ここしばらく「今週の野良にゃんこ」の更新が止まっております。
というのも、秋頃からめっきり野良猫さん達を見なくなったためです。
猫は寒いのが苦手ですから、エサの調達以外でわざわざ寒い季節に外へ出る猫さんはいませんよね^^;
そりゃ見かけないわけだ。
ですが、そこでひとつ気になりました。
今の時期、猫たちはどこで過ごしているの?と。
冬のあいだ、野良猫はどこにいるの?
飼い猫と違って野良は縄張りこそあれど家はありません。
もちろん暖かい暖房にあたることもできないでしょう。
そんな中で、野良さん達はいったいどうやって冬を乗り越えているのか。
気になったので調べてみました。
暖かいところにいます。
寒いのが苦手なら暖かいところに行こうとするのはごく自然な考えです。
野良猫さんも、テリトリー内のあたたかい場所を求めて夏場とは違う場所に移動します。
室外機・換気口のそば
エアコンや給湯器の室外機って稼働してると暖かいですよね。
外にいる野良さんにとってはそれが格好の暖房アイテムとなるそうです。
飲食店の換気口も同様に暖かい空気を出します。
さらに美味しそうな匂いも吹き出してくるので猫さんが吸い寄せられていくのだとか(笑)
私が春夏に野良猫を見かけるのは飲食店が多いエリアなので、冬場は室外機のそばで暖をとって動かないでいるのかもしれません。
まるでこたつから出られない自分のよう…。
ただ、それを知っても室外機ってお店とお店の間の狭い隙間に置いてたりするんですよね。
こちらからは見られそうにありません。残念(´・ω・`)
車のエンジンルーム
私は経験ありませんが、エンジンを切ったばかりの車のエンジンルームに野良さんが入り込んでいる場合があるそうです。
何年か前に「ボンネットコンコンキャンペーン」というものが話題になりました。
ツイッターでRTされてきたのを覚えています。
外出先から帰ってきてエンジンを切ったばかりの車のエンジンは熱々。
エンジンルームはほどよくぽかぽかしていることでしょう。
よく知ってる野良さんはそれを狙ってくるんですって。
猫は頭が入ればどこでも通れてしまうので、車の下にある小さな穴からスルリと入っちゃうんでしょうね。
しかし、これをやられると大変危険です。
エンジンをかけた拍子に猫さんがびっくりしてベルトなどの回転部分に巻き込まれてしまう恐れがあります。
野良猫が多い地域に住んでいる人はエンジンをかける前にボンネットを開けたり、耳を澄まして猫の声や物音がしないか確かめるようにしましょう。
コンコンキャンペーンというようにボンネットをバシバシ叩く外へ逃げていきそうですが、猫がいた場合さらに奥へ入ってしまう可能性があるのでご注意を。
猫だんご
普段は単独行動をしている猫さんでも背に腹は代えられません。
寒さをしのぐため、好き嫌い関係なく複数匹で身を寄せ合って体温を維持していることがあるようです。
猫だんごで寒さをしのぐ野良猫たちだが・・・ 【波止場のノラ猫10】 stray cat in waterfront10
かわいすぎる…!
この光景を見るには建物の隅っこや狭い空間が必要になりそうですね。
猫の島とか、たくさん猫さんがいるところでは見られる可能性が高いかもしれません。
冬でも見られるチャンスはある。
野良猫がどこで冬を過ごしたのかが分かりましたが、残念ながら普段自分が見られるようなところはありませんでした。
しかし経験上、冬でも野良猫を見ることはできます。
チャンスは晴れの日の正午~2時前くらい。
普段野良さんに会えるエリアで日向を探してみてください。
私は昨年、この時間と場所を狙って冬中でも何度か猫さんと会うことが出来ました。
お店の駐車場のど真ん中、上半身(?)は横向きで後ろ足は大きく開いて寝そべってましたよw
この冬は朝起きるのが遅くて外出が間に合いませんでしたが、新年に早寝早起きの目標を立てたのでまた猫探し出来るように頑張ります。
さいごに
暖房器具や車のおかげで昔に比べて暖をとれる場所が増えましたが、悲しいことにまだまだ寒さや飢えで冬を越すことができない猫さんがいます。
子猫とお年寄りは特に寒さに弱いので冬を越すのは大変とのこと。
今年は暖冬と言われているので、春が来たら少しでも多くの猫さんに会いたいなと思います。