毛玉ができた、
ちょっとヨレた、
好みに合わなくなった…
お出かけ用の服だったものが古くなってしまった。
でも破れていないから部屋着や普段着など二軍の服として着よう、という方は多いと思います。
もったいないですもんね。
物を大事にするって大切なことです。
でも、そんな二軍の服がタンスにどんどん溜まってはいないでしょうか?
ハッキリ言わせていただきます。
その中で3年間着ていない服は、捨てましょう。
二軍の服は少しでいい。
前提として、家が広くて収納場所がたくさんある方・二軍服にまみれていたい方はこの先を読む必要はありません。
今日の記事では
「服が増えて困っているけど捨てる勇気がない…」
という方の背中を少しでも押せたらいいなと思っています。
「偉そうに」と思われるかもしれませんが、私もつい先日まで二軍の服を溜めこむ人間でした。
捨てられない気持ちはよくわかります。
好きなデザインだけど毛玉がすごいとか、
買ったものの着心地がイマイチなものとか、
もったいなくて保管してあるんですよね。
破れるまではと思って自宅で着ているんですが、ひとつ穴があくより一軍(お出かけ着)から二軍に落ちるスピードの方が早い!( ̄▽ ̄;)
特にTシャツはものによって数回着ただけで首まわりがすぐ伸びてしまって。
もったいないから着るじゃないですか。
着ているうちにまた増えていく、という(笑)
結局、もともと部屋着として買ったものを除いてタンスの3分の1くらいは二軍服で埋まっていました。
でもだんだんと新しく買った服がタンスに入らなくなってきて、しぶしぶ整理をはじめたんですが…
そのとき、整頓のプロとして有名なこんまりさん(近藤麻里恵さん)が昔テレビで言っていたことを思い出したんです。
「着ない服にスペースを割いていることがもったいない。」
(正確な言葉は忘れてしまいましたが、同じ意味です。)
結局着るものは決まっている。
あらためてタンスの中を見てみると、二軍に下ろした服は多くても実際に着ているものはごく一部しかない、ということに気づきました。
結局、枚数が多いと着きれないんです。
オシャレな人は知りませんが、部屋着となるとデザインなどは気にしません。
自然と着心地がいいものを選ぶようになります。
トップスは化繊より綿100%のTシャツが良いし、首まわりが伸びて広くなったものは寒いから着られない。
そして着心地のいいものを洗濯したままその辺に放っておいて、片付けないうちにまたとって着る、というサイクルを2~3枚で繰り返し…(超ズボラ)
出かけるときは一軍の服を着ますから、二軍の服を着る時間自体も少ないのでそれで間に合っちゃうんですよね。
そうなると、もう他の服は着なくなってしまいます。
文字どおりタンスの肥やしというか、完全にお荷物です(^^;)
キツい言い方をしますが、お荷物にもったいないもなにもありません。
潔く手放して、新しい服に席を譲ってあげましょう。
1シーズン2~3枚あれば十分
では何枚くらい残しておくべきか、という話になりますが。
冒頭で書いたように3年以内に着たかどうかを目安にすると良いと思います。
ボロボロでも頻繁に着ているなら残す、一度も着ていなければ5年10年経っても着る可能性は低いので処分する、など。
自分の場合は20枚ちょっとあった二軍服が、最終的に
- 半袖3枚
- 長袖2枚
- スウェット2枚
- 羽織りもの2枚
と半分以下になりました。
スペースにして衣装ケース半分ってところですね。
処分の基準を少し厳しくして、破れていなくても劣化がひどいものは捨てると決めましょう。
また新品の服は、フリーマーケットやネットの買取サービスに出せば誰かがまた着てくれますし、少しのお小遣いも入りますよ♪
お気に入りの服はリメイクしよう!
「気に入っていたから手放したくない…」という服は、綺麗であればリメイクして別物として使うのもアリ。
私はサイズが合わなくなったスカートの生地で、ペンケースやポーチを作ったりもしました。
Tシャツなどボタンがついていないトップスはエコバッグがオススメです。
参照記事:増えていくライブTシャツやタオルをどう普段づかいするか考える。内、「バッグや巾着袋にする」の項
生地が綺麗ならシュシュやリボンバレッタなどにしても良いでしょう。
今からの時期はフリース、コーデュロイ生地が良さそうですね(^^)
参照リンク:
・簡単☆リボンバレッタ♪の作り方|その他|ファッション小物|ハンドメイド、手作り作品の作り方ならアトリエ
・シュシュの作り方 | 【ココリボン】 ヘアゴム・ヘアアクセサリー・リボンの作り方♪
二軍入りしないようケアも大切
お気に入りの服に関しては、二軍入りしないよう買ったときから扱いに気をつけることも大事です。
シミや汚れは漂泊する、毛玉はこまめに取る、
ニットであれば縮んだらスチームアイロンで伸ばすなどしましょう。
また服を選ぶ段階でも、なるべく劣化しにくそうな服を選びたいものですね。
ナイロンやポリエステルが多いものは毛玉になりやすいので綿混のものを選ぶ、Tシャツは首まわりが伸びにくい縦の溝が深いものを選ぶなど、素材に注目してみましょう。
参照記事:襟元が伸びるTシャツと伸びにくいTシャツ見分け方。ポイントは縦の溝!
まとめ 空いたスペースに新しい服を入れよう!
まだ着られる服を手放すのはもったいないですよね。
でも着ない服のためにスペースを取っていることはもっともったいないことです。
二軍の服が溜まって困っている方は、衣替えの季節を機に一度整理してみてはいかがでしょうか?