最終更新日:2019年4月9日
大掃除ついでにホワイトボードに書きっぱなしだった文字や図を消そうとしたところ、まったく消えませんでした。
イレーザーやティッシュで拭いても取れません。
ボードを擦るとコーティングが落ちる、と聞いたことがあるので下手なこともできないし…
しばらく試行錯誤したのちグーグル先生に聞いたところ、案外あっさりと解決してしまいました。
その解決した方法がタイトルにもあります「なぞる」という行為です。
多くの人が知ってると思いますが、拍子抜けしたと同時にちょっと感動(笑)したのでメモしておこうと思います。
消えないホワイトボードの文字を消す方法
方法は簡単。
残った文字の跡を上からホワイトボードマーカーでなぞる、または塗りつぶすだけです。
実際にやってみた。
今回はこちらの文字跡を消したいと思います。
ToDoリストとして2~3ヶ月前くらいにメモしたまま放置した文字です。
フローリングのへこみ(笑)
先日やっとへこみを直したので消そうとしたら、フチだけ跡が残ってしまいました。
使用するのは当時使ったものと同じホワイトボードマーカー。(違うメーカーのものでもOK)
これで文字の跡を塗りつぶしていきます。
たっぷりしっかり塗りつぶしました。
そしたら数秒待って塗りつぶした箇所をイレーザー等で消します。
数日くらいほったらかしても良いんでしょうが、そんなに手間かからないので塗ったらその日のうちに消してしまいましょう。
すると…
スルスルスル…
ピカーッ!!
と、こんな風に綺麗に消えてくれるんです。
ボード自体は消しカスが散らかっててとても綺麗じゃないですけど^^;
ホワイトボードに書いた文字が消えなくなってしまう原因は、書いた文字を長期間放置することで、インクに含まれる剥離剤とアルコールが揮発したためと思われます。
文字のフチだけが残ったのも真ん中より端っこの方が早く乾くせいでしょう。
そこに剥離剤とアルコールをたっぷり含んだ新しいインクを被せることでボード上のインクと馴染み、剥がれてくれたというわけです。
それでも消えないときは
ホワイトボードの文字が消えない原因は様々です。
今回ご紹介した方法で消えない場合は以下のような原因が考えられます。
マーカーの劣化
古いホワイトボードマーカーを使っていると、今回のボード上の文字のように剥離剤とアルコールが揮発して消えにくくなることがあります。
ペン先からアルコールを吸わせることで復活することがありますが、安いので買い替えた方が早いですね。
保管方法によっても劣化を早めてしまう恐れがあるので、正しく置いておきましょう。
関連:ホワイトボード用マーカーは横置きで保管するものらしい。
ホワイトボードの劣化
こちらも、長年使っているとインクを剥がれやすくするためのコーティングが減ったりなくなったりしてきます。
スチール製ボードであったり、除光液などでの拭き取りをよくする場合は短期間でも書けなくなることもあるようです。
この場合も新しいものに変えるか、ある程度使って汚れてきたら中性洗剤を使って拭くと引き続き使えるでしょう。
お気に入りのホワイトボードであれば、ラベルを貼って修復するという手もあります。
イレーザーの劣化
ティッシュで拭いたら消せるのであれば、イレーザー(ボードのインクをふき取る道具)が汚れている可能性が高いです。
拭き取る面を見てみてください。マーカーのインクの色でいっぱいになってはいませんか?
我が家のイレーザーも真っ青です(笑)
イレーザーは水、ぬるま湯で丸洗いできるのでこまめに洗いましょう。
まとめ
以上、ホワイトボードの跡を消す方法のご紹介でした。
マーカーで塗りつぶすだけという簡単な方法なので、ホワイトボードに書いた文字が消えずにお困りの方は一度試してみてください(^^)
さて、ホワイトボードは綺麗になりましたがまだまだ大掃除が終わる気配がありません。
大晦日までに間に合うのか!?(笑)