健康な体を維持するためには運動が欠かせません。
骨を支える筋力を保ち余分なエネルギーを消費することで、強い足腰になったり生活習慣病の予防をすることができます。
体にとって必要なことですから、体と繋がっている心の健康にも運動は大切です。
運動をすると脳が元気になる精神伝達物質が出るため、うつ病の改善などにも効果的だと言われています。
運動の中でも簡単にできるのがウォーキング。
外にさえ出れば何も道具を使わずに行うことができますから、これ以上簡単な運動はありません。
外に出たくない雨の日でもルームランナーがあれば家の中で出来ちゃいます。
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12000歩って何分歩けばいいの?
ではどれくらいウォーキングすればいいのかという話ですが、理想は12000歩と言われています。
アメリカニューヨークの大学で2つのグループに2週間レモンライムソーダ2本を毎日飲み続けてもらい、一方のチームには4500歩、もう一方毎日12000歩以上歩いてもらうという実験をしたそうです。
すると4500歩のグループは血糖値やコレステロール値が上がったのに対し、12000歩のグループは正常な数値だったそうです。
ウォーキングをすると最初に糖が消費されますから、多く歩いた分だけジュース等で摂取した糖を消費することができるようです。
飲んだ分すべてを帳消しにしているわけではないと思いますが、健康を保てるくらいまでには抑えられるということですね。
食事の量にもよりますが、ジュースに限らずお菓子や炭水化物を多く摂っている人は1日12000歩は歩きましょう。
ウォーキングによって50kgの人では350kcal、ケーキ1個分くらいのカロリーが消費できるので肥満の予防効果も期待できますよ。
何分歩けばいいの?
理想の歩数が分かったところで、実際どれだけ歩いているかというのは万歩計でもつけていないと分かりません。
今はスマホやApple Watchで計測できますが、最初に書いた「道具を使わない運動」ではなくなってしまいます。
実際どれくらい時間がかかり、どこまで行くことができるのでしょうか。
実際に測ってみた
体力づくりのために始めたウォーキングが習慣になりつつあるので、ついでに自分で測ってみることにしました。
体力歩幅、スピードなどによって変わってきますがひとつの目安になればと思います。
今回は以下の条件で行いました。
- 身長155cm
- 20代女性
- 運動を意識したスピード
- 平坦な道
- 信号の待ち時間込み
最後の点は信号があまりない道を通ったので気にするほどではないと思います。
結果
2回計測し、どちらも約100分(1時間40分)ほどで12000歩に到達しました。
距離は約9.3km。
結構かかるな~という印象。
個人的にはギリギリ毎日続けられる範囲ではあります。
働いてる方は難しそうですね…。
1日のトータルが12000歩ならOK
難しそうと言いましたが、12000歩という歩数は1回の運動でこなさなければいけないわけではありません。
1日の合計が12000歩になればいいんです。
階段の上り下り、家から駅までの移動、廊下を歩く、など生活している中では結構歩いているので、運動でクリアする歩数は10000歩にもならないでしょう。
運動のハードルはかなり下がると思います。
あえて電車のひと駅向こうまで乗る、手前で降りる、などをするとさらに歩数を稼げますね。
私は現在1日平均が8000~9000歩なので、少しずつ増やしていきたいと思います。
これから暑くなると面倒なので今のうちに習慣づけておきたいです。
(歩き過ぎは体に負担をかけすぎてしまうので注意!)