気候の変化が激しいですが、空気はだんだんと冬に向かっているこの頃。
まだ暑いものの、汗の量は減り過ごしやすくなってきました。
もうすぐ10月ということで「秋冬服に衣替えしようかな」と考えている方も多いと思います。
そんな秋冬の生活について、私は注意喚起をしたい。
くれぐれも熱中症には気をつけてください!
寒いときこそ熱中症に気をつけて!
「熱中症」と聞くと、夏の猛烈な暑さから発症するものだと思いますよね。
事実、気温が上がる7~8月の熱中症患者数はダントツで高くなっています。
でも、だからといって涼しい時期が安全なわけではないんですよ。
むしろ「涼しいから大丈夫だろう」と油断してしまい、重症になって気づく可能性もあるんです!
【実録】ウォーキング終わりに…
私自身、振り返ると「あの時の症状は熱中症だったな」と思うことがありました。
まだ当ブログがなかった頃。
4~5年前の11月だったでしょうか。
11月ともなると残暑もなく、少し肌寒くなりますよね。
ウォーキングが日課である私は、「寒さで風邪をひいてはいけない」と少し厚着をして出かけたんです。
長袖Tシャツと長袖のシャツ、その上に薄手のマウンテンパーカーを羽織り、秋晴れの空の下を1時間半ほど歩きました。結構歩いたねw
秋晴れっていい天気ですけど、「パァー!」という感じがないといいますか、刺激が強い晴れではないのでお出かけにちょうどよくて歩きすぎてしまうんですよね~。
で、歩きまわった帰り道。
家に着く10分前くらいだったかな?
なんだか身体の調子がおかしいことに気づきまして。
秋にしては異常に暑く感じ、頭痛がする。
頭痛により目もシパシパ…
もともと軽い頭痛持ちではありましたが、痛み方がいつもと違います。
帰宅して昼食を食べてからもおさまらず、敷きっぱなしだった布団でひと眠りすることに。
窓から入ってくる日光を浴びながら2時間くらい寝たと思います。
結果、見事に頭痛が悪化(苦笑)
「暑い…これはやばい…」と思い、お冷を飲んで再びゴロン。
夜になって気温が下がってきたこともあり、幸いその日のうちに問題なく動けるまで回復しました。
直射日光、
厚着、
ウォーキングによる体温上昇。
ここ数年で熱中症が取り沙汰されるようになって、テレビなどで主な症状を何度も見て、当時の体調不良は熱中症(日射病に近いかも)だったのだと気づきました。
車の運転後にも…
またテレビの健康番組で、冬の運転中に熱中症になってしまった方の体験談も紹介されていました。
高齢男性の例だったと思います。
屋外に出るような厚着をして暖房を入れて運転し帰宅した直後、玄関で意識を失い倒れたそうです。
原因は、厚着+暖房という暖かいを通り越して「暑い」室温と、長時間の運転中にまったく飲みものを摂っていなかったことによる脱水症状とのことでした。
秋はまだありませんが、厚着をして暖房フル稼働することって真冬だとよくありますよね。寒いもん(笑)
でもそれ故に身体の熱を逃がせずこもらせてしまったり、いつもより水分が出ていってしまい、熱中症に繋がってしまいます。
涼しいからと油断せず、秋冬も自分が過ごしやすいベストな気温づくりをしていきましょう。
秋冬も熱中症対策をしよう!
とはいえお店や会社・学校など自分で調節できない場面も多いです。
熱中症にならないよう、夏場ほどではなくても自分でできるかぎりの対策をとることをおすすめします。
対策1:こまめな水分補給
先述した高齢男性の例では、脱水症状も秋冬熱中症の一因でした。
思えば私も、熱中症になった当時はウォーキングの前後・最中に水分をあまり摂っていませんでした。
というか普段からあまり摂っていません(笑)
人は1日1.5~2リットルの水分を摂らなくてはならないと言われています。
暖かい環境で過ごす際は、コップ1杯の水を1~2時間おきくらいに飲むようにしましょう。
がぶ飲みすると排泄されてしまいますので、少量をこまめに飲むことがポイントです!
対策2:体温調節できる服装
ちょうどいい体温を保つために体温調節しやすい服を着ることも、秋冬の熱中症対策として大切です。
同じ暖かさでも、分厚いスウェットやモッコモコのニットを1枚着るより「シャツ+Tシャツ」など重ね着をしたほうが、暑くなったらシャツだけ脱ぐこともできますよね。
具体的な気温と服の選び方については過去記事にてまとめていますので、よければご参照ください。
扇風機はまだ置いておくべきかもしれない
もし熱中症になってしまったら、対処法は夏場と同じです。
症状がひどければ救急車を。
動けるようなら経口補水液などを飲んで、涼しい場所で横になりましょう。
そういう点でも経口補水液は常備して、まだまだ扇風機は出しておいた方が良いのかもしれませんね。
これからどんどん寒くなっていきますが、秋冬も熱中症にはお気をつけください!