最終更新日:2019年11月22日
寒くなると飲みたくなるホットココア。
自宅では粉末を溶かして飲みますが、外出先で手に入りやすいのは自動販売機の缶ココアではないでしょうか。
飲んでほっこり♪はもちろん、持っているだけでもホッカイロ代わりになって便利ですよね。
今日は、そんな缶ココアの中でもどのメーカーが一番美味しいのか、飲み比べした感想を書いていきたいと思います。
自動販売機の缶ココア6種を飲み比べ!
生活圏内の自販機を巡ってゲットしたのは6種類。
- アサヒ飲料 バンホーテン ミルクココア
- ダイドードリンコ 濃厚リッチココア
- ポッカ ミルクココア
- キリン 小岩井 ミルクとココア
- コカ・コーラ ジョージア 贅沢ミルクココア
- ボス とろけるココア
これらを
- 甘さ
- 濃さ
- ミルク感
- 総合評価(全体の味)
の4項目、5つ星評価で判断していきます。
また公平を期すために、どれも冷めてから電子レンジ600Wで1分30秒温めて飲んでいます。
アサヒ飲料 バンホーテン ミルクココア 130円
甘さ :★★★☆☆(3.0)
濃さ :★★★★☆(3.8)
ミルク感:★★★☆☆(2.8)
総合評価:★★★☆☆(3.0)
ココアといえば、バンホーテン!
コンビニでは紙パックのアイスココアをよく見かけることと思います。
定価は130円ですが、私は100円自販機で発見しました。
内容量275gでコスパ◎です。
▽原材料・栄養成分
バンホーテン ミルクココアの感想
まず香りはあまり立ちません。
飲んでみると、安定のバンホーテンといったところでしょうか。
氷砂糖のような透明感のある甘さとほどよいコクが、コーヒーブレイクにちょうど良い大人なココアとなっています。
牛乳が原材料の最初に書かれていますが、あまりミルク感はありません。
ココアの粉っぽさもありながらサラッとした口あたりで、アイスだったらゴクゴク飲めそう。
ただ缶ココアはやっぱりホットの方が美味しいですね。
冷めきってしまうと甘さが先行して、少し頭が痛くなりそうでした(^^;)
ダイドードリンコ 濃厚リッチココア 130円
甘さ :★★★★☆(4.0)
濃さ :★★★★☆(4.0)
ミルク感:★★★☆☆(3.0)
総合評価:★★★★☆(4.0)
長細く、中心が波打っている缶が印象的なダイドードリンコのミルクココア。
チョコレートでおなじみガーナ産のカカオが使用されているそうです。
大きな自販機であれば、大体の場所で見つけられます。
▽原材料・栄養成分
濃厚リッチココアの感想
ココアパウダーとココアバターというW仕様はダイドードリンコのみ。
そのおかげか甘さがしっかりありながら、ココアの風味とコクも残っています。
雰囲気程度にとろんとした口あたりですが、粉っぽさもあってココアっぽいですね。
ただ買って気づいたんですが、甘味料…!
「アセスルファムK」のみなので入っているのはごくごくわずかだと思います。
実際飲んでも舌に残る独特の甘さはなく、気になりません。
それでも甘味料が入っていると知って飲んだら味がする気がするんですよね…
ということで、星マイナス1とさせていただきました。
ポッカ ミルクココア 120円
甘さ :★★★☆☆(3.0)
濃さ :★★★☆☆(3.0)
ミルク感:★★☆☆☆(2.0)
総合評価:★★☆☆☆(1.8)
ネスカフェかどこかの自販機で購入。
自販機自体が少ないため、あまり買える機会がないかもしれません。
▽原材料・栄養成分
エネルギー、炭水化物とも6種の中で一番少ないですね。
また6種類の中で唯一、牛乳が入っていません。
ミルクココアの感想
見た目に光沢があり、こちらも気持ち「とろん」とした口当たりです。
チョコレートシロップが入っているためか、ココアというよりホットチョコレートのようなねっとりとした甘みとコクがあります。
そしてなぜか、コーヒーっぽい微かな苦みと香ばしいキリッとした味が感じられました。
私の舌がおかしいのかな(笑)
味としては、あの…
大変言いにくいのですが、おいしくないです。
特に冷めたときが、なんかココアじゃないんですよね。
謎の酸味となんともいえない香りがする。
ポッカの方、申し訳ありません。
この記事をご覧になっていたら、何卒改良をお願い致します…!
