最終更新日:2016年5月10日
数か月前から口の周り・顎・小鼻に、湿疹のようなブツブツが大量発生しています。
肌は割と丈夫な方だったのに、一度できてからずっと治りません。
皮膚科に行って待つ時間が死ぬほど嫌いなので自力で治らないかと検索していましたら、とある病院のホームページで「口囲皮膚炎」というキーワードを見つけました。
他のどの病名よりも症状が当てはまるので、私のブツブツもこれなんじゃないかと疑っています。
口周りのブツブツに困っています。
症状
口囲皮膚炎のほとんどは10代後半から40代の女性に起こる皮膚の炎症。
名前の通り口の周囲に出来るのが特徴で、炎症を起こしているので赤みが出ます。
ブツブツの形状は膿を持ったものや小さな水ぶくれ、小丘疹などがあり、皮が剥けたり痒みを伴う場合もあるそうです。
私の場合は軽度なのかわかりませんが赤みがなく、1ミリ以下の小さなニキビのようなものがブワーっとあります。
多少乾燥もしますね。
実際の様子がこちら。(閲覧注意)
左頬
右頬
ブツブツが出来る場所によっては「酒さ様皮膚炎」と診断されることもあるそうです。
原因
原因は様々あるようですが、代表的なものとして
- 日光曝露(日焼け)
- 化粧品や塗り薬が合わない
- ホルモンバランスの崩れ
- ステロイドの長期使用
などが挙げられます。
肌が強い人でも不規則な生活やストレス等によって免疫力が下がると、上記のようなことが引き金となって炎症が起きる場合があるそうです。
うーん、その通りだなぁと思います。
最近の生活は不規則もいいところです。
最初はホルモンバランスが崩れがちな月経前にだけ症状が出ていたので、バランスが整わないまま今日まで来ているのかもしれません。
また免疫の大半は腸が担っているので、腸の具合が悪いと症状が出ることがあります。
腸は免疫以外にも皮膚の炎症を予防する「ビオチン」という成分を生成しているのですが、便秘などで腸内環境が悪化するとこのビオチンの生成量が減り炎症が起きやすくなるそうです。
最近お通じが少ない、スッキリしない、という方は食物繊維を多く含む食品や、腸内にいる良い菌のエサとなるヨーグルトを食べることをオススメします。
口囲皮膚炎を起こしている時にやってはいけないこと
口囲皮膚炎だけでなく炎症全般が起こったときに言えることですが、下記のことはなるべく行わないようにしましょう。
スキンケア
ブツブツが出るとスキンケア用品が合わないんじゃないか、効果のあるクリームや化粧水などがあるんじゃないか、と色々試したくなりますよね。
けれど炎症を起こしてしまうと肌に乗せるものは全て刺激物となってしまい、悪化させてしまう要因となります。
何かしたくてもぐっと我慢。
ただし秋冬になって乾燥すると皮がはがれる原因にもなりますので、自然派のオイル(良質なホホバ・オリーブ等)や肌に吸収されないワセリンで保護してあげましょう。
ワセリンの中でも精製度の高い「サンホワイト」がオススメ。
安価なものだと「ベビーワセリン」も伸びが良くて使いやすいです。
関連記事:読者の方から「ベビーワセリン」をいただいたので早速使ってみました。ありがとうございます!!
メイク
肌に良い成分が入っているスキンケア用品でさえ刺激になってしまうのですから、ファンデーションなどの肌に負担がかかるアイテムはもっとNG。
回復が遅れたり悪化させてしまいます。
とはいえ外出時の紫外線も良くないので、マスクや帽子を着けて外出しましょう。
塗るならせめて日焼け止めだけにしたいところです^^;
触る
手は色々な場所を触るので、各所の細菌がたくさん付いています。
そんな手で顔を触ると細菌が炎症部分を攻撃して回復が遅くなってしまいます。
気になるのは分かりますがグッと我慢しましょう。
無意識に触ってしまうのであれば手袋を付けるという手もあります。
他には口囲皮膚炎と酒さ様皮膚炎に限っていえば、ステロイドも使用しないようにしましょう。
先ほども書きましたが、今までステロイドを塗ってきた方はその副作用で皮膚炎を起こしている場合があります。
治療法
真面目に治療すれば短期間で完治するそうです。
まずはとにかく皮膚科へ行って診てもらうこと。
そして口囲皮膚炎と診断されたら、一般的には抗生物質の服用と炎症の原因を取り除くことをします。
ステロイドを止めたり生活習慣や化粧品を見直したりね。
今後やっていこうと思うこと
とはいえ忙しくて病院に行く暇がない人も多いと思います。
私も近所の皮膚科は1時間待ちくらい当たり前なので、資格試験が迫ってきているのにそんな時間は割きたくない!ということで極力行きたくないんです(;一_一)
(冒頭に書いた「待つのが嫌」というのも十分に行きたくない理由ですが…。)
今後はとりあえず試験が終わるまで自分で生活習慣を改善しつつ、先ほど書きました腸で生成される「ビオチン」をサプリメントで補いながら様子を見たいと思います。
ビオチン以外のビタミン類(ビタミンCやビタミンE)も肌の回復を手助けしてくれるので、マルチビタミンのサプリ等で総合的に補うのも効果が期待できるのではないかと考えています。
もちろん皮膚科で診てもらった方が圧倒的に治るのは早いです。
時間がある方は「病院イヤ!」なんて言ってないで行ってくださいね(説得力皆無
▽経過報告記事▽
もしかして、口囲皮膚炎?その後の経過。
もしかして、口囲皮膚炎?~経過報告その2~
繰り返す口周りのブツブツ。ついに原因が判明!