よしまのメモ帳

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アナログイラストを撮影するならこれ!スマホアプリ「Cam Scanner」で綺麗に取り込めます。

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今日はお気に入りのスマホアプリをご紹介します!

Twitterで少し話題になっていたようなので使っている人も多いと思いますが、「Cam Scanner」というアプリがとても便利なんです。

アナログのイラストを描く方にはぜひ一度使ってみてください!

これでイラストを撮影すれば、影になったり傾いても、補正して綺麗にスマホに取り込むことができますよ!

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「Cam Scanner」ならアナログ絵を綺麗に取り込めるよ!

私自身、落書き程度ですがよくアナログでイラストを描きます。
紙にシャーペンだったりペンだったり、カラーなら色鉛筆やコピックなんかも。

描いたイラストは写真に撮って保存したりSNSにアップすることも多いのですが、紙に描いたイラストを撮影するのって難しくないですか?

照明の関係で一部が影になったり、逆に明るすぎて線や色が飛んでしまったり、
そうならないように角度を変えるとイラストが歪んでしまう…
などと、なかなかうまく撮影することができなくていつも苦戦していたんです。

そこで良いアプリはないかと見つけたのが今回の「CamScanner」でした。

CamScanner スキャンPDF作成
CamScanner スキャンPDF作成
無料
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もともと紙の資料などを取り込んでデータとして保存や整理をするためのアプリのようです。
同じ紙(アナログ)類ということでイラストにも使ってみたら良かったんだと思います。
有料版もありますがイラストを取り込むだけなら無料でも十分。

こんな感じで取り込めます

実際にこのアプリを使ってアナログイラストをスマホに取り込んでみました。

▽まずは普通のカメラアプリで撮影したもの。
f:id:yoshimamo:20161128210151j:plain

全体的に色が暗く、下の方にはスマホの影が写ってしまっています。
影が入らないようにしようと思うと照明が当たって線の色が飛んだり、カメラの角度が変わって歪んだりしてしまうわけです。

▽つづいてCam Scanner使用。
f:id:yoshimamo:20161128210154j:plain

いかがでしょう。
下地は均等な白色になり、必要な線がはっきりくっきりしてスッキリとした線画になりました。
若干の歪みも修正しています。

使い方

基本

まずはアプリをダウンロードし、起動。
するとこんな画面が出ます。

f:id:yoshimamo:20161128210146p:plain

番号順に

  1. カメラ
  2. カメラロールからインポート
  3. フォルダ
  4. 検索
  5. 表示方法の変更
  6. 並び替え
  7. 選択

となっています。

カメラアプリで撮影したものを取り込んで補正することも出来るのですが、今回は基本である撮影と補正の両方をCamScannerで行う方法をご紹介します。

まずは先ほどの画像の①、カメラマークのボタンをタップしてカメラを起動します。

f:id:yoshimamo:20161128210147j:plain

撮影画面は他のカメラアプリと同じ感じですね。連写もできるようです。
矢印で指しているボタンでシャッターを切って撮影。

すると角度などを調整する画面になります。

f:id:yoshimamo:20161128210148j:plain

今回はイラストが若干縦に傾いて撮れてしまったのでちょっといじります。
水平に撮影できていればそのまま進んでOK。

イラストを囲っている緑色の線の上に半透明な〇があるのが見えますでしょうか。
この〇を動かして歪みを直します。
基本的には〇と〇の間を短くするほど大きく、長くするほど小さくなります。
うーん、説明がむずかしい。
こればっかりは自分で動かさないと感覚が掴めないので、いろいろ試していただきたいです。
画面下、真ん中二つのアイコンで画像の向きを変えることができます。

いい感じになったら画面右下のチェックマークをタップすると、補正した絵が出てきます。

f:id:yoshimamo:20161128210149j:plain

歪みが直っていないと思ったら画面左上「上へ」で補正前に戻してやり直すことができます。

画面下部にある「白黒」や「グレー」などの項目は、明るさやコントラストを変えることができます。
フィルターに似たようなものかな。
いろいろタップしてみてちょうど良いものを選びましょう。

今回は線画だったのでシンプルに白黒で。
シャーペンやカラーイラストなら鮮明化、増強・鮮明化などが良いのではないかと思います(^^)

尚、明るさやコントラストの調整は画面一番下、右から2番目のボタンをタップしても行うことができます。細かく調整したい人はこちらを使った方が良いかもしれません。

出来たら画面の一番下、右端のチェックマークを押して保存して出来上がり!
最初の画面に戻ると新しいフォルダが作成され、その中に撮影・補正したイラストが保存されています。

カメラロールへコピーする

イラストはCamScanner内に保存されているため、転送したりSNSにアップするためにはスマホ(iPhone)のカメラロールにコピーしなければいけません。

最初の画面からイラストのあるフォルダをタップすると、そこに保存されているファイル(イラスト)が表示されます。

f:id:yoshimamo:20161128210150j:plain

フォルダ内のイラストを一括でコピーしたい場合は上記画像の右下「もっと」というボタンから「アルバムへ」という項目を選択すると、カメラロールへコピーされます。

フォルダ内のイラストを1つだけコピーしたい場合はそのイラストをタップし、同じく表示される「もっと」から「アルバムへ」を選択します。

フォルダ内のいくつかのイラストをコピーしたい場合は
「選択」→イラストを選択→「もっと」→「アルバムへ」
という手順でコピーすることができます。

ファイル(フォルダ)の削除

イラストをカメラロールにコピーしたら、アプリ内のイラストは削除しても問題ありません。
フォルダを開いて「選択」から消したいイラストを選択し、画面下部にある「削除」ボタンを押して削除することができます。

f:id:yoshimamo:20161128210153j:plain

フォルダごと削除する場合は起動後最初の画面でチェックマークのボタン(冒頭画像⑧)をタップし、削除したいフォルダを選択して同じく画面下部の「削除」ボタンを押します。

綺麗に取り込むポイント

まず、余分な線は極力消しておくこと。

普段はシャーペンでザッザッと書いたものを取り込むことが多いのですが、線が濃かったり薄かったりするので正しい線をあまりうまく判別してくれません。
しっかり消しゴムをかけていないと消した跡がくっきり写ることも^^;

今回使用したイラストはシャーペンで下書き後、ペンで清書したものです。
なるべく主線と紙の色の差をはっきりとさせると綺麗に補正してくれます。
影も濃いと主線と捉えられてくっきり写ってしまいます。
歪みや傾きはあとから補正できるので、影にならないことを優先させたほうが良いかと思います。

カラーも紙との色の差が強い方が補正しやすいような。
他のカメラアプリでもそうですが、薄い色鉛筆はあまり色が出ませんでした^^;

まとめ

以上、スマホアプリ「Cam Scanner」について書いてきました。

このアプリで線画を綺麗に取り込めば、あとはibisペイントなどで色を塗るだけでデジタルのカラーイラストが作れちゃいますよ♪

関連記事:スマホで絵を描くなら「ibis(アイビス)ペイント」がオススメ!

スマホでイラストを描くハードルが下がって使いやすくなるのではないでしょうか。
アナログイラストを綺麗に撮りたい!という方はぜひ一度お試しあれ(^^)