キリン 小岩井 ミルクとココア 100円
甘さ :★★★★☆(3.8)
濃さ :★★★☆☆(3.0)
ミルク感:★★★★★(4.5)
総合評価:★★★★☆(4.3)
道端の自販機で、なぜかミルクココアだけ100円でした(笑)
ダイドードリンコと同じく、ガーナ産カカオが使用されています。
キリンの自販機は多いものの、ココアが置かれているところは少ないように感じましたね。
▽原材料・栄養成分
ポッカと同率で炭水化物が一番少なくなっています。
また内容量280gで100円と、コスパNo.1です。
小岩井 ミルクとココアの感想
「ふらずにお飲みください」と書かれていたことに気づかずブンブン振りまくった結果、めちゃくちゃに泡立ってしまいました…(笑)
個人的に、小岩井のカフェオレが好きなので期待値が高かったココアです。
飲んでみると、オーソドックス。
良い意味で濃厚ではなく、あとに残らず、量のわりに飲めます。
いや、とはいえ1缶はやっぱり多い(笑)
ココアよりミルク感(クリーミー感)が強く、粉末に一番近いと思いました。
友達や家族とシェアするならこれですね。
コカ・コーラ ジョージア 贅沢ミルクココア 130円
甘さ :★★★★☆(3.5)
濃さ :★★★☆☆(3)
ミルク感:★★★★☆(3.8)
総合評価:★★★★★(4.5)
こちらはオランダ産ココアを使用しているとのこと。
コカコーラ自販機はあちこちにありますが、ココアを見つけられる確率は50%くらいでした。
特に、スタンプが貯まるアプリ「Coke ON」が使える自販機にはあまり置かれていませんでしたね。
都会だとまた違うのかも。
▽原材料・栄養成分
ジョージア 贅沢ミルクココアの感想
個人的にこちらのココアが一番好きだと感じました。
粉感がなくサラサラとした液体ですが、ココアの香りと少しの苦みが隠れていてリッチな気分にさせてくれます。
牛乳・全粉乳・クリームと3種の乳製品が入っていることでミルク感もしっかりあり。
ひと口目は「甘っ」と思いましたが、飲んでいると意外とそうでもなかったです。
後味に甘みが残らず、サッと飲んで温まったらスッと気持ちを切り替えられる大人のオーソドックスなココアだと思いました。
ボス とろけるココア 130円
甘さ :★★★★★(4.8)
濃さ :★★★★★(4.5)
ミルク感:★★★★☆(4)
総合評価:★★★★★(4.8)
最後はボス。
生クリームが入っている濃厚ココアとのことです。
▽原材料・栄養成分
エネルギー・炭水化物とも1番高い!
とろけるココアの感想
電子レンジで温めたら少し膜が張りました。
牛乳やクリームの割合が多そうですね。
飲んでみての第一印象はひと言、
「濃い!」。
甘さとかミルク感とかひっくるめて6種類の中で一番甘く、濃いです。
口当たりがとろんとしており、口の中にしっかりココアの余韻が残ります。
甘さではなく、ココア(カカオ?)が残るんですよ。
飲みものではありますが、こちらはおやつにもなりそうな飲み心地で「とにかく濃いココアが飲みたい!」という方にピッタリだと思います。
ゆえに185gと少量ですが、2人で1缶くらいがちょうど良いですね。
目的別オススメ缶ココアはこれだ!
以上、自販機で売られている缶ココア6種を飲み比べしてきました。
温まりたい・ちょっと喉が渇いたというときはコカ・コーラ、キリン
コスパ重視ならアサヒ飲料、キリン
甘党の人や、おやつ感もほしいときはボス
がオススメです。
個人的にはボスが好きかな~(*´ω`*)
ぜひその日の気分に合わせて、いろんなメーカーのココアを飲んでみてください(^^)