最終更新日:2020年4月21日
今日は消音マイクの作り方を書いていきたいと思います。
ときどき思いっきり声を出したい!歌いたい!ってとき、ありませんか?
大声を出すことはストレス解消につながりますし、声の老化防止、身体の筋肉を使うため健康への効果なども期待できるのでぜひ1日1叫びしたいところです(笑)
でも集合住宅は壁が薄いところも多く、頻繁に歌っていると騒音騒ぎになってしまいますよね。
それ以前に自分の声を聞かれるのは恥ずかしすぎる!
家族がいる人は隣の家どころかさらに音が聞こえやすい隣の部屋に聞こえてしまい、夜中なんかはテレビを見ながら笑うことも躊躇ってしまう…ということも少なくないと思います。
そんな悩みを解消・軽減してくれるのが消音マイクなんです!
消音マイクを作ってみた。
消音マイク(防音マイク)とは名前のとおり音を消すマイクです。
実際に売られているちゃんとした物ですよ!
画像を見るとマイクの先端にカバーが付けられていますが、この中で声をこもらせることで外に洩らさないようにし、人に聞かれることなく思いっきり歌えるというカラオケグッズです。
上記の製品は電気機器?みたいなもので、PCやゲーム機とイヤホンをつなげば曲を聴きながら歌えるというカラオケ仕様になっています。
ただ、「試しに使ってみたい」程度だとちょっとお高くて、貧乏人には痛いところ…。
長く使う、とかちゃんとしたものがほしい、という方にはおすすめなんですが(^^;)
そんな中、自作の消音マイクについてのブログ記事を見つけまして。
つぶやき程度に抑えられるのなら!とすぐさま材料を買いに走りました。
どれくらい小さくなるの?
実際に消音マイクを使ってみると、音量が50%以上カットされた実感がありました。
イメージにするとこんな感じ。
▽使用前
▽使用後
音量が小さくなったのはもちろんのこと、音がこもるので聞こえづらい音質になってますます消音されますね。
部屋同士がきちんと壁で仕切られているのであれば、結構大声を出しても聞こえないと思います。
舞台役者さんとかよほど声量のある人には役立たないかもしれませんが(笑)
材料
材料は以下のとおりです。
- メガホン
- スポンジシート
- 遮音してくれそうなマット・シート
すべて百均のダイソーで揃えました。
締めて324円。
写真には写っていませんが
- タオル
- 輪ゴムか幅の広い粘着テープ
- ハサミ
もご用意ください。
私の場合は録音しないのでマイクは付けていません。
マイクというよりは口カバーって感じですね(笑)
作り方
それでは作っていきます。
まずスポンジシートを、先がとがるように丸めます。
コーン型?円錐型?というんでしょうか。
扇形の紙を丸めるとなる形です。
続いて、丸めたスポンジシートをメガホンの大きい方の口から入れます。
この大きい口の方に自分の口元をあてて使います。
※スポンジがメガホンにピッタリはまるよう、各々調整してください。
遮音してくれそうなマットも同様に、丸めてメガホンの中に入れます。
メガホン→スポンジシート→マット
の順番で入れていたんですが、消音効果に不安があったのでマットを追加して
メガホン→マット→スポンジシート→マット
にしました。
今回買ったマットは厚くて1~2重くらいしかできないので、スポンジシートを何枚か重ねた方が消音効果は高いかもしれません。
マットやらスポンジシートやらがかなりはみ出ているのでハサミで切ります。
▽Before
▽After
地味にこれが一番面倒な作業なんですよね~。
無心になれるので嫌いじゃないですがw
スポンジシートが余っていたので底(小さい口の方)に詰め込んでみました。
極力音は洩らさない!
底(小さい口の方)は外側からマットやスポンジシートで覆い、輪ゴム等で留めます。
本当は石やコンクリートを詰めたいところですが…。
というか、メガホンの部分をコンクリで作れば最強の消音マイクができそうですよね。
既製品より高くつくか( ̄▽ ̄;)
最後に口元をなるべくぴったり覆えるよう、大きい口のフチをタオルなどで覆えば完成です。
今回はその辺にあった枕カバーで代用(笑)
タオルの部分は取り外しが簡単なので、消音マイク専用にしなくてもいいかなと思います。
序盤にご紹介したブログ記事ではスポンジシートで覆っていたので、まぁ肌触りが良ければなんでも(適当)
ただ、スポンジシートはものすごく工業製品の臭いがするので、苦手な人はタオルにしておきましょう(^^;)
ポイント
消音マイクを作るポイントとしては、とにかく空気の出入り口を徹底的に塞ぐこと。
そしてメガホンの中を厚くすること。
この2点を意識していただきたいです。
ブログ記事でも書かれていますが、音は空気を震わせて空間に響きます。
そのため空気の出入りが多い・壁が薄いほど音が外に洩れやすくなってしまうので、完全に密閉することは不可能ですが、
- メガホン・スポンジシート・マットをなるべく隙間を作らず密着させる
- 底を厚くする
など空気の通り道を徹底的に塞ぎましょう。
尚、空気の通り道を塞ぐということは声を出すために必要な酸素も入ってきません。
酸欠にならないようこまめに息継ぎをしながら声を出すようにしてください(笑)
まとめ
以上、自作の消音マイクについて書いてきました。
百均グッズ3点と家にあるもので簡単に作れるので、大声を出したいけど周りが気になる…という人は一度作ってみてはいかがでしょうか(^^)
自作したものは持ちにくくかったりして疲れやすいので、「消音マイクって良いな」と思ったら既製品にシフトしてみても良いかと思います。