先日、ヴァイオリニスト葉加瀬太郎さんのコンサート「Dal Segno ~Story of My Life」を観に行ってきました。
友人に誘われて行ってきたんですが、ものすっっっごい楽しかったです!!
— よしま (@yosimemo) 2019年10月3日
音楽好きは一度行くべき👍✨ pic.twitter.com/wXDbNyS0Yn
結果、めちゃくちゃ楽しかったです。
音楽が好きな人は絶対行くべき!
いつもライブ終演と同時に記憶が抜ける鳥頭の私ですが、この感覚は忘れたくないのでちょっとブログにメモしておこうと思います。
雰囲気や感情などを書き留めていきますのでセットリストは載せていません。
何卒ご了承ください。
はじめて葉加瀬太郎のコンサートを観てきました。
葉加瀬さんが地元のホールに来るのは2年ぶり、3回目になります。
過去2回は単純にヴァイオリンに興味がなく、クラシックも全然聴かないし別に~と思ってスルーしました。
でもある日、テレビ番組で流れた葉加瀬さんのコンサート風景を見て
「なんか楽しそう!?」
と思いまして。
あまりないですよね、ヴァイオリンで「楽しい」って。
「良い音~」とか「綺麗~」っていう感想が出そう(イメージです)
でもなんかお客さんめっちゃハジけてるし、扇子振ってるし、なんだこれは!?と(笑)
もちろん良い意味ですよ?
おまけに行きつけの美容室でライブの話になったときも「葉加瀬太郎すっごく楽しいよ!」と力説されちゃったら、もう興味津々!
地元に来ると知ってすぐ、プレイガイドの先行予約でしっかりチケットを申し込んでいましたw
年齢層と男女比
当日、会場に向かう道はお客さんでいっぱいです。
年齢層は50代以上が7~8割といったところでしょうか。
しっとり聴きたい層が多いのかな~なんて。
(そのイメージは覆されることになりますが)
特に10~20代は本当少なかった!
ロビーでもほとんどすれ違いませんでしたね。
かと思えば小学生、未就学児らしき子はちらほら見かけたり。
ヒラヒラのスカートやシックなドレスなどでおめかししている子が多く、可愛らしくもあり、「楽しみにして来たんだな」「親御さんきちんとしていらっしゃる」など偉そうに思っていました( ̄▽ ̄)
小さい頃から音楽に触れられるって良いことだぞ~
大きく育つんだぞ~
まぁドレスコードはないので、基本は普段着でまったく問題ありません。
私もユニクロのTシャツで行きましたし(笑)
雰囲気に乗っかりたければデニム以外のボトムを選ぶと良いかもしれませんね(^^)
男女比は7:3で女性が多めでした。
ヴァイオリン+バンド!?
チケットを切ってもらってホール内に入ると、ステージにはズラーッと楽器が並んでいます。
出てきた楽器は以下のとおり。
ヴァイオリン
チェロ
ピアノ
ギター(アコースティック・エレキ)
ベース(ウッドベースもあり)
ドラム
パーカッション
キーボード
サックス
フルート
コンガ(アンコールのみ)
コンピュータ…
1人でいくつもの楽器を演奏されていましたが、こんな大所帯なのか!という感じで早くも圧されていました。
しかもラインナップがイメージしていたクラシック的なものとはちょっと違う感じ。
ヴァイオリンとチェロは一般的ですが、他はほぼバンドの構成ぽくないですか?
コンピュータやエレキギターもあまりヴァイオリンと並んで聞く名前ではないような…。
「どうなるの!?」というワクワクとともに、個人的には他アーティストのライブでお馴染みの楽器があって、敷居が下がったというか「堅苦しくなさそう」という安心感がありました。
開演時間となり電気が消えると、葉加瀬さんをはじめとする奏者の方々が出てきて早速1曲目。
ヴァイオリンを生で聴くこと自体が初めてだった私は、
美しい…!!
語彙力のなさが悔やまれますが、そのひと言でした。
生演奏すごい。
あといろんな楽器の重なり。
バンドって音を重ねるとガシャガシャしていると感じることがあるんですが、ひとつひとつの楽器の音が綺麗に聞こえてそれぞれに集中して聴きたくなります。
ライブのときはよく「目があと5つほしい」と思うんですが、今回に関しては目が10個ほしくなりましたね(笑)
今回のコンサートは休憩(20分)をはさんで2部制、前半はクラシックや映画音楽が中心でした。
でも良い意味でまったく重厚感がなく、ミディアムテンポって言うんでしょうか?
