よしまのメモ帳

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酸味がないコーヒーを求めてサントス・ニブラにたどり着く。

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サントス・ニブラ

「コーヒーは良い香りだけど、酸味が苦手で飲めないんだよね~」

と、あきらめ気味なそこのアナタ!(誰?)

ちょっとこの記事を読んでいってくださいませ。

そして一度でいいので「サントス・ニブラ」というコーヒーを飲んでみてください。

きっと最後まで飲みきって、さらに「もっと飲みたい!」と感じていただけるはずです。

コーヒーの酸味が苦手?サントス・ニブラを飲んでみて!

そんなことを言っている私も、コーヒーの酸味が苦手なひとり。

酸味が強いといわれる「モカ」「キリマンジャロ」はもちろん、カフェで酸味が少ないと書かれていた「マンデリン」に挑戦してみるも、最後まで飲みきることができませんでした。

※あくまで好みの問題であり、どちらが良い悪いではありません。これ大事!

香りや苦みは大好きなので、飲みたいけど飲めないジレンマを抱えてカフェラテを選び続けて早数年…

ある日、神戸へ行ったときに訪れた喫茶店「茜屋珈琲店(三宮店)」で運命の出会いをいたします。
っていうと大袈裟かな(笑)

茜屋珈琲店のサントス・ニブラ

サントス・ニブラ。

茜屋珈琲店へは当時バズっていたスイーツが食べたくて行ったんですが、当然飲みものも頼むわけで、「苦みが強い」とかなんとか書かれていたサントス・ニブラを選んだんです。

「コーヒーが売りみたいだし飲んでみよう。ダメだったら申し訳ないけど一気飲みしよう」くらいに思っていて。

思っていたんですが、ほとんどブラックで1杯飲みきってしまいました。
しかも「もうなくなっちゃう…!」と惜しむほどに味わっているという。

とにかく、まったく、あの酸っぱさがないんですよ。

深みと苦味の極み、サントス・ニブラ

神戸から帰って調べてみると、サントス・ニブラは世界最大のコーヒー生産国ブラジルの中で「最高峰」と呼ばれる結構有名で良いコーヒーでした。

世界最大のコーヒー生産国、南米ブラジル。そのブラジルの中で「これぞブラジル!」と云われるのが「ニブラ」なのです。我社創設以来、ブラジルの最高峰といえば「ニブラ」と賞賛されております。

広大で豊かなミナス・ジェライス州セラードと山岳地帯のスル・デ・ミナスの、スクリーン18M以上の肉厚のあるフルボディーの豆を厳選し、香り、甘味、酸味コクのバランスが良く旨みのあるブラジルコーヒーに仕上げています。その味は単品だけなのにフルブレンドした様なふくよかな味となっています。

サントス ニブラ | オリジナル珈琲 | 日本珈琲貿易株式会社 より引用

有名なんですって。
ひとりで舞い上がってハズカシイ!

まぁ「ツウ」の方は「コーヒー素人がなんか騒いでるなぁ」と思っていただければ…( ̄▽ ̄;)

特に深煎りだと全く酸味がないそうなので、飲むときはメニューの説明を要チェックですね。

ただ酸味はありませんが苦味は強いので、酸味も苦味も苦手な方にはおすすめしません。
(そういう人はコーヒー飲まなくても良い気が…(^^;))

そんなこんなでおいしく飲めるコーヒーが見つかったので「地元でも飲もう!」と思ったんですが…

これがどこのカフェ・コーヒーショップにも置いていないんですね…

都会に行けばあるのかな…(遠い目)

ドリップバッグで簡単サントス・ニブラ。

ということで、ネットで探しまわってポチりました。

サントス・ニブラのドリップバッグ

「田(でん)」という東京・八王子にある喫茶店のドリップバッグです。

豆や粉は通販でチラホラとあるんですが、ドリッパーもミルもない我が家では飲めるわけもなく。
最初から道具をそろえて「思ったより…」となるのも悲しいですから、まずはドリップバッグで試したいと思いまして。

