人ってのはどうしてこんなに話を聞かなくなるもんかねぇ、と思うこの頃。
今日はちょっと愚痴っぽくなってしまうかも。ごめんなさいm(__)m
先日、祖母と母、叔母と母が話しているところに私も同席したんですが、少々げんなりしました。
全員、喋りだしが「私は」なんです。
叔母「○○であんなことがあってこうしたんだ」
母「私なら□□するな~」
祖母「私はこの間××なことがあってね」
叔母「私はね…」
誰かが一言話したら、他の人は返事の代わりに自分の話。
これを帰りの時間がくるまでエンドレス。
皆が皆人の話を聞いてないよー。
ちょっとしたオカルトだよー怖いよー。
聞かないというより「聞くどころではない」という感じでしょうか。
自分の話がしたい、次これを話そう、と考えて相手の話が入っていないように見えました。
まぁここまで私が私が言ってるのは気遣わなくて良い関係だからだろうとは思いますが、赤の他人でも結構こういう話したい欲の強い人が多いんですよね。
ここで「あ、私しゃべりすぎてるかも」と思った人は多分大丈夫です。
話し手になることが多いのに他人事だと思っている人はヤバいです。
話したいのはあなただけじゃない
数人で集まってお茶とかするじゃないですか。
何のために集まるのか。
そりゃ「喋りたいから」ですよ、
自分が。
皆が皆、多少なりとも自分が話したいと思ってます。
それを差し置いて自分一人が話をして、周りが楽しいと思うでしょうか。
集まったうちの一人が延々自分の話をして、自分は楽しいと思えますか?
自分が話せたらそれで良い、という人はpepperくんにでも話しかけといていただきたい。
良い相槌打ってくれますから。
皆で楽しくお茶を飲みたいのなら、心に少し余裕を作りましょう。
特に中高年女性。
「話したい」で頭がいっぱいになる人が多いです。
家族など近くにいる人を見ながら実感したんですが、50代と70代前半~後半が節目ですね。
先ほど話した祖母・叔母・母の年齢はそれぞれ80代・50代後半・50代前半。
それぞれ節目を迎えたあたりから自分の話ばかりになってきました。
ホルモンバランスの乱れや加齢により、どうしても気をまわせる余裕がなくなってしまうんだと思います。
それは仕方ない。責めるつもりもありません。
誰もそうなるんだから。
ただ、自身が「仕方ない」と諦めて好き勝手話していたら、周りは離れていってしまいます。
何を話そうかと考える時間を、少しだけ相手の話を聞く時間に使ってみませんか?
ときどき相手の態度を見よう
自分がどれだけ話しているか気づかない、という人は相手の態度を見てみましょう。
こちらに身体や顔を向けてじっとして聞いているのであればまだ大丈夫。
手元を動かしたり視線をあちこちに向けたりと、落ち着きがなくなったら要注意。
相手が潜在意識レベル(笑)で自分の話に飽きてきているサインです。
たとえばこの飽きている状態で「どうしたらいいかな?」と聞いても良い返事はもらえないと思います。
聞いてくれてる人にサインが出たら相手に「同じ経験したことない?」と質問をしたり、「そういえば○○さんはこういうの詳しいよね」などと話題を振って、場の主導権を渡しましょう。
話し相手をたくさん作る
話したいことがたくさんあるのなら、話す場所を分散させてることをオススメします。
ひとつの集まりで全部話そうとするからいつまでも自分が喋ってしまうんです。
ママ友、旧友、サークルの仲間、などなど。
それぞれで違う話をして、トータルで全部話しきれたら良しとしましょう。
まぁうちの祖母はひとりひとりに同じ話をしますが…ははは。
皆に自分の言いたいことを全部言うなど一生かかっても無理です。
潔く諦めましょう。
話をさせてとお願いする
本っ当にイライラした、モヤモヤした、という時の最終手段。
「モヤモヤしてどうしようもないからちょっと愚痴を吐き出してもいい?」とお願いしてみましょう。
前もって伝えておくことで気兼ねなく話せますし、相手も自分の反応を求めていないことが分かれば聞き流すことができるので負担が減ります。
聞き流すといっても聞いてないんじゃなくて、心に留めないという意味です。
吐き出されたものを受け取ったら聞き手が具合悪くなっちゃう。
相談がある時は吐き出すだけじゃなくちゃんと「相談したい」と言っておいた方が良いです。聞き流します。
たまには聞き手になってみて
私の狭い経験から感じたことなので一概には言えませんが、話し手にまわることの多い人は時々気にしてもらえると聞き手が助かります。
一度完全に聞く側にまわってみるのも良いかもしれません。
興味のない話をされるのってつらいよ。笑
自分もいつかこんな風に思われる年齢が来るのでしょうが、そうならないために時々この記事を読み返して気を引き締めたいと思います。