爽やかでテンポが良い曲もあって楽しかったです。
もちろんしっとりした曲もありますよ。
また曲によって音色というか音の表情が全っ然違うことに感動…!
プロとしては当たり前なんでしょうが、同じ高音域なのに楽しそうだったり泣きそうだったり…痺れました!
また痺れたのは葉加瀬さんのヴァイオリンだけではありません。
各楽器のソロパートも結構あり、特にベースとエレキギターのソロは惚れ惚れしました。
いや、やっぱり皆さん同じくらい素敵だったな。
余談ですが、ギターの田中義人さんのお名前を聞いたことがあると思って調べたら、当ブログでお馴染みスキマスイッチの夏フェスのときに演奏されている方でした。
お世話になってまーす(誰目線?)
照明も綺麗
演奏はもちろん、葉加瀬さんのコンサートでは照明にも魅了されました。
葉加瀬さん達の登場をかっこよく演出するレーザーやキラキラとした照明、
情熱的な赤いライトと濃い影、
暗い中で星のように無数に光る小さな明かり…
音と相まって、目に映った様は遊園地にあるメリーゴーラウンドのように見えました。キラキラとした夢の世界です…(*´ω`*)
買うしかないMCのグッズ紹介
休憩の前にはMCがあり、「公演前に○○(お店)へ行った~」とか話されるんですが、ちょいちょいコンサートグッズの宣伝がはさまります。
というかMCの後半はグッズアピールですww
今回のグッズは
- はかせんす(扇子)
- ハカシェーカー(シェイカー)
- 靴下はかせたろう(靴下)
- はかせんべい(煎餅)
あとパンフレットとCD等々。
コンサートではお馴染みのグッズみたいです。
はかせんすとハカシェーカーに関しては、それを使うための楽曲が用意されているとのこと(笑)
▽行列の中かろうじて撮れたグッズ写真
また葉加瀬さん、宣伝が上手いんですよ~w
葉加瀬さんのキャラクターもあって、あからさまなんですがいやらしい感じがなく、お客さんを笑わせながら、楽しませながら宣伝するんですよね。
もう、買わないわけにはいきません(笑)
グッズ売り場は開演前もかなり混んでいましたが、休憩中はフロア過ぎて隅っこの階段まで続く長蛇の列!
開演前と合わせると、お客さんの半分以上は購入されていたのではないでしょうか。
でも会計はスムーズに進むので、最後の方でなければ公演再開までに間に合います。
私も観に行った記念と「来てくれてありがとうございます」という気持ちをこめて、シェーカーを買わせていただきました(笑)
あの曲でこんなにはじけるの!?
休憩が終わって後半は葉加瀬さんオリジナルの楽曲なども多く、「テレビで聴いたことある!」というようなものもありました。
体を揺らしたくなるような明るい曲もありましたし、座ってリラックスして聴けるような曲も多かった印象です。
そんなわけでこの時点では「はかせんす使うの?」と若干疑っていましたが(笑)
本編が終了し、アンコールでその機会がやってきます。
まずは1曲目にシェーカーをシャカシャカと振って、明るめの曲で会場の温度を上げていき、2曲目(最後の曲)の情熱大陸オープニングテーマでははかせんすを振って会場全体が大盛り上がり!
※情熱大陸は恒例の曲だそうなので名前を出しました。
自分ももちろんテンションMAXでしたが、反面、あの情熱大陸はこんなにはじけられる曲だったのかと驚きました(笑)
時間も長くて、各楽器のソロパートもガッツリとあって、もう最高!楽しいー!
フルコースを食べたあとに新しいフルコースを一皿に持って出されたような迫力と贅沢感に、耳が幸せでいっぱいにさせていただきました。
気軽に行ってずっしり魅了された。
テレビで盛り上がるんだろうなぁとは想像していましたが、こんなに「しっかり聴き入る」と「盛り上がる」の差がすごいコンサートだったとは(笑)
ヴァイオリンでこんなにはっちゃけるというか、エンタメ的に盛り上がれることを知れてよかったです。
気軽でありながら、いろんな楽器とそのハーモニーを存分に楽しめる。
「”音”を”楽”しむと書いて”音楽”」とはよく言われますが、まさにそんなコンサートでした。
私みたいにクラシックを全く聴かない、という方でも楽しめます。
情熱大陸もあるし!w
ヴァイオリンが好きな方はもちろん、ポップスなどの音楽が好きな方も機会があればぜひ葉加瀬太郎さんのコンサートを観に行ってみてください!
▽ツアーの軸となっているCDアルバムがこちら