今日は下痢のツボについてメモしておこうと思います。
いきなりなんという話を!と思われるかもしれませんが(笑)
先日シャンプーをしながらふと思い出したんですよね。
ほら、昔、子供の頃とかに下痢のツボってありませんでした?
「つむじを押すと下痢になるーwww」って言って友達のつむじ押したり。
(私はもっぱら押される側でした。)
下痢のツボは万能ツボ?
細かいところは地域によって違うと思いますが、私の住んでいたところでは「つむじを3秒以上押すと下痢になる」と言われていました。
でもツボって体の不調を治すものですよね。
そんな危険なツボが、しかもつむじという無防備な場所にあるなんてちょっと生物としてどうなの?と思うんです。
ということで、つむじのツボは実際のところ何のツボなのか調べてみました。
つむじにツボはない
結論を先に言ってしまうと、つむじにツボはありませんでした。
えっ( ̄□ ̄;)!!
厳密に言うとツボはあるんでしょうが、下痢になるとか、特別大きな効果があるという話は見つからなかったんです。
確かにつむじを押されてお腹が痛くなった記憶はないですね。
下痢になるどころか、つむじにはツボすらなかったなんて…。
中にはお腹が痛くなったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
それはおそらく「押されると下痢になる」という思い込みから反プラシーボ効果(ノシーボ効果)が働いたのだと思います。
近くにあるツボ「百会(ひゃくえ)」
つむじにツボはありませんでした。
と、これだけで終わるとゴミ記事確定なので(笑)
代わりといってはなんですが、つむじの近くには百会(ひゃくえ)というツボがありましたのでこちらについて書いていこうと思います。
百会は体の中心線(目と目の間から縦に割った線)と、頭を通って耳と耳をつなぐ線が交わる点にあります。
アイキャッチのわんこの頭、矢印がついているあたりですね。
ここはなんと「万能のツボ」と言われており、押すことで身体の様々な不調に効果があるとされているんです。
たとえば
- 頭痛
- 肩こり
- 目の疲れ
- 薄毛・抜け毛
- 不眠症
- ストレス
等々。
百会は自律神経を整えるツボです。
自律神経は内臓や血管、気分もコントロールしていますので、そこの調子が整うことで全身も元気になるというわけです。
便関係(言い方!)なら、自律神経の乱れによる便秘や下痢にも効くのではないでしょうか。
人によっては百会の場所につむじがある人もいるでしょうから、便秘解消のツボ→下痢のツボと伝わってしまったのかもしれませんね。
ウィキペディア先生によると「脳血管障害やその後遺症に効果がある」とのことですが、そんなに大きなことに効くのかはちょっと謎です。
まぁツボを押すのはタダですから、「なんか調子が悪いなぁ」と感じたらとりあえず百会のツボを押してみましょう!
ツボの押し方
百会は両手の中指を使って、気持ちいいと感じる程度の強さで15回~20回押します。
百会の位置がわからない場合は頭のてっぺんあたりを広くまんべんなく押してもOKです。
頭皮のマッサージにもなって一石二鳥!
強く押しすぎると頭皮や血管に負担がかかってしまうのでご注意ください。
髪を梳かすついでにブラシで「クックッ」と押しても気持ちいいですよ♪
まとめ
以上、下痢のツボの正体について書いてきました。
これからは「下痢になる〜www」ではなく「 健康になる〜www」と言いながらつむじを押してあげるといいかもしれません(笑)