今日はパッチテストのやり方について書いていきたいと思います。
多くの人が化粧水やファンデーション、ヘアカラーなどを使っていることと思います。
その中で新しい商品を使う際、開封してすぐ顔に付けていたりしていませんか?
パッチテストは化粧品かぶれを防ぐための大切な過程です。
新しい製品を使う前には必ず行いましょう。
パッチテストの方法。
パッチテストとは、化粧品が自分の肌に合うかどうかをチェックすることを言います。
腕や足の肌は顔より強く、また目立ちにくいため、二の腕や太ももなど顔の皮膚に近いやわらかい部分に化粧品を塗って赤くなったりかぶれたりしないかを調べます。
新しいものをすぐに使う人って多いと思います。
でもそうすると、合わなかったときが大変なんです。
私は少し前までパッチテストをせず顔に塗っていたんですが、植物オイルを使い始めたときに合わなくて顔全体がひどい肌荒れを起こしてしまったんです。
かぶれたりするとすぐには治りません。
何日も痒いし外に出るのも嫌になるしでそれはもう大変でした。
以来、新しい化粧品を使う前には必ず腕に塗って荒れないかチェックしています。
やり方
パッチテストの方法は簡易的なものと時間をかけて調べるものがあります。
肌が強く、今まで化粧品かぶれをしたことがない人は簡易的なものでパパッとチェックして使用を始めても良いでしょう。
肌が弱い人や、月経前などで肌が敏感になっている人はしっかりとチェックすることをオススメします。
(できれば肌が敏感になっている時期は化粧品を変えない方が良いのですが…。)
簡易テスト
テストしたいものを二の腕に10円玉ほどの量を塗り、24時間ほど様子を見ます。
濡らすと化粧品が落ちて結果がわからなくなるので注意。
お風呂上りから次の日のお風呂までで塗ればあまり負担にはならないでしょう。
1日経って塗ったところに異常がなければ顔に使用して問題ありません。
赤くなる、痒くなるなどした場合は肌に合わない可能性がありますので使用を控えましょう。
しっかりテスト
化粧品
スキンケア用品やメイク道具のパッチテストには絆創膏を用意します。
ちなみに私の住んでいる地域は「カットバン」って言います(どうでもいい)
まず、絆創膏のガーゼ部分にテストしたい化粧品を塗り、二の腕の内側や太ももの内側などの柔らかい部分に貼ります。
そして48時間、2日間ほど絆創膏を貼ったまま過ごしましょう。
入浴の際は水に濡らさないように気をつけてましょう。ふやけます(笑)
私は腕を上にあげて濡らさないようにしていますが、ビニールなどを巻くと良いみたいです。
48時間経ったら絆創膏を取り、化粧品が付いていた部分に変化がなければOKです。
簡易テストと同じく赤くなる・痒くなるなど異常が見られる場合はその化粧品を使わないようにしましょう。
シャンプー・クレンジング
シャンプーやクレンジングはすぐに洗い流すので簡易チェックで良いと思いますが、一応。
こちらは製品を精製水で薄め、スキンケア用品と同じく絆創膏のガーゼ部分につけて貼り、48時間放置します。
異常が見られなければ使用して大丈夫です。
ヘアカラー
ヘアカラー剤は刺激となる成分が入っているのか「荒れた」「痒くなった」という話を聞くので、絶対パッチテストをした方が良いです。
ヘアカラーの手順は簡易テストとほぼ同じです。
10円玉ほどのカラー液(1液・2液とある場合は混ぜてテスト用の液を作る。)を二の腕などの柔らかい場所に塗って自然乾燥させ、30分待ちます。
その後、異常がなければ塗ったままさらに48時間様子を見ます。
洗い流してかぶれたりしていなければ、髪の毛に使ってOKです。
実際にやってみた
以前肌荒れを起こしたオイルでパッチテストをしてみました。
前は赤くなってしまったのですが、今回はどうだろう。
いざ、リベンジ!
ガーゼ部分にオイルを1滴落として、
二の腕の内側、振袖(笑)になる部分に貼って48時間放置。
結果は特に異常なし。
前は赤くなったのに、敏感肌の時期じゃなかったからでしょうか。
むしろ、オイルより絆創膏の粘着部分がかぶれて痒くなってしまいました( ̄▽ ̄;)
注意点
スキンケア用品について、絆創膏のガーゼ部に化粧品を付けすぎると粘着面まで濡れてくっつかなくなるので注意。
1~2滴くらいにしておきましょう。
また指定の時間が経っていなくても肌に異常が出たらすぐに絆創膏を取る・洗い流すなどしてテストを中止しましょう。
最後に
肌は月経前や生活習慣の変化で敏感になることもありますので新しい製品はもちろん、長年使っているものもたま~にテストしておくと安心して使えるのではないかと思います。
特にヘアカラー剤は使用頻度が低いので、同じ製品でも毎回テストすることをオススメします。