よしまのメモ帳

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ファンレターの書き方。15年ぶりに推しへファンレターを書いてみた。

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ファンレターの書き方アイキャッチ

先日、無性に「ファンレターを送りたい!」と思ったので書いて送りました。

ファンレターなんて小学生の頃に漫画家の先生へ送って以来です。
15年ぶりくらい?
おかげで経験値もなにもなく、書き方が全然わからず悩みまくりました。

調べては下書きを繰り返し、結果として間違いではないであろうお手紙ができたので、備忘録的にファンレターの書き方(一例)を書いておきます。

手紙の書き方に正解はありませんが、私のように「なにをどう書いたらいいのかわからない!」という方のヒントになれば幸いです。

 

アラサー女はファンレターの書き方がわからない。

そもそもファンレターなんて20代前半までの女の子が書くイメージですよ。
こんなアラサーが送っていいのかわかりません。

でも書きたいから書く。日頃の感謝を伝えたいんじゃ!(突然のノブ)
いらなきゃ捨ててくれ!くらいの勢いです。

また某感染症により外出自粛要請が出ているこの頃、好きな有名人がいる人は自宅でできることとして「ファンレターを書く」を挙げていて感心しました。
送るのはまだ先にした方が良いかもしれませんが(後述します)、とても素敵な時間の使い方だと思います。

そもそもどこに送ればいいの?

ファンレターを書くには、なにより送り先を調べることから始まります。

有名人へのファンレターであれば、公式が公表している住所へ送りましょう。

タレント、歌手、モデルなら所属事務所。
モデルでも読者モデルは雑誌に宛先が書かれていると思います。
スポーツ選手も、所属チームの公式サイトを探してみてください。

また宛名は「○○ ○○(名前)宛」となっていることも多いですが、実際書くときには「宛」を「様」に変えて「○○ ○○様」と書きましょう。

送って良い時期・悪い時期ってあるの?

ファンレターを送る時期については、推しのジャンルを問わず、いつでも大丈夫なようです。
(公式が提示している場合を除く)

「忙しい時期は迷惑かな?」と考えるかもしれませんが、事務所を通して渡されるので、タイミングは向こうで図ってくれるでしょう。

逆にいうと、タレント本人にはいつ届くかわかりません。
それこそ忙しい時期やオフシーズンは事務所に行かないから受け取れない、ということもあるかと。

書いたファンレターが届くのは1週間後かもしれないし、1年後かもしれない。
ということを頭に入れて、お手紙を書きましょう。

また2020年3月現在は某感染症で大変な時期です。

郵便物を通して感染する可能性はごくわずかと言われていますが、念のために受け取りを保留している可能性もありますので、勢いのまま書くだけ書いて、送るのは落ち着いてからにした方が良いのではないかと思います。

どんな便箋やペンを使うべき??

机の引き出しを漁っていたら、中高生時代に使っていたレターセットが出てきました。
カラフルで星とかクローバーがあるやつ(笑)

便箋や封筒は、相手を不快にさせるもの以外であればなんでもいいと思います。

たとえばグロデスクなデザインや色、好みが分かれそうな絵柄はNG。

字が書けるものなら、ぶっちゃけ100均のレターセットでも良いんですよね。
大事なのは中身!

「文章は苦手で便せん1枚もあまり書けない…」という方はハガキにしてみると、ファンレターを送るハードルが下がるのではないでしょうか(^^)

こだわりたい方は、推しのカラーやモチーフ、好きなものにちなんだデザインを選ぶのも楽しいですね。

私の場合は「アラサーになった自分が中高生向け便箋はさすがに…」と思ったので、新しく買いました。
シンプルだけどワンポイントで可愛さのある便箋と、無印良品のコットンペーパー封筒で無難にいきます( ̄ー ̄)

▽こういう大人っぽいレターセットとか使ってみたいですね~。


ペンについては、黒色で耐水性があるものであればこちらもなんでもOK。

水性ペンは、雨などで濡れたり湿気たりしてにじんでしまう恐れがあります。
せっかく書いた手紙が読めなくなってしまっては意味がありませんので、気をつけましょう!

フリクションなどの消えるペンも、熱があたると消えてしまうのでNG。
シャーペンや鉛筆はそもそもマナー違反です。
書き間違えが心配なら、別紙に下書きをして挑みましょう(なにに挑むの?)

安全なのはボールペン。
耐水性インクがあれば、万年筆も雰囲気が出そうですね。

個人的に愛用しているゲルインクボールペン「シグノ」も、実際紙に書いて濡らしてみて問題なかったので使えそうです。

書き出しってなに書けばいいの!?

宛先は調べた、筆記用具も用意した!
いよいよ手紙を書くぞ!

…でもなんて書き出したらいいの!?

