暑い夏は特に汗の臭いが気になってしまいます。
特に脇汗!
シミになりますし、ニオイも強くて周りに気づかれてないかな?などとヒヤヒヤする方は多いのではないでしょうか?
今日はそんな脇・脇汗の臭いを予防・解消する方法をご紹介していきたいと思います。
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脇汗の酸っぱいニオイを予防する方法
ひとえに脇汗といっても、ニオイの種類は様々ですが、今回は中でも周りに悩んでいる人が多い酸っぱい臭いについて書いていきます。
私も例にもれず、夏は特に気になっていまして。
自分で気にしすぎているだけでは?と思ったこともありますが、家族などにふと近づくと「フワ~」っと酸っぱいニオイがしたりして、これは他人事ではないぞ…!と実感して気をつけるようになりました。
脇汗の酸っぱいニオイを出さないポイントは、大きくわけて3つ。
- においの元を減らす
- 汗を早く拭きとる
- 臭わない汗をかく体質になる
以下より、これらを踏まえた解消法を書いていきます。
雑菌を減らせば臭わない!
脇汗が臭う大きな原因は細菌にあります。
実は、脇汗は出たときは無臭なんですよね。
それが皮膚の表面にある皮脂やアカと混ざり合い、細菌に分解されることでニオイ物質が出てしまうんです。
つまりこれらを減らすことができればニオイを出さない、また消すことができる、ということになります。
こまめに拭く
濡らしたタオルや除菌効果のあるウエットティッシュ、汗ふきシート(デオドラントシート)などで汗が出やすいところをこまめに拭きましょう。
汗とニオイの原因となる皮脂やアカを拭き取るほか、ニオイ物質を作り出す細菌自体を取り除く効果があります。
経験上、乾いたティッシュやハンカチでは汗は拭けても臭いが取れませんでした。
なので湿り気(笑)のあるもので。
後述しますが、特に制汗作用のある汗ふきシートがオススメです。
汗をかく前に一度拭いてニオイの元を極力減らしておき、汗をかいたらなるべくこまめに拭き取るようにしましょう。
2~4時間に1回、トイレに行ったついでなどに拭くと良いですね。
細菌は皮膚の常駐菌なので殺菌しすぎは逆効果ですが、特にニオイを出したくない!という日はバッグにウエットティッシュや汗ふきシートを入れておきましょう。
制汗剤を使う
手間とか考えたくない!という場合は汗をかく前に制汗剤をつけておくのが手っ取り早いです。
脇以外の場所に使えるというメリットもありますね。
制汗剤というくらいなので汗が出るのを抑えるというイメージがありますが、正直汗は出ます。びっしょりになります(笑)
でもニオイはしっかり抑えられるのでスプレーやロールオン、液体タイプなどお好みのものを使ってください。
出かける前につけて、出かけてから1度付け直すとより臭いにくくなります。
その際、汗も拭き取ると尚良しです。
個人的にはAg+のスプレーが効果高いと感じました。
足に吹きかけたら蒸れた臭いがしなくてびっくり!(脇じゃないんかい)
基本的には無香料をおすすめしますが、臭いが弱い人であれば香りつき制汗剤でフレグランス代わりにもなりますよ!
汗ワキパッドをつける
何のニオイでもあたたまるとより臭くなり、拡がりやすくなります。
服の裏に汗わきパッドをつけ、汗が体温で温まらないうち、無臭のうちに早急に吸い取らせることでニオイの発生を防ぐことができます。
消臭効果があるものも出ているので、パッド自体が臭う心配はありません。
ノースリーブやキャミソールには使えませんが、汗じみの防止にもなって一石二鳥!
長めの半袖シャツを着るときには一番良い方法だと思っています。
消臭吸湿インナー・綿素材の服を着る
服やインナーの素材に気をつけることは、汗ワキパッドと同じく汗をなるべく早く吸い取らせる、身体から離す目的があります。
消臭インナーはその名のとおりですが、たとえばユニクロのエアリズムなどの吸湿性・速乾性のあるものを選びましょう。
また綿素材も吸湿性があります。
1枚で着ることが多いTシャツなどは綿の割合が多いものを選びましょう。
服に使われることが多いポリエステルは、逆に吸湿性が低いのでご注意ください。
以前「今日は臭いがきつい…」と思ったら着ていたTシャツがポリエステル60%だった、ということがありました。
伸びが良い・シワになりにくいというメリットがありますが汗との相性は良くないようです。
汗の質を変えることも大事!