とはいえサントス・ニブラのドリップバッグって全然なくて、それこそ取り扱っているのは田さんくらいでして。


素人でもわかるくらいに美味しかったので、サントス・ニブラが気になったら、まずこちらで試してみるといいんじゃないかと思います。

ドリップバッグの上部を開け、コーヒーカップにセット。

カップにセットされたサントス・ニブラのドリップバッグ1

白飛びがすさまじいですが(^^;)
コーヒーの色は実際とほぼ同じです。

パッケージ開けたところから香りが、なんかすごい。
強いというか、キリっとしていて深いような…「暗黒!」みたいな(語彙力ゼロ)

お湯を少しかけて蒸らしたあと、2~3回にわけて注ぎます。

カップにセットされたサントス・ニブラのドリップバッグ2

ドリップバッグが浸かり続けると味が変わることがあるので、浸からないよう誰かに持ってもらいながら淹れることをおすすめします。
浸からせないためのスタンドとか作りたいですねぇ。

また我が家ではやかんで淹れましたが、美味しいコーヒーを淹れるコツはお湯を均一にまんべんなく注ぐこと。

できればドリップポット(ケトル)があると便利です。


家にあるものだと…急須とか?ダメですかね(笑)

120~130mlくらい抽出されたらドリップバッグを取って、できあがり。

ちなみに出がらしは乾かして靴箱に入れておくと消臭剤になります。お試しあれ!

サントス・ニブラ

お湯を入れすぎると味は薄いのに苦いコーヒーになってしまうので、欲張りは禁物です(といいつつ私は140~150ml淹れちゃいます)

黒に近いこげ茶色はなんとなくリッチな印象を受けますね。

ひと口飲んでの感想は、

「苦ーい!」

のひと言。

もちろんいい意味で、ですよ。

苦いというとピーマンやサンマのわたなど「苦っ!」と言いたくなるものを思い浮かべるかもしれません。
でもサントス・ニブラは角がなく重みのある苦味なので、美味しいと感じられます。

これが深み、重厚感というやつなんでしょうか。

そしてなにより、やっぱり酸味が一切ありません。
最初から最後の1滴まで、コクと苦味に集中して味わうことができます。

本当、「苦味は好きなんだけどな~」という方に飲んでみてほしい。

鼻に抜ける香りもシュッとして(?)すっきりしているので、パンやケーキ、和菓子などどんなおやつにも合いそうなところも魅力です。

難点はコスパくらいでしょうか。
ドリップバッグは1杯約170円とお高めですが、とはいえコンビニコーヒー2杯分なので、たまの嗜好品とするならダメージはないかと思います。

今回のものは賞味期限5か月だったかな?
月1~2回飲めば間に合う計算ですw

ニブラのおかげで一気にコーヒーが好きになり、機嫌を取れるアイテムがひとつ増えました。
こういうコーヒーが飲みたかったんです。

さすがサントス・ニブラ。ありがとう!

「酸味があるから飲めない」はもったいない!

もしコスパが気になる方や、ドリップバッグを試してみてこれからも飲み続けたいと思った方は、ぜひコーヒー粉を買って、ドリッパーを使って淹れてみてください。

割安ですし、アイスコーヒーを作るときは粉を2倍にしてドリップするので必要になるかと思います。
ついでに「私、コーヒー淹れてる!オシャレ~( ̄▽ ̄)」と気持ちよくなれます(笑)

ペーパーを使わないステンレス製のドリッパーを使えば準備は簡単ですよ!

粉であれば、私がサントス・ニブラにハマるきっかけとなった茜屋珈琲店でも通販されていますので、よければチェックしてみてください(^^)

もっとこだわりたい方はコーヒー豆をミルで挽いてみても良いでしょう。
なんだかんだ、挽きたてが1番香りがよくて美味しいんですよね~。

電動ミルがあれば簡単・均一に挽けるので、より新鮮なコーヒーを味わいながら、優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

コーヒーは酸味があるから飲めないなんて、もったいないです。
香りや味が好きなら、ぜひ一度サントス・ニブラを飲んでみてください!