よしまのメモ帳

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電気ストーブによる低温やけどがヤバい件。網目っぽい赤い痕に要注意!

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最終更新日:2020年4月9日

どうも、よしまです。

今日は「電気ストーブによる低温やけどのヤバさ」について書いていきたいと思います。

いやほんと、寒いからって電気ストーブに近づきすぎたらえらい目に遭いますよ!

 

暖房器具による低温やけどがヤバイ!

暦の上では春ですが、寒の戻りと言われているのでこれは言っておかねばと思いまして。

暖房グッズ、特に電気ストーブにあたる際はくれぐれも気をつけてください。

あいつ、すぐ火傷させにきます。

私の今冬の悩みがこれなんですよ。

寒いから暖房器具使うじゃないですか。
それこそ足元の冷えは大敵!ということで、PC作業の時なんか電気ストーブがかかせません。
足元に置きます。

そしたら、ものの数分でこんなになってしまうんです。
(※以下画像注意)

 

 

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※脛の上部です

もう最初はびっくり!

網目っぽいのが気持ち悪いし、服を着替える時にも脱ぎかけてボーっとしていたら、太ももまで真っ赤になってしまうこともあるんです。
(ボーっとするなとは言わないで…!)

こういう症状が電気ストーブを使うたびに出ており「うわー」と思ってたんですが、調べてみると「低温やけど」の症状に近いことがわかりました。

低温やけどって?

温熱熱傷の1つ。皮膚表面に赤紫色の網目状の模様を呈することから大理石様皮斑とも呼ばれる。低温やけど、ひだこ、ナモミ(=なまはげの由来)などの別称がある。低温熱源に長時間直接接触、あるいは輻射熱により皮膚表面に近い表在性血管が持続的に拡張によって発症し、発症までの時間は接触部の温度が44℃だと約6 - 10時間で受傷するが、熱源がより高温になるに従い短時間でも受傷する。

~中略~

重症になりやすい低温熱傷 低温熱傷は極端に熱源の接触時間が長いため、発赤や水疱形成だけに見えても深部に深い損傷を負っていることが多い。睡眠時は痛みに気づかないため深達性II度(DDB)まで傷を負い、さらに進行性に深くなりIII度(DB)まで達することもまれにはある。深くなる理由としては、皮膚の血流量より脂肪層の血流量が少なく、皮膚の血流で受傷した創が冷やされて軽症に見えても脂肪層では血流により冷却されないことが挙げられる。

Wikipediaより

なんか眠くなってくる文章だなぁ…(笑)

早い話が「低い温度でなる火傷」のことです。

通常の火傷は高温の部分に触れて「あっち!!!」と咄嗟に体を離すことで重症化を回避することができます。

しかしストーブやホットカーペットなど、ほどよい温かさだと長時間体をくっつけていられるのでタチが悪い!

長時間温かいものに触れることで、皮膚の奥にある脂肪細胞まで熱が伝わり、表面だけでなく内部までもやけどを起こしてしまうんです。

料理でも、強火だとすぐ焦げて中は生のままですが、弱火で焼くと中までしっかり火が通りますよね。
そんな感じです。

低温やけどの程度は3~4段階に分けられ、肌の赤みから始まり放っておくと水ぶくれや激しい痛みに。
最悪の場合は皮膚が壊死してしまうこともあるそうです。

処置

とはいえ自分の場合は肌が赤くなるだけで水ぶくれにもならず、痛みもほとんどありません。
自分の場合は3段階の中で一番軽度も軽度であると考えられたため自宅で処置しました。
やけどの一歩手前かもしれないですね。

この場合は冷やして様子を見て、何事もなければ数日で消えます。
やけどを繰り返す、または一度に長時間やけど状態が続くと茶色く痕が残ってしまいますが(^^;)

私の場合はひと冬で何度も繰り返してやけどだと気付かず放っておいたため、春になって電気ストーブを使わなくなっても1~2か月間は痕が残ってしまいました。
見た目が不気味なので自分で見ていてちょっとストレスでしたね。

春は若い子であれば特に生足でスカートを穿くようになる季節ですから、やけど痕が残ると余計気になるかもしれません。

低温やけどは皮膚細胞にも見た目的にも本気でヤバいです。気をつけましょう!

赤みが消えない痛みがある、段階が上がって水ぶくれになった、等があればすぐに皮膚科で処置してもらってください。

普段やけどによる水ぶくれは自分でつぶしちゃいますが、細菌が入るとさらに炎症を起こしたり、それにより痕が残る恐れがあるので皮膚科でやってもらう方が安心安全です。

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防止策

低温やけどは自分の意識次第で防ぐことができます。
痛い思いをする前に対策を取りましょう!

近づきすぎない

何よりもこれ。

特に短時間で火傷してしまうストーブと、体にくっつけがちな湯たんぽは気をつけなくてはなりません。

ストーブを使うときは30㎝以上離れること。
素肌があたる場合はもっと、50㎝以上は離れた方が良いでしょう。

湯たんぽは長時間同じ場所にあてないこと。
布団に入って足元に置いて寝る人もいるかと思いますが、湯たんぽ自体で温まるのではなく、足から少し離した場所に置いて布団の中全体を温めて暖を取りましょう。

暖房のそばで寝ない

電気ストーブもありますが、こちらはホットカーペットを使う人に気をつけてほしい点です。

ホットカーペットってあたたかくて眠くなりますよね。
でもカバーがあるとはいえ長時間肌の同じ場所があたっていると熱が伝わりますし、うつ伏せに寝たりしたら皮膚の薄い顔はより低温やけどしちゃいます。
そして痕になると目立つ!

寝そうな時はカーペットの温度を下げる、タイマーをセットする(タイマー付カーペットの場合)、カバーの上にさらにカバーを重ねる、などなるべく熱が伝わらないよう対策をしましょう。

厚着をする

「暖房のそばで寝ない」と同じく、厚着することで熱がなるべく伝わらないようにするのが目的です。

やけどしやすい足はレッグウォーマーやハイソックス+長ズボンで二重にすると良いかも。
湯たんぽも厚めの布で巻いておくと安全ですね。

加えて電気ストーブの場合は服の色も注意。
気休め程度ではありますが、黒だと熱を吸収しやすいのでなるべく明るい色の服を着ましょう。

ちなみにこの記事を書いている私の格好は全身黒。しかも裸足です。
説得力皆無!

さいごに

低温やけどは見た目が軽くても皮膚の深部で重症化しているケースも多いとのこと。

見えないものほど恐ろしいものはありません。

自分の火傷も赤いだけだけど実は…という可能性を想像するとゾッとします(;一_一)

少しでもおかしいな?と思ったら、すぐに病院へ行きましょう!