ライブをする側がとてつもない体力・気力を使っていることは想像できますが、それを見ている私たちもかなりカロリーを消費しているのではないでしょうか。
もちろんジャンルによりますが、ポップスやライブハウスで行うライブは2~3時間立ちっぱなしで、声出して、手を叩いて…
思えば意外と運動していますよね。
これをダイエットに活かせれば、楽しく痩せられるんじゃない?
と考察するのが今日の記事でございます。
ライブの消費カロリーで痩せられるの?
かくいう私もライブが好きで、年に数回ほど観に行っています。
気持ち的には毎週・毎月でも行きたいくらいで(笑)
ライブでの運動といえば、
- 立つ
- 拍手・手拍子
- 身体を揺らす
- 声を出す
- 腕を振る(ペンライトを振る)
この5つが主だと思います。
立つことの消費カロリーは1時間あたり70~80kcalと言われているので、ライブ1回で150~200kcal前後といったところでしょうか。
また以前見た文献によると、こまめに身体を動かす(揺らす)ことで1時間20kcalほど消費されるそうです。
2時間半で50kcal。
他3つの運動に関してはデータが見つかりませんでしたが、瞬間の動きを繰り返すという点から、カロリー消費というより筋トレ効果の方が強いのかもしれません。
声を出せばお腹の肉を、手拍子や腕振りは二の腕が疲れますから、その部分が鍛えられているということですよね。
頭の上で手拍子すると腕が死ぬ!(笑)
ということで、200kcal+50kcal=250kcalの有酸素運動と筋トレを同時に行っていることになります。
筋肉が鍛えられれば脂肪燃焼量も増えるので、週1ペースでライブハウスに通われるような方には少しダイエット効果が期待できるのではないかと思います。
月1回、年数回では…
普段の運動の補助としてやらないよりマシ、という程度ですね(゜-゜)あんなに疲れるのに!(良い意味で)
ライブで効果的にカロリー消費するポイント
やらないよりマシ、なレベルのライブダイエットですが、その中で少しでも効果を上げられたら嬉しいですよね。
その方法を、以下より4つほどご紹介します。
代謝を上げるストレッチをする
ライブ当日の朝、またはライブ前にストレッチをして代謝を上げておけば、消費カロリーもアップします。
特に背中は褐色脂肪細胞(※)が多く、肩甲骨を動かすストレッチをしておきましょう。
※…脂肪を熱に分解する組織
ドローイング
腹筋を鍛えるドローイングは立ったまま簡単にできて、周りからもバレないのでおすすめです。
やり方は以下のとおり。
- 息を吐きながらお腹を極限までへこませる
- 呼吸をしながら1の状態をキープする
曲のはじめにへこませて、曲中キープ、終わったら力を抜く、などとしても良いですね。
ただし当日ぶっつけ本番でやると、しんどくてステージに集中できませんのでご注意を(笑)
器具なしでいつでもできるトレーニングなので、普段からドローイングを習慣化させておきましょう!
膝を曲げて立つ
見た目にはわからない程度に膝を曲げて立つことで、もも裏やお尻の筋肉、腹筋などに力が入り、軽い筋トレ効果が期待できます。
長時間のスタンディングによる腰痛の予防にもなりますので、ぜひ取り入れてみてください(^^)
ライブ後にたんぱく質を摂る
「運動後は30分以内にたんぱく質!」と聞いたことはないでしょうか?
ライブでカロリーや栄養を消費したあとの身体は飢えています。
そこに筋肉を作るために必要なたんぱく質を入れてあげることで、筋肉量の増加につながり、普段の代謝もアップして痩せやすい身体をつくることにつながるんです。
30分は難しいかもしれませんが、プロテインバーを終演後に食べたり、打ち上げで居酒屋に行ったら枝豆や焼き鳥を食べるなど、少しだけ気をつかってみてはいかがでしょうか。
楽しくシェイプアップ?
まとめると、
- ライブ参戦自体の消費カロリーはウォーキング程度
- ダイエットというよりシェイプアップできそう
という感じですね。
ダイエット効果アップ方法として
- ライブ前のストレッチ
- 終演後のたんぱく質摂取
は簡単なので、ぜひ取り入れて楽しさとカロリー消費を両立していただけたらと思います( ̄▽ ̄)