最終更新日:2019年2月4日
今日は「くせ毛がロングヘアからミディアムヘアにして感じたことと、それぞれのメリット・デメリット」を書いていきたいと思います。
1ヶ月くらい前の話になりますか。
髪の毛をバッサリと切りまして、ロングヘアだったのがミディアムボブまで短くなりました。
ボブヘアはずっと憧れの髪型でした。
でも私の髪はハネるわうねるわ広がるわの典型的なくせ毛。
短くしたら絶対ハネるから無理…といつも諦めていたんです。
でもある日、髪型の話を友人(5年来ボブヘア)としていて「ボブならくせ毛でもセット楽だよ!」と教えてくれまして。
後日思いきって美容師さんに相談したところ「ボブなら大丈夫だと思う」とのご意見をいただきまして、約20年ぶりにバッサリ切ってもらいました。
心配していたハネ、うねりは今のところいい感じに落ち着いています。
ただ物事にはいい面もあれば、面倒だなぁと思う面もあるわけで。
「ボブにしたいけどうまくいくかな…」
と悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。
20年ぶりに髪をバッサリ切ってみて感じたこと。
髪の毛をバッサリ切ると「何かあったの!?失恋した!?」と言われることも多いですが、自分の場合は単純に「モサモサ頭が暑くて鬱陶しかった」という理由でバッサリいきました(笑)
毛量が多くて頭が熱くなるんです。いやほんとに!
具体的にどれくらい切ったかというと、こうなりました。
「Before」の「e」が抜けてる!すみません!
元々は肩の下20㎝くらいのロングだったんですが、ギリッギリ結べるくらいのミディアムボブになりました。
ブログのアイコンと同じ感じですね。超スッキリ!
ちなみにパーマや縮毛矯正はしていません。
美容師さんがブローするときも手ぐしがメインで実践的でした。
特別なことをしなくてもこんなにまとまるなんて夢のようです。
暑さは変わらない
髪を切ったら涼しくなるかな~と期待していたんですが、意外と変わりませんでした。
正確には「暑くなる部分が変わる」という感じですね。
髪が長いときは、後頭部というんでしょうか。
後ろ頭の上~中間くらいまで熱がこもって暑くなっていたんです。
頭の下、えりあしから背中あたりは髪を結べば涼しくて。
短くすると風通しが良くなって熱がこもることはないんですが、結べないもんだから後ろ頭の下~えりあしが暑くなってしまうんです。
どちらにしても夏は暑い、と。
メリット
それではここからメリットとデメリットを書いていきます。
シャンプーが楽!
言わずもがな、とにかくお手入れが楽です。
ブラシがササーッと通るので時間が半分に、
髪の毛もすぐ濡らせるのでシャワーの時間も半分になりました。
シャンプーの時間と量は、元々頭皮あたりしか洗っていない(毛先はおこぼれの泡で洗える)ので変わらずですが、逆に毛先に使うコンディショナー、トリートメントの量は半分以下まで減るという。
ロングのときは1プッシュ半使っていましたが今はワンプッシュもいりませんw
タオルドライも毛先を挟んでポンポン、とかいらない!
頭皮をワシャワシャ~っと拭くだけですぐドライヤーに行けます。
というわけで、髪を切ったことで入浴からドライヤーをかけるまでの時間が10分くらい短縮されました。
意外とセットが簡単
ボブヘアの友人が言っていた「セットが楽」というのは本当でした。
シャンプー後のブローをきちんとして少しだけ寝方に気をつければ、普段は何もしなくても整うんです。
これにはびっくり!