出てきた汗を対処することも大切ですが、体の中から、臭わない汗を出す体質になることも大切です。
先ほど汗は無臭だと書きました。
同時に、触ってみるとサラサラともしています。
これは、汗に含まれるミネラルが汗腺で吸収(ろ過)され、皮膚表面に出るころには余分な成分がなくなっているためです。
汗の99%は水、その他のほとんどが塩分、さらに残りが亜鉛やマグネシウムなどの栄養素だと言われています。
しかし汗をかく頻度が減ったり生活習慣が崩れたりすると、その吸収(ろ過)機能が低下してしまいます。
そして様々な成分を含んだままの汗が皮膚表面に出てしまい、イヤなニオイやベタベタとした感触の原因となってしまうのです。
- 毎日、一日中クーラーの効いた部屋にいる
- 蒸発しにくいベタベタとした汗をかく
このような方は、臭う汗をかく体質になっているかもしれません。
そんな体質を改善する方法は、ずばり「汗をかくこと」!
「よけい臭うじゃん!」と思われるでしょうが、汗腺の吸収機能は汗をかくほど高くなる性質があります。
一日二日では変わりませんが、毎日汗をかくようにすることで体質が変わり、臭いにくい汗が出るようになるでしょう。
定期的な運動をする
てっとり早く汗をかくには、やはり運動が一番!
とはいえドバドバと汗をかく必要はありません。
気温が低い早朝や夕方~夜、30分ウォーキングをするだけでOKです。
とはいえ今年の夏はずっと暑いですよね(~_~;)
私も普段はウォーキングが多いのですが、最近は熱中症にならない程度にエアコンの温度を上げて室内で筋トレをしたり、エクササイズで跳びはねて汗をかくようにしています。
筋力や体力の維持、ダイエットにもなるので運動不足を感じている方はぜひ!
全身浴・半身浴をする
暑いとぬるいシャワーで済ませたくなりますが、湯船に浸かってじっくり汗をかきましょう。
全身浴で10分、半身浴で20分ほどで構いません。
冷たい飲みものやエアコンで夏場でも身体が冷えていることがあるので、健康面でもしっかり温まりましょう。
食生活を変える
食生活で体臭が変わるように、汗の臭いも変わります。
アルコールやカフェイン、脂っこいものや動物性のたんぱく質を多く摂っている人は臭いが強くなります。
汗の臭いが気になる夏前だけでも控える、野菜や魚を多く食べるようにするなど食生活を変えましょう。
さらさらシートが総合優勝
私自身、脇汗の対処法をいろいろと試してきましたが、総合して汗ふきシートが良いなと思いました。
理由は主に3つです。
- そこそこ効果がある
- 持ち運びやすい
- 汗のベタつきも解消できる
まずなにもしない場合と比べ、シートで拭いた場合は約2.5倍の時間が経っても臭いが気になりませんでした。
そして少量タイプなら薄くて荷物になりません。
制汗スプレーなどは効果がありますが、使う場所を選んだり持ち歩きにかさばるんですよね。
さらに拭き取れるということで、かいた汗のベタつきも解消されます。
もちろん脇だけでなく、汗が溜まりやすい肘や膝裏、足もスッキリさっぱり。
消臭効果としてはAg+がオススメですが、個人的なお気に入りはビオレの「さらさらパウダーシート」です。
厚手で全身拭けますし、サラサラパウダーのおかげで肌ざわりがすべすべになるところが気持ちいいですね。
この夏はずっと汗ふきシートに頼りっぱなしですw
自分に合う方法で脇汗臭を撃退しよう!
以上、脇汗の酸っぱい臭いを予防・解消する方法をメモしてきました。
気にしすぎるのも良くないですが、気にしなさすぎても周りからの印象が悪くなってしまう「臭い」。
読んでくださった方が、ご自身に合った実践しやすい方法でイヤ~な脇汗の臭いをやっつけられますように!