.5㎏増えていました。
1㎏と聞くと大したことないと思われるかもしれませんが、私は痩せにくく太りにくく、1年で1~2㎏変わるかどうかの人間なのです。
それが1ヶ月で…うそでしょ…((((゜Д゜;))))
ウォーキングの方が痩せる理由
というわけで、自転車とウォーキングならウォーキングの方が痩せる!という結論に至りました。
現在はウォーキングメインの生活に戻し、ちゃんと体重をキープしています。
でも消費カロリーは自転車の方が高いのに、なぜウォーキングの方が痩せられたのでしょうか?
2つの違いを振り返って考えた結果、以下2点の理由が見つかりました。
1.全身運動ができる
ウォーキングは
- お腹に力を入れて背筋を伸ばす
- 地面を蹴る
- 腕を振る
など全身を動かします。
一方、自転車はバランスを取るために頑張ってはいるものの、主に下半身(太もも)しか使いません。
エネルギーはよく動かしたところ、力を入れるところから消費されていきますよね。
ついでに筋肉も鍛えられるし。
今までウォーキングで使われていた腹筋を使わなくなり、筋力が弱まったり脂肪が燃焼されなくなったため、お腹が出てきたのだと考えられます。
実際、ウォーキングメインの生活に戻して2ヶ月で元のお腹に戻りました。
あのまま自転車に乗り続けていたら、面倒くさがりの自分は諦めてしまうくらいぽっこりしていたかもしれません…おそろしや…(=_=;)
2.消費カロリーが高い
2つ目は、効率の良さ。
さきほど「自転車の方が消費カロリーが多い」と書きましたが、現実的にはウォーキングの方が多いと感じました。
というのも、先ほどの数値は平坦な道を走った(歩いた)場合の消費カロリーなんです。
しかし実際の道は上り坂もあれば下り坂、あまり舗装されていないガタガタな道もあるでしょう。
私が住んでいる町は東西北ちょっと走るとすぐ上り坂があります。
筋トレ代わりになるだろうと自転車でせっせと上るのですが、当然、帰りは下り坂です。
下り坂はペダルを漕がなくても進みますよね。
エネルギー、いらないですよね(笑)
また、狭かったり人通りが多い道ではスピードを落として走ることもあるでしょう。
その場合も、ペダルを漕ぐ力が弱い=エネルギーが消費されない状態が続きます。
なので自転車で1時間走ったとしても、実質30分ぶんのカロリーしか消費されないんです。
ウォーキングであれば坂の有無は関係ありません。
砂利道だろうがコンクリートだろうが同じペースで歩き続けられますから、短い時間でそれなりのカロリー消費ができる。
より効率的であると言えるでしょう。
+α:音楽が聴ける
これは痩せる理由というよりウォーキングのメリットです。
道路交通法により、イヤホン・ヘッドホンで音楽を聴きながら自転車で走ることは禁止されています。
でも何十分も環境音だけを聴きながら自転車に乗っていると、だんだんと飽きてくるんですよね。
なんかもったいない時間だな~と思えてきたり。
全くそんなことないんですが(^^;)
スピーカーをつけている自転車もありますが、周りが気になってしまいそうで…。
ウォーキングはその点を気にしなくていいので、アップテンポの曲を聴きながらシャキシャキと歩いたり、「30分のラジオを2本聴き終えるまで歩こう」と時間を決めることもできます。
こうすると楽しくなり、頻繁に「ウォーキングしようかな」と思えるんです。
消費カロリーとは関係ありませんが、個人的にウォーキングを続けるために効果があったので挙げさせていただきました。
ただし、こんな人は自転車がオススメ
ここまで散々ディスってきましたが(笑)
以下に当てはまる方は自転車の方がオススメです。
膝が弱い
平坦な道を歩くときでも、膝には体重の3倍もの負担がかかると言われています。
自転車であればお尻までの体重をサドルに乗せられるため、脚への負担が軽くなりますので、膝が痛くなりやすい方は自転車メインの運動をしましょう。
下半身だけ痩せたい
お腹も二の腕もほっそりしているからこれ以上痩せたくない、
でも脚は痩せたい、
という方には自転車がオススメです。
太ももを中心とした脚の筋肉を使う反面、上半身は動かさないので痩せにくいでしょう。
ただ上半身はなにもしないとなると、筋力低下など健康面で不安が出てきます。
自転車に加え、ダンベルや腕立て伏せなど筋トレを増やしましょう。
まとめ
以上、自転車とウォーキングはどちらが痩せるのか?という長年の抗争(笑)について、自分なりに結論を書いてきました。
消費カロリーは自転車の方が多いですが、実際に道を走るとなると、また体の動かし方の違いから見ると、ウォーキングの方が向いているのかなと感じます。
そしてどちらにせよ、一番大切なのは続けることです。
ウォーキングが良いからと言っても、週1回しかやらないのでは意味がありません。
それなら通勤通学で毎日自転車に乗った方が痩せられます。
自分に合う方を選んで理想の体重・スタイルを目指しましょう!