しょっぱなから壁にぶち当たりました。
3日くらい考えました(笑)

初めて送るならとりあえず「はじめまして」から始めるのが無難でしょう。

ネットを調べまくると「簡単な自己紹介」を書くと良いとのことだったので、身元をはっきり提示する意味でも、

  • 住んでいる都道府県
  • 年代・性別

をサラッと1行くらいで書きました。

「はじめまして。私は○○県に住むXX歳(XX代)女性です。」

みたいな感じですね。

「こういう性格で好きなものは~」など細かく書く必要はありません。
相手にとってどうでもいい情報なので、むしろ書かない方が良いです(^^;)

続けて、ファンレターを書いた特別な理由がある場合は書いておくと、相手がどんな手紙か(ファンレターであること)を解って読んでくれるのではないかな、と思います。

たとえば、なんだろう…
「推しをきっかけに結婚しました!」とか、「いつも元気をもらっているお礼が言いたくてお手紙を書かせていただきました!」とか?

言っておいて思いつかないですが(-_-)

特になければ書かなくて良いです(笑)

本文はなにを書く!?

書き出しを簡潔に書いたらいよいよ本文というか、想いを書き綴っていくターン(笑)

調べていると、よく「ファンレターはあなたの想いを綴ればいいんです!」みたいな言葉を見かけるんですけどね。

その想いをどうやって組み立てて、言葉にして伝わるように書けばいいのかわからないんだよー!

と心が叫んで全然進まないわけですよ。
伝えたいことはそりゃあるさ!

ただ、頭を抱えながらとにかく本文を書いてみると、ファンレターに正解ってないんですよね。
ファンレターで書くべきことを具体的に挙げるのは難しいんだな、と実感しました。

ひとつ言えることは

相手のことを考えて、相手の気持ちを考えて言葉を選ぶ

これだけ。
他と変わらず抽象的で申し訳ないんですが。

参考として自分が書いた構成だけご紹介すると、

  1. ファンになったきっかけ
  2. 推しの好きなところ(歌声が綺麗で感動しました。等)
  3. 推しから受けた影響
  4. 今後の予定への期待・応援(あれば)

こんな感じになります。

1はアーティストなら曲名、俳優なら作品名、モデルはいつのどの雑誌か、スポーツ選手なら試合日、とかでしょうか。

2は具体的に書くと、文字数稼げます(稼ぐいうな)
「かっこいい」「可愛い」といった言葉も書いて良いですし、まぁ気持ち悪くない程度に愛を書き綴りましょう(笑)

3は「落ち込んだときは曲を聴くと元気をもらえます」とか、どんな良い影響を与えてもらったか、あれば書きます。

また上手い文章ではありませんが、以下の5つに気をつけて書くよう心掛けました。
これで、上手くはないものの、推しが不快にならないお手紙にはなったと思います。なっているといいな。

傷つけるようなことは書かない

「相手の気持ちを考える」と書いているとおり、推しが言われてイヤなこと(言葉)は書かないようにしましょう。

当然、罵詈雑言や批判はもってのほか。
そんな人はファンじゃない!

また、技術面に対するアドバイスのようなことも控えましょう。

もしかしたら、SNSで呟く感覚で「もっとこうした方が良い」「あの部分を改善した方が良い」と書きたくなってしまうかもしれません。

でも推しはその道のプロです。
また、推しのそばにはアドバイスするプロもいます。
素人が思っていることなんてとうに考えとるわ、なにがわかるんだ、という話ですよ。

スポーツ選手がファンに技術面について指摘されて、その後バスの中で泣いた(発狂した?)という話もありましたので、良かれと思ってもアドバイスは書かないようにしましょう。

ネガティブな話はなるべく書かない

ネガティブな話ばかりする人に良い印象は持てませんよね。

手紙も同じです。
愚痴や不満、暗い話題をメインに書かないようにしましょう。

もしくはネガティブな文章を書いてしまった場合、そのあとにフォローするのも手です。

スポーツ選手なら「試合は負けてしまい悔しかったですが、○○選手の△△なプレーが見られたのでとても楽しかったです。」みたいな。

まぁこの場合はわざわざ試合の結果に触れることもないですね(^^;)

触れることもないといえば、「イベントには行けないけど応援しています」の「イベントには行けないけど」の部分もいりません。
むしろこちらは基本的に書かない方が良いです。

ネットのコメント等で見かけるんですが、結局行かないんだから、わざわざガッカリさせる必要はないでしょう。

自分語りばかりしない

「今日学校に行ってこんなことをしました~」
「○○さんの曲を聴いていたら△△が食べたくなって、お店に行ったらこんなことがありました~」

 など、日記のような内容はあまり書かない方が良いでしょう。

人ってのは自分のことを話したがる生き物です。

でも特に盛り上がりもないことを話される側は…ぶっちゃけ退屈になりません?(笑)
夢中で聞けるのは、それこそ推しの話くらいですよ。

忙しい中で読んでもらうんだから、余計な話はカットカット!

