どうも、タピオカミルクティーといえば小学生の頃に流行っていたなぁ、と思うアラサーのよしまです。
最近のブームは茶葉にこだわっていたり、専門店があちこちでできたり。
昔とはクオリティが違うようで、ちょっと飲んでみたくなったりしてコンビニのタピオカミルクティーを買ってみるこの頃です。
専門店?田舎にあるとでも?( =_=)
まぁあるにはあるんですが、夜飲みたくなったときは閉まっているんですよね〜。
それでコンビニタピオカも美味しいな~と思いながらズズーっと飲んでいると、ふと気づきました。
「タピオカって、なんかこんにゃくに似てない?」
「ということは、ミルクティーにこんにゃくを入れたら美味しいんじゃない?」
ということで、今回はタピオカならぬ「こんにゃくミルクティー」を作ってみた感想を書いていきたいと思います!
タピオカの代わりにこんにゃくミルクティーを作ってみた。
チルドのタピオカって、噛むとなんかぷりぷりシャクシャクしているんですよね。
タピオカの感想って「もちもち食感♪」というものが多いのになんでだろう?
不思議に思って調べてみると、コンビニやスーパーで売られているチルドのものは、本来と原料が違うそうなんです。
元は「キャッサバ」というお芋のでんぷんを加工したものが「タピオカ」と呼ばれるんですが、キャッサバは冷蔵・長期保存ができないため市販品には使えません。
そのためチルド製品のタピオカは「でんぷん」「コラーゲンペプチド」など、ぷるんとしたそれっぽい原料から作られていて、それがこんにゃくのような食感になっている、というわけです。
こんにゃくミルクティーの材料
板こんにゃく・・・3〜5切れ
ミルクティー(冷蔵)・・・250ml
タピオカ用ストロー・・・1本
氷(必要であれば)・・・2~3個
「こんにゃく3~5切れ」と書いてはいますが、好きな量をご用意ください。
白か黒かはお好みで(^^)
ミルクティーは定番「午後の紅茶」を使用。
ですが作ってみて茶葉2倍の方が良いなと思いました。
こちらですね。
もちろんご自分で濃いめに作っていただいてもOKです(^^)
その場合はキンキンに冷やしておいてくださいね!
タピオカ用ストローは、以前飲んだときに洗って保管していたものを使いました。
カップは前日に飲んだカフェラテの容器です(貧乏性)
どちらも100均やネットで簡単に購入できますので、雰囲気を出したい方は使ってみてくださいw
こんにゃくミルクティーの作り方
作り方を簡単に説明すると
- こんにゃくを5㎜角に切って茹でる
- 冷やす
- ミルクティーを注ぐ
- 完成!
という手順になります。
まずこんにゃくを袋から取り出し、5㎜角に切っていきます。
そして薄く切ったこんにゃくを、さらに細かく!
今回は全部で5枚くらい切ったかな?
厚くなってしまったら角切りにしたあとで半分に切りましょう。
入れる量にもよりますが、板こんにゃく全体の1/5くらいしか使いませんでした。
人数が少ない、あまり飲まない、という場合は残ったこんにゃくの使い道も考えておきましょう(笑)
できたら小鍋でお湯を沸かし、切ったこんにゃくを入れて1分ほど茹でます。
現在主流の「アク抜き不要』と書かれているものはそのままでも食べられますが、よりこんにゃくの臭みを抜くために茹でることをおすすめします。
茹でたらザルにあげ、軽く水をかけて粗熱をとったら水気を切って、冷蔵庫で冷やしましょう。
面倒なので、コップに入れてそのまま冷やしちゃいますw
うん、ちょっとタピオカっぽいですね。
1人分なら30分もあれば十分かと。
その間に余ったこんにゃくできんぴら炒めを作って時間をつぶしました(笑)
30分経ったら取り出し、同じく冷やしておいたミルクティーと氷を入れたらできあがりです!
こんにゃくミルクティーを飲んでみた感想
インスタっぽく撮ってみました。
完全に台所ですけど(笑)
こんにゃくは浮く。
ひと口飲んでみると、午後ティーの味がします。
紅茶の味がしっかり、甘さもしっかり、な安定のおいしさです。
しかしながら、
肝心のこんにゃくが入ってこない・・・。
先ほどのミルクティーを入れたあとの写真を見た方はお気づきかと思いますが、こんにゃくって浮くんですよ。
それはもうかなり浅瀬に。
ストローは底まで刺さっていますから、当然吸えません。
こんにゃくは余裕綽々で逃げてしまうんですね。
なのでストローを水面まで上げて、こんにゃくを狙ってズゾゾゾ~~っと吸い上げる必要があります。
あまり綺麗じゃない音がするので人前では飲めそうにないですね…( ̄▽ ̄;)
ストローを使わないほうが飲みやすいかもしれません。
味の相性は?
とはいえ、飲み方を工夫できれば普通に美味しいドリンクとしていただけます。
もともとミルクティーが美味しいですからね。
こんにゃくの「ぷるっ」「シャクッ」とした食感も加わって、とても満足感があります。
量によっては、こんにゃくミルクティーのほうが食べごたえあるのではないでしょうか。
心配していたこんにゃくの味も、細かく切ったためか茹でたおかげか全く気になりません。
長く噛んでいると少し苦みが出てきますが、ミルクティーを飲み直せば消えました。
こんにゃくがほぼ無味、甘さはミルクティーの糖分しかないので全体的にあっさりとしています。
ゴクゴク飲んで、もきゅもきゅと食べられますよ!
カップの1/3くらい入れても良かったかな~。
ただ、タピオカか?と聞かれると答えは「NO」。
めちゃくちゃこんにゃくです(笑)
健康に良い!
こんにゃくを使うメリットとしては、食べごたえがありながらヘルシーになっているというのも魅力ですね。
本物のタピオカは原料がお芋ということで、ミルクティーの糖分と合わせて1杯700kcalにもなるそうで。
片手でとんこつラーメン並のカロリーを持っていることが一時期話題になりました。
一方、こんにゃくのカロリーはほぼゼロ。
ミルクティーの200~300kcalのみと考えると、なんと半分以下に抑えられてしまうんです!
さらに、こんにゃくに含まれる「グルコマンナン」という食物繊維は便秘の解消など腸内綺麗にしてくれたり、コレステロールや糖の吸収を抑える働きがあります。
健康を考える方には、圧倒的にこんにゃくミルクティーがおすすめです。
総評:食べた感は満たされる。
こんにゃくはタピオカの代わりになるのか?
結論としては、なりません。
ただミルクティーを飲みながら食感を楽しむことができる、という点ではタピオカもこんにゃくも同じです。
健康が気になる方や「噛んで得られる満足感」みたいなものがほしいときは、こんにゃくでも十分でしょう。
こんにゃくの食感は良いですし、独特の臭いもなく、普通に美味しく飲めました。
高カロリーの罪悪感がつらい。
手軽にタピオカっぽいものを飲みたい!
という方は、一度作ってみてはいかがでしょうか( ̄▽ ̄)
妥協したくない!もちもちとした本物が食べたい!という方は、カルディファームやネットで手に入る冷凍・乾燥されたタピオカをおすすめします。