ちゃんとしたいときにはヘアアイロンやスプレーも使いますが、基本的にはブラッシングのみ。
何度も言うけどパーマも縮毛矯正もしていません。カットのみ。
このメリットだけで「こんなに簡単ならもっと早くに髪を切れば良かった~」と思いました(笑)
髪が綺麗に見える
髪ってどうしても毛先が傷みやすいので、伸ばせば伸ばすほど綺麗さを保つことが難しくなります。
ロングヘアのときにモサッとしていたのは、多分肩から下の髪が傷んでいたからなんですよね。
さらにくせ毛だとうねったりハネたりしてますますボサボサに見えてしまうという(T_T)
それが肩の上、髪の毛の傷みやすい部分を切ったことで綺麗な部分だけが残って綺麗に見えるようになったのだと思います。
いつか誰かが言っていた「ちゃんと手入れができないなら短い髪の方が良い」という言葉が刺さります。
デメリット
ブロー必須
先ほども少し書いた、「ブローをきちんとする」という点は若干面倒ですね。
ロングヘアなら適当に乾かしても髪の重みでそこそこまとまってくれるんですが、短い髪を適当に乾かすとくせ毛はびっくりするくらいハネます( ̄□ ̄;)
あとブローの仕方にもコツがあって、間違えるとうねります(笑)
現時点ではそのコツを掴みきれておらず、ブローの時間はロングヘアを適当に乾かすより長くなりました。
もちろん慣れれば時間はかからなくなるのでしょうが、「うまくブローできるようになったら記事にしよう」と思いながら試行錯誤の日々です。
サイドの髪が邪魔
ギリギリ結べる長さとは書きましたが、耳の前、顔の横の髪は長さが足りず結ぶことができません。
そのままだと下を向いたときなどに顔にかかってすごく邪魔になります(笑)
なので、ヘアピンやクリップが必要になってきます。
とはいえロングヘアでも結ばなければ邪魔になりますし、ヘアゴムがヘアピンやクリップに変わっただけと言えるでしょう。
カットの頻度が上がる
正直、この点を考えずに髪を切ってしまいました。
ショートヘア~ミディアムヘアの人が美容室に行く頻度は1ヶ月から長くても3ヶ月。
ロングで5~6か月に1度の頻度だとすると、単純に髪を切る回数が倍になります。
美容室が苦手だったり美容代はなるべく抑えたい人にとっては悩むところですね(^^;)
美容室が苦手な場合であれば、相性の良い美容師さんを探すことで克服できると思います。
さらに予約が苦手なだけなら、ネット予約を使うことでハードルは下げられるかと。
どちらが楽なのか
ここまで書いてきて一長一短。
「結局ロングとミディアム(ショート)はどちらが良いの?」と思われる人もいるでしょう。
でもその答えは、どこを重視するかで変わってきます。
ありきたりになってしまいますが「人による」、これに尽きるのです。
自分の場合はミディアムにして良かったと思っています。
とにかくモッサリ、ボサボサ感をどうにかしたかったので、そこが改善されただけで満足できました。
お手入れを楽にしたいと思えば切ったほうが良いですし、美容室にはなるべく行きたくないと思うのであればロングのまま、お手入れを頑張ったりヘアアイロンなどでセットを頑張るのも良いですね。
髪の毛の長さごとのメリット・デメリットについては以下の記事をご参照ください。
それからボブヘアの話ではないのですが、くるくると強いクセがあるいわゆる「天パ」と言われる人は、耳が出るくらいのショート~ベリーショートがオススメです。
クセを活かしたパーマヘアにしている友人が何人かいますが、ほとんどがショートヘアでとても素敵な髪型をされていますよ(^^)
美容師さんは選ぼう。
最後に注意したい点といいますか、バッサリ切る際はぜひ信頼できる、くせ毛の扱いが上手な美容師さんに切ってもらってください。
カットの仕方でハネ方は変わってきます。
クセ毛はさらに扱いが難しい。
ご自身のクセに合わせたカットをしてくれる、また相談にのってくれる美容師さんを探しましょう。
個人的にいろんな美容室に行ってみて「この人なら大丈夫かも」と思ったのは、「短くしたいけどはねないか不安で…」と相談して、すぐにパーマや縮毛矯正の話にならない美容師さんでした。
上のように相談すると髪のクセなどを見ながら「ボブならはねにくい」と提案してくれて、実際切ってもらうととても綺麗な仕上がりになりました。
もちろんそれぞれのクセの強さや向きで出来る・出来ないは変わってくるでしょうが、髪の毛をよく見て判断してくれるというのは相性の良い美容師さんを探す上で大事なことだと思います。
まとめ
以上、くせ毛をミディアムボブにしてみて感じたメリットとデメリットを書いてきました。
くせ毛だからと髪を切ることを諦めるのは早いです。
くせ毛でもボブヘアはできます!