ただし、推しを絡めた話であればどんどん書いていいと思います。

さっきの「○○さんの曲を聴いていたら△△が食べたくなって~」という話題はそのままでは「へー、それで?」で終わりですが、そのあとに「○○さんの曲のおかげで素敵な1日になりました!」などと付け加えると、「良い影響を与えられてよかった」と思ってもらえる…かもしれない。

「毎日忙しくて大変ですが、○○さんの曲を聴くと頑張れます」とかは定番というか、そう思っている方も多いと思います。

なんかアーティストに送る前提になっている…(^^;)
他ジャンルでも同じですよ!

役者さんなら
「ドラマを見て考えさせられました(どう考えたのか具体的に)」
「ドラマに憧れて××を始めました」
とかでしょうか?

返事を催促しない

送ったファンレターに返事がもらえたら、それはとても嬉しいことですよね。
きっと私も飛び跳ねて喜ぶと思います(笑)

でもファンレターの目的は、あくまで「好きです!」という気持ちを伝えること。

推しが忙しい人であれば尚更、ひとりひとりに返事を書く時間などないので、返事は期待するべきではありません。

「お返事待ってます」などと催促する文言を書いたり、返信用封筒や切手を入れようとしているならやめましょう。

某知恵袋を見ていると「返事は来ますか?」「返事をもらうにはどう書いたら良いですか?」という投稿が多く見られるんですが、「返事をもらうためにファンレター書くの?ファンレターとは…?」と考え込んでしまいそうになりました。

相手のことを考えられるファンの方はわかっていることと思いますので、スルーしていただいて大丈夫です(^^)

このように「書かない(しない)こと」を決めたら、あとは誤字脱字に気をつけながら書いていくだけ。これが難しいんですよね( ̄▽ ̄;)

書き終えたら必ず見直して、喜ばれるような手紙になっているか、失礼なことは書いていないか、チェックしましょう。

自分がもらって嬉しいと思えるなら大丈夫!

書き終わりはどう締める!?

本文を思いのまま書いて「それでは、また!」とあっさり終わるのは、なんか違和感があるような…
ということで、書き出しと同じくらい締めの言葉にも悩みました。

目上の人に書く手紙なら「ますますのご健勝とご活躍を心よりお祈りしています。」と書くことが多いですが、ファンレターなのであまり堅苦しくないほうが良いのかな?とも思ったり。

冬なら「寒い日が続きますが、どうかお身体に気をつけてお過ごしください。」とか。
「これからも応援しています!」は入れたいですね(願望?)

締めの言葉を書いたら、最後の最後に日付と自分の名前を書いて、完成です。

日付はなくても良いですが、いつ読んでもらえるかわからないので私は一応書きました。

自分の住所と名前を忘れずに!

書き終えたら必ず見直して、喜ばれる手紙になっているかチェックしましょう。

自分がもらって嬉しいと思えるなら大丈夫。
というか、チェック方法がそれしかないんでやるしかないです!w

あとは宛先を書いて送るだけ。

その際、差出人の名前と住所は忘れずに。

「そんな私みたいなモブは、存在を知られなくていいんですぅ…!」という方もいるかもしれませんが、身元をはっきりさせて「不審な手紙じゃないですよ」と伝えるためにも大切なことなんです。

自分のところに差出人が書かれていない封筒が来たら、怖いですよね?(^^;)
怪しさから事務所に送っても推しに渡されない恐れもあるので、しっかり住所と名前を書いておきましょう。

あとは封筒に手紙を入れて、のり付けして、ゴタゴタが落ち着いたら切手を貼って、ポストに投函!

下手でも良い!気持ちが大事!

だと思います。

おこがましい話ですが、自分が誰かから好意的な手紙をもらったとして、嬉しくないことはないはずです。
ストーカーじみた手紙は怖いけど(笑)

あと有名人はたくさんのファンレターが届くので、言い回しが~とかいちいち気にする暇はないですよ、多分。

あと実際に書いて思ったんですが、これからファンレターを書く方は「不快にさせないかな?」と相手を気遣うのと同じだけ、自分の「伝えたい!」という気持ちも大切にしてあげてください。

私も性格上、不快にさせたくないと悩みまくりましたが、ふと「自分をないがしろにしすぎじゃない?」と気づき、肩の力が抜けて結構スラスラとファンレターを書けるようになりました。
そんなに心配するなら書くのやめれば?って話ですよ。

書き出しと構成をざっくり決めたら、難しいことは考えず「書きたい!」という気持ちで一気に書いてしまえば、案外スムーズに書けるかもしれませんよ(^^)