ごめんなさい。
この記事では、全国のお父さんを敵に回すような話をします。
でも母娘もつらいんですよ。
部屋に充満するお父さんの臭いって!!(泣)
「い草」が父親の部屋の臭いを消した。
中年以降、旦那さんやお父さんのいる部屋が臭い…
それどころか部屋に面している廊下まで洩れていてストレスになっている…
というご家庭は少なくないのではないでしょうか。
ヤバいですよね、あのニオイ。
嗅いだ人にしかわからない、なんとも言えない感じ。
そんなお困りのご家庭には、ぜひ一度「い草」を置いてみてください。
我が家も父親臭に悩んでいました。
家自体が狭く通気性もないため、父の部屋にはニオイが染みつき、父の部屋に面している廊下や洗面台まで鼻を突くニオイが充満してしまうんです。
こんなことを書くと「一生懸命働いているお父さんに失礼!可哀想!」と思う人もいるかもしれません。
もちろん、一家の大黒柱にとても感謝しています。
でもそれとこれとは別なんですよぉぉぉぉぉ……
あのニオイを経験してそう思えるなら、とても心が広い方なのでしょう!すごいね!
そんなわけで「悪臭に慣れてはいけない…」と息を止めながら過ごしていたのですが、い草を置いて以来、ニオイがすっかり気にならなくなったんです。
父親の部屋が臭い原因は「体臭」。
そもそもお父さんや旦那さんの部屋が臭うのは、はっきり言ってしまうと「お父さん・旦那さん自身がくさい」せいです。
その原因は、主に5つあります。
1.酸化した皮脂(加齢臭)
一番悩んでいる人が多い、そして避けられない原因が「加齢臭」。
実は、若くてもこのニオイはするんですよ。
ためしに1日の終わりや洗顔をサボった日、おでこを触って皮脂を嗅いでみてください。
お父さんの体臭と同じニオイに「えぇ!?」と思うはずです(体験済み)
ただし若いうちは抑制力があるため、おでこなどの皮脂が出やすい一部分しか臭いません。
これが40代以降になると抑制力がだんだん落ちてきて、広範囲で皮脂が酸化するようになり、周りが気づくレベルの体臭へと変わってしまうんです。
酸化は男女関係なく起こりますが、男性の方が皮脂分泌量が多いため臭いも強くなる傾向にあります。
こればかりは生理現象のようなものなので、根本的な解決は諦めましょう。
2.アルコール
晩酌好きなお父さんのニオイは、お酒が原因であることが多いです。
「お酒とたばこをやる人は臭い」
祖母の格言です(?)
私の父も、30年以上晩酌を欠かしません。
ときどきは飲み会に行って上機嫌で帰ってくることもあったり(笑)
お酒を飲むと血行が良くなり汗(皮脂)の量が増えます。
すると1の加齢臭と同じ原理でニオイが出てしまうんです。
また体内では「アセトアルデヒド」という有害物質が発生します。
この物質は強い臭いや発がん性があり、汗と一緒に体外に排出されることでイヤ~な体臭になってしまうという…。
晩酌を欠かさない人や暴飲する人は、アルコールを分解している肝臓が疲れて機能が低下してしまい、分解されない悪臭物質が体臭として出てしまうこともあります。
おまけに酔っぱらってお風呂に入らず、歯も磨かずに寝てしまうと、加齢臭と口臭も合わさってさぁ大変\(^O^)/
このときの臭いをたとえるなら
- お酒を飲んで帰宅した直後は、カブトムシのエサ(ゼリー)。
- ベッドで寝はじめたら、にんにくを食べた日のような生ごみのような臭い。
です(個人差があります)
「亭主元気で留守がいい」とは言いますが、父が飲み会に行った日は憂うつでした…。
(家にいても飲むからそう変わらないけど)
もしお酒好きな旦那さん・お父さんがお酒を飲まない日があれば、ニオイが変化するかどうか注意してみましょう。
3.タバコ
アルコールと並んで昭和~平成前期の嗜好品である煙草。
私の父も30年以上、毎日数本は吸っています。
まず吸ったあとの口臭がイヤ!という人は多いでしょう。
煙草には2.アルコールでも挙げた「アセトアルデヒド」や「アンモニア」などの強いニオイ物質が含まれているため、強い口臭となって周りに伝わってしまうんです。
さらに上記の物質が肺や血液に吸収されると、口だけでなく身体からも悪臭を放つようになってしまいます。
困るのが、吸っている本人は煙草のニオイに鈍感になっているので自分がどれくらい臭いか気づいていないところなんですよね(^^;)
ぶつかり合える仲なら、ハッキリと言って気づかせてあげることが本人のためにもなります。
4.食べもの
食べものは人をつくります。
以前ラジオで「スイーツが大好きな人から甘い香りがした」という話を聞きました。
そして魚や野菜が好きな祖母(80歳)は、まったく体臭がしません。
そう考えてみれば、父は魚も食べますが、昔から辛いものやお肉、スナック菓子などのジャンクフードが大好きでした。
健康を意識するようになりましたが、ご飯の量を減らしてお菓子を食べるくらいには好きです。子どもか!
旦那さんにお肉やチーズなどの動物性食品をよく食べさせている奥さんは、食生活を見直してみましょう。
とはいえ、煙草と同じく30年以上の習慣からつくられた体臭はなかなか消えないものですが…。
5.歯や内臓の疾患
もし
- 清潔にしている
- 飲酒喫煙なし
- 食べものも健康的
くわえて口臭が強い人は、身体に不調があるかもしれません。
口内は細菌の巣窟ですから、虫歯や歯周病によってさらに菌を増やしてニオイを出すようになりますので、歯科検診を受けてしっかり治療しにいってもらいましょう。
また割合は少ないですが、胃などの消化器系、呼吸器系、肝臓などの病気が原因で口臭が強くなることもあります。
ニオイ以外にも不調がある場合は一度病院で診てもらうようすすめてあげてください。
父親の部屋の消臭には「い草」が効く!
そんな原因がすべて入ったニオイが、ほぼ毎日我が家に漂っていました。
できるかぎり窓を開けようとするも、寒い冬やエアコンを使う夏はできないんですよね。
でも、梅雨のある日のこと。
私はフローリングの自室に布団を敷いて寝ていまして、「雨の日は湿気で布団やフローリングがカビるかもしれない」ということで、大手家具屋で1畳分のユニット畳を買って敷くことにしました。
しかしこのユニット畳、い草の匂いが強烈!
4畳半の部屋がウサギ小屋になったかと思ったほどです(笑)
とりあえず匂いを飛ばすため天日干しをしていたんですが、そこは梅雨。
3日ほどで雨が降り、干せなくなってしまいました(T_T)
晴れるまで室内で保管しなければならないのですが、自室に置くと匂いで気分が悪くなってしまいそう…
ということで、狭い家の中でも広くて食事にも影響しない廊下にユニット畳を置くことになりました。
序盤にも少し書きましたが廊下は父の部屋に面しています。
そしてユニット畳を置いて3日ほど経ち、気づきました。
「あれ?いつものお父さんのニオイがしない!」
それ以来、自室で使うはずだった畳は今も廊下に立て掛けられています(笑)
い草は部屋に充満した体臭を消す!
調べてみると、い草には有害物質「ホルムアルデヒド」を吸収したり、アンモニア臭や体臭を吸着する効果があることがわかりました。
出典:い草の力(湿度調整・空気浄化・消臭効果等、い草の効果・効能をご紹介)
言われてみれば、我が家の和室は空気がこもりがちなのにニオイがありません。
むしろ、ニオイに気をつかっている自室のほうが臭いときもあります。
い草の匂いが悪臭を誤魔化している部分もあると思いますが、実体験や上記の表から、い草には消臭効果があると言えるでしょう。
オススメい草グッズ
い草と言ってもいろいろな製品があって、自分の家にはどれが良いのか悩みますよね。
最初は定番の
- 畳
- ラグ
- 置き型
この中から使ってみることをおすすめします。
畳
我が家のパターンですね。
お父さん・旦那さんの部屋がフローリングであれば、カーペットの代わりに畳を敷いてみてはいかがでしょうか。
本物の畳が一番ですが、我が家のようにユニット畳(表面のみ い草)でも構いません。
メリットは、い草の面積が広いため高い消臭効果が期待できることと、長い間使えること。
座り心地、寝転がり心地も良いですね。
デメリットはコストがかかる(7000円前後~)・狭い部屋には置けない・湿気るので定期的に立て掛ける必要があること。
狭い部屋には我が家のように立て掛けても良いですけど(笑)
私のようにフローリングに布団を敷いているなら、消臭だけでなく湿気も吸収してくれますし、床の硬さで身体が痛くなることも予防できますよ(^^)
ラグ
畳より扱いが簡単なものを、という方にはラグが向いています。
掃除のときにもサッと畳めますし、通気性が良いので定期的に立てかける手間もありません。
また畳と同じ価格帯で、長く使えます。
デメリットとしては、薄いので座り心地が硬いくらいでしょうか。
昼寝などをしたとき顔にラグの跡がついてしまうのもちょっと困るかも(笑)
置き型
「まずは安いもので試したい」と思うなら、い草が束になった置き型芳香剤(消臭剤)を使ってみましょう。
1個2000円以内で、畳やラグと比べて格段にお安いです。
また手乗りサイズのものが多く、ちょっとしたテーブルやインテリアとして部屋に馴染みやすい、というメリットがあります。
ただし小さいゆえ、消臭力は低めです。
部屋全体となると3~4個は必要でしょう。
父のベッドの周りをい草の束で囲ってみたり…
なにかの儀式?(笑)
そうなるとコスト的にも畳と変わりませんから、洗面所などピンポイントで消臭したい場所に使うと良いでしょう。
注意点
い草グッズには当たりハズレがあります。
たとえば緑色が強いものは塗料を使っていることがあり、い草以外の化学的なニオイで具合が悪くなる人もいます。
それこそウサギ小屋みたいな、良いだけじゃないニオイがする製品にはご注意ください。
国産のものは比較的ハズレが少ないので、できるだけそちらを選びましょう。
また、い草の匂いは1~2ヶ月ほどで弱まってしまいます。
消臭効果は続きますが、ニオイが抑えられなくなったら買い替えるか、畳であれば畳屋さんで表面だけ新品に交換してもらいましょう。
お父さんにも協力してもらおう!
まず、消臭方法として最も効果的なのは換気です。
換気扇をつけて、窓を開けて、とにかくニオイを外に追い出す!
そして、お父さん自身に頑張ってもらって根本を断ち切ることも大切です。
飲酒・喫煙・食習慣…
個人的に、父がニオイにより白い目を向けられることは自業自得だと思っています。
ということで、以下より部屋のニオイや体臭を改善する方法をご紹介します。
対策1:飲酒・喫煙を控えてもらう
今までで数回、父が体調を崩して晩酌も喫煙もできないことがありました。
3日間くらいだったかな?
その間、いつも充満するはずのニオイが半分以下になったんです!
ニオイの原因が嗜好品だということは知っていましたが、こんなに顕著に出てくるとは思いませんでした。
なのでお酒や煙草の習慣がある人には、禁酒・禁煙をしてもらうか量を減らしてもらいましょう。
せめて、来客がある前の日は控えてもらえると良いですね。
対策2:野菜・魚の食べる量を増やす
ジャンクフードや動物性食品ばかり食べているのであれば、野菜や果物、魚などを多く食べてもらってバランスを整えましょう。
肉と魚を交互に、サラダを多めに盛る、からあげは大豆からあげにする、などなど。
ニオイが気になる40代以降は健康にも気をつかっていくべき年代です。
少しずつでいいので変えていきましょう。
対策3:クエン酸・ミョウバン入りのお風呂に入る
こちらは主に皮脂の酸化臭(加齢臭)への対策です。
クエン酸には汗臭さや加齢臭などアンモニア臭を抑える働きが、
ミョウバンには皮脂汚れによる細菌の活動を抑制する効果があります。
クエン酸やミョウバン入りの入浴剤を使うか、原料粉末のものをこっそりとバスタブに溶かしておきましょう(笑)
対策4:脱臭機を置く
正直、上記3つの方法は改善まで数日~数年かかります。
即効性を求めるなら脱臭機を使いましょう!
ペットを飼っている方は持っているかもしれませんね。
父親をペットと同じにするのはどうかと思いますが…( ̄▽ ̄;)
本人がニオイを申し訳なく思ってくれているのであれば、堂々と部屋に置けると思います。
(傷つけないような、怒らせないような言い方で許可を取ってくださいね!)
ニオイについて本人に言えない場合は、せめて部屋の近くで使って消臭を。
中でも富士通ゼネラルの脱臭機は「介護のニオイが軽減した」「ペットのアンモニア臭が消えた」という口コミが多いので、ぜひチェックしてみてください(^^)
家族みんなが快適に過ごせる空間を目指して。
今までの鬱憤を吐き出すように気づけば1万字…(笑)
でもそれくらい切実な悩みだったので、改善されたことが本当に嬉しかったです。
ニオイは家族のストレスもそうですが、友達や親戚を家に呼ぶと「臭いと思われてないかな」「嫌われないかな」と心配になってしまいますよね。
我が家のようにお父さんの部屋が臭くて困っている方はぜひ、い草を置いてみてください!
その他の方法も、少しでもお役に立ちましたら